笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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いまさらレッドカーペット

2010年08月03日 | テレビ
爆笑レッドカーペットが
先週の日曜日で最終回をむかえ
これからは
特番として
放送されるとのこと。

最終回
ランキング形式でいままでのネタを
紹介する
ってんで
見なくても…
と一瞬思いましたが、
いままで
スペシャルで放送された
特別コーナーが
毎回秀逸の出来であったことを思い出し、
何か起こるかも
と期待して録画しました。

結果、
期待を簡単に超えるだけの
ドキュメント映像です。

いままで
ゴー☆ジャスの両親へ芸人カミングアウト
いとうあさこのお見合い
ゆってぃの…
だめだ、飲み会で超新塾の声の高い子が面白かったことしか覚えてない。
などなど
ありましたが、
今回は
「筋肉芸人の筋肉は本物なのか」
を検証するため
筋肉芸人たちが過酷な自衛隊訓練に挑戦。
というやつでした。

すばらしかった。
泣き笑いです。
さんまさんだったか
笑いは
緊張と緩和である
とおっしゃっていましたが、
まさに見本のようなVTRでした。

緊張は
はっきりいって
極限だと思います。

厳しすぎる
実践訓練を
雨の降る中、
実行する筋肉芸人たち。
ワッキー
品庄・庄司
ザブングル加藤
なかやまきんに君
テンゲンの子
サバンナ八木。
など…。
とばしていたら
ごめんなさい。
が、ご出演でした。
とにかく
教官たちが怖いんです。
演技とは思えない。
たぶん日常繰り返し行っているルーティーンワークなのでしょう。
ほんとうに御苦労さまです。
戦争を想定してのものなのでしょうから、あたりまえなんですね。
平和がほんとにいいよ。笑うことが許されるんだもん。

あ、話がそれました。

最初に
返事は
「レンジャー」
と答えること
と言われ、
ひとりひとり
「レンジャー!」
といわされ、
最後の順番のきんに君が
ふりつきで
「れん、じゃ!」
とやると、
「ふざけるな!」
と一括、
「全員、腕立て用意!」
です。
ひとりでも乱れると、全員連帯責任で
腕立てさせられます。
時には、地上1cmで止められます。
できないものは、罵倒されます。
きんに君、それ以来まったく前にでてこなくなりました。

雨の中
腕立てをする芸人たちの映像に
渋いナレーションが
「最後はオチと教わっていた」
と。

最初はきんに君でしたが、
途中からは
ザブングル加藤さんが大活躍でした。
ぴりぴりした空気のなか
格闘訓練で
「くやしいです!」
をやってしまい、
腕立て。
受け身をやらされ
みんなゴミのように
ポーンと飛ばされ
なぜかもう一度志願し、
一回目よりも豪快にとばされる。
泣き顔がやばい。
など。

すごい。

最後のメニューとして、
さんざんトレーニングをしたあとで
マラソンをし、
掛声が
仲間を想うという意味の
胸が熱くなるようなもので
ジーン
としているなか
またもや
加藤さんの顔
もう走れない
と泣く。

さらに
すべてのメニューが終了し
鬼教官からお褒めの言葉があり、
みんなに感動が広がるなか、
自衛隊に入隊したいか聞かれ
加藤「お前の下は絶対に嫌じゃ!」

吐き捨て
教官「全員、腕立て用意!」
で終わりました。

きれいなオチ。

ひさびさに
お腹がよじれました。
加藤さんの空気の壊し加減が
この
嫌でも感情移入してしまう過酷な訓練と
あいまって
感動を深めました。

今田さんがVTRあけに
今もう泣きそうってときに
「あいつが!」
と加藤さんが台無しにするとの発言。
ここで、も一度、手を叩いて爆笑です。

筋肉芸人って
ほんとにそれだけで
とくに
デブほど笑いは生まれないし、
イマイチなんだろう
って思っていたんですけど、
今回わかったことは
生きていて
無駄なことなどひとつもない。
ってことです。
あ、笑いを取ることに関してね。
絶対、使わなそうなことでも
時として
笑いが起こる何かの役に立つ。
勉強やマニアックな知識だけじゃないぞ。
と。
スポーツや格闘をしてきたひとっていうのは
抑圧された環境で鍛錬を重ねてきたわけで、
その精神力がなきゃ
この訓練を最後までやり通すことなんて
到底不可能だと思います。
やり通したからこそ、
これだけ面白いものが生まれたわけで、
軟弱な体力と精神力では
成立しえない。
本当にこのときこそ
筋肉芸人を大尊敬したのです。
頭ばっかり使っている芸人には
できないことをしたんだもの。

これを企画して
作った人も
えらい。
芸人さんに対する愛情が深い。
笑った。
ありがとう。

あらあら
どうやら長くなりすぎたようです。
それでは
今夜はこのへんで!