笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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エレ片コントライブ・コントの人4の一方的感想

2010年08月05日 | テレビ
このエレ片ライブをつくったひとは
相当頭が切れる。

と思いました。
シリーズもの
ベタ
をちゃんと配置しながらも
面白いと思ったものをちゃんと表現し、
観客の期待にこたえるだけには
とどまらない。

演じたひとびとも
プロであり、
その力量が
いかんなく発揮されている。

もともとラジオでのユニットということもあり、
くくりがあるもので
ふだん作っているものとは
違うベクトルで
作成されているはずなのに、
しっくり
行くようにちゃんと構成されている。

これをつくったひとは
こういった舞台経験が何度もあり、
ニーズを把握でき
なおかつそれを上回る表現力を持っていると思う。


って、やついさんでしょ!

これ作ったのさ。
すごいなー。
才能を見せ付けられました。
このひとは頭脳派です。

ただ
そう見られないように
細心の注意を払っている。

わたしの妄想?

いやいや。
あふれる知性を隠し通せるはずはない。

コントは
すべて
バカ
なんですけどね。

バカを表現するために
ものすごい頭を使っているのがわかる。

それがたぶんやついさんの最大の格好よさで
表だって見せないのが
美学。
だから見ようによっては
格好よさがこぼれおちてしまうのよね。
あんまりみんなに気づかれてしまってはいけないのです。
えー、そんなはずないよー!
っていう人が
8割で十分なんです。
こっそり気づいていればそれでいい。

これだけすごいひとがやっているエレ片なんですから、
本気でそろそろバレそうです。
キングオブコント
やばいです。

内容の感想でいうと、
構成で見せるもの
っていうのは
わりと
みんなに尊敬されがちですけど、
今回は
あまり導入されていなかった気がします。
だので、
DVDよりも
パワーが伝わってくるライブ向きであったかと。

さて、
演じたひとのことを
全然書いてなかった。

コント自体がシンプルなのが多いため
よけいに
その技がひかる感じがしました。

いいのは、
演技に
余白が見えること。
必死でがつがつセリフに行っていないように見える。
あくまでも
見える。
自然で
見られることに慣れているのか
アドリブにもいつでも対応できる余裕があるところが
相当、好み。
ベテラン臭ですか?
これって。
浅い芸歴では
なかなかお目にかからないかもしれません。
肩の力のぬけ。でしょうか。

ここまで好きになってしまいましたから
もちろん
かなり甘い点数になっているかと
存じますが、

ハードルを
いっちばん上にしても

この
コントライブの
1回目のDVD
「コントの人」は
ひとにお勧めできます。

え!
まだ見ていない!?

今すぐ
駅前TSUTAYAさんに
走ってください。

知名度なんて
くそくらえ!

って思いますから。
あら、
悪い口が暴言を。

では
また明日。