DTのキックペダル、すごくリーチが短くて、エンジン掛けるの大変なんです。これ、125Rも同じキックペダルでしたが、125Rはセルフスタータが標準装備なのでキックペダルは非常用だったから良かったのですが、200Rはセルフスタータなんか付いてません。この短いキックペダルを右足に力を入れて、何回もキックしないといけませんし、時には踏み外したりして物凄い勢いで跳ね返ってきて、右足を直撃して泣きたくなります(笑)。
リーチを計ってみたら、ピボット部分から7センチほどしかありません。そりゃあ、短いわ。
そんなこともあろうかと?TZR125を売却する前にキックペダルの長さを計っておいたのです!見るからに、リーチが長いですね。こちらはエンジン掛けるのに軽い踏力で良かったので、楽チンでした。
ほら、計ったら11センチもある!
もう、高校の時の物理の授業なんかスッカリ忘れてしまったので慣性モーメントの方程式なんか思い出せませんが、とにかくリーチがあった方が力が掛かるのは明白です。
そこで!画像処理ソフトで、DTとTZRのキックペダルを合成してみました。こんなにも、長さが違います。
DTの方は、単にフレーム形状に合わせてリーチの短いキックペダルを採用しているだけのようなので、おそらく収まりに関することを無視すれば、流用はできそうです。ただ、キックペダルの先端がリアブレーキのリザーバタンクの位置に来ているので、すんなり収まらないことは、想像するにかたくないです。あと、フットレストのリターンスプリングも外さないと、たぶんキックする時に豪快に当たります。
1回、やってみる価値はアルカポネ。