函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

国民の命を粗末にする政治

2011年07月17日 05時26分43秒 | 政治
福島県産の肉用牛から放射性セシウムが検出されている問題。
遅ればせながら政治劇場では、肉の出荷を制限する方針を固めた。
原子力災害対策特別措置法に基づき、同県内の全ての肉用牛を対象とする。

首相が19日以降、福島県の佐藤雄平知事にこんな指示するらしいが・・・。
そんなものは、指示しなくて結構・・・牛肉は、誰も食べなくなる。
牛も酪農家も、肉の出荷業者、販売業者、そして消費者。
国民不在の政治ごっこのおかげで、みんな被害者である・・・。

汚染の正しい情報を伝えないで、放射能汚染食物の不安を風評被害で一蹴する政治。
国民を守る施策を何一つしない、できない政治って何だ?
原発事故の対応は、恥じらいもなく地方自治体や電力会社に丸投げする政治。

今回発覚した肉用牛の汚染は、氷山の一角・・・。
そしてまた放射能汚染は、肉用牛に限るはずは絶対にない。
これからも食物汚染が拡大するのは必至の情勢である・・・。

放射線汚染の食物を口にしての体内被曝・・・怖い、怖過ぎる。
ひょっとして私たちは、民族浄化されている?との錯覚にも陥る・・・。
あぁ、それなのにそれなのに、政治屋たちが演じるクソ暑い真夏の「国盗り物語」。

翻弄される国民は、節電強要と暑さで疲労困憊!こんな憎たらしいことはない・・・。
そんな国民を尻目に、グルメ大好き缶ちゃんは、牛肉レストランへ激走中。
もう、牛肉は食べれないと言うのに・・・よだれを垂らす缶ちゃん、モウ・・・。

国民の命を粗末にする政治には、悔しさで一杯、いっぱい、イッパイ。
真夏の猛暑日に、こんな与太話で憂さ晴らしする団塊オヤジ。
ハートは熱くなり過ぎて、オーバーヒートぎみである・・・。
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楽屋の裏を覗く

2011年07月16日 04時21分14秒 | 政治
今日は、楽屋の裏側をウオッチングしてみたい・・・。

暴言を吐き過ぎて、わずか9日間で辞任した復興担当相。
入院してもニュースになるほど偉い政治屋らしい・・・。
ご丁寧なことにニュース記事では、命に別条はないという注釈付きである。

このお方は、東日本大震災の被災地の復興を巡り、こんな発言をしていた。
知恵を出さないところは、助けない・・・。
そして入院の理由は、「疲労」とか、軽い「そう」とかいう話。
仕事をしない政治屋は、助けなくても結構でない?・・・。

暴言・失言続きで頭の中が、メルトダウンしていなければいいが・・・。
ストレステストの話題も盛り上がっているさなかである。
ついでにこの方も、ストレステストをしてはいかが?・・・。

一方、東日本大震災直後、首相の遊覧飛行?が初動を遅れさせた・・・。
その結果、原発の大災害を誘引したとして国会で追及される首相。
そんな追及何するものぞ!あの手この手のしどろもどろ逃げ切り作戦・・・。

13日には、「原発に依存しない社会を目指すべきだと考えるに至った」と語る始末。
計画的、段階的に原発依存度を下げる・・・。
将来は、原発がなくてもやっていける社会を実現する・・・。

でもねぇ~、二枚舌の男が総理大臣であること自体が問題。
国民にとっては、最大不幸の社会が実現したのである・・・。

そこに来て論文を発表して吠えまくる参議院議長・・・。
国難なのに延命で汲々とする首相を辞任させることこそ民主党の責任!
衆議院で内閣不信任決議、参議院で首相問責決議の両案を同時に提出。
即時退陣を実現すべきだ!と主張する恒例の政局ごっこ・・・。

世論調査では、次期衆院選で民主党を選ぶとした回答は、過去最低の10%。
この数字が意味するところは、とても重要なのだが・・・。
彼らの思いは、別なところにある・・・政治屋自身の暮らしを守ることが一番!
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ボディブローが効き始めた

2011年07月15日 04時41分39秒 | オヤジのつぶやき
放射能の被害が、拡大の様相を呈し始めた・・・。
ボクシングに例えれば、ボディブローが効き始めてきたということか・・・。

福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛から放射性セシウムを検出。
そのため、この牛肉流通の自治体では、学校給食に牛肉を使用は自粛。
しかし飲食店では、既に客に提供されていたことも判明。

流通先は、11都道府県に拡大・・・やばいなぁ~。
行政は消費者に冷静な対応を呼びかけるが、中身の薄い指導・・・。

周辺農家などは、汚染牛を出荷した農家に対して同情的・・・。
周囲が避難する中で、何とか頑張ろうとしていた。
福島の畜産業を立て直すために頑張っている仲間・・・責めることはできない。

メディアは、「やむを得ない嘘」が招いた影響は大きいとするが・・・。
放射能に汚染された牛肉を食べて、コロッと逝くかも知れない。
それを「止むをえない嘘」とは、何たる言い方だろう・・・。

そしてまた14日には、福島県がこんな発表をした・・・。
県下の農家が、4月から7月にかけて肉牛42頭を出荷していた。
それも高濃度の放射性セシウム汚染の稲わらを食べていた牛である。 

厚生労働省と言えば、こんなあんばいである。
福島原発事故後、日本国民が摂取した食品から受ける放射線量。
その増加推計値を初めて公表した・・・。

3~6月の4カ月間では全年齢平均で0.034ミリシーベルト。
平成12年2月までの1年間では、0.106ミリシーベルト。
通常時に食品を摂って年間に被ばくする量は、0.4ミリシーベルト。
それより25%増える計算・・・しかし危険性は、相当小さいとする・・・。

一方、千葉県柏市では、市内の清掃工場で発生した焼却灰。
これから、1kg当たり7万ベクレルを超える放射性セシウムを検出した。
そのため、灰の埋め立てを6月末から中止、約2カ月で灰の保管スペースがなくなる。
結果、一般家庭等の可燃ごみの受け入れが不可能になると予想。

福島原発の作業員は、限度を超えた被爆が相次いでいる。
100ミリシーベルトを浴びても大丈夫とする根拠も曖昧・・・。
そんな中で、緊急時の上限250ミリシーベルトを超える被爆者も出た。

人畜ともに、放射性物質の体内被曝が深刻な事態なのに、呑気な政治風景。
無責任な政治判断は、国民をどれだけ痛めつければ気が済むのだろうか・・・。
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またもやタバコ増税構想

2011年07月14日 05時25分28秒 | 暮らし
昨年の10月に、タバコの大幅増税をしたというのに・・・。
またまた値上げの構想が、頭を持ち上げる・・・。
永田劇場が、大震災の復興財源として、タバコ税の引き上げを検討中。

菅首相の諮問機関である「東日本大震災復興構想会議」の提言。
それを受けて、所得税、消費税、法人税を増税して復興財源を賄う方針とか。
しかし、大幅な増税には強い反発が予想される・・・。

そのため、比較的反発を受けにくいタバコ増税を検討対象に加えた・・・。
構想では、タバコ1箱当たり最大50円程度の増税。
増収分を全額、復興財源に充てる案らしく、来年度から実施したい意向。

どんぶり勘定では、1箱50円増税すれば、年間2,000億円の増収を見込む。
昨年10月に1本あたり3.5円増税・・・1箱当たり平均で100円超の値上げ。
またしてもタバコの増税・・・愛煙家は随分と舐められたものである。

この際、怒りを込めて禁煙に挑戦するのも悪くはない。
タバコ離れが、一層加速するのは間違いない・・・。
そうであれば国民の健康を考えて、もっと増税した方がよさそうである。

早期復興を願うのであれば、タバコ1個は2千円ほどでいかが?・・・。
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首相の違法献金疑惑

2011年07月13日 05時09分49秒 | 政治
菅首相の違法献金問題が、やにわに騒がしくなってきた。
東京地検が捜査を開始・・・違法献金をした人物K氏を聴取する展開。
「菅降ろし」なにするものぞ心意気も、ここに来て萎んでしまった感である。

政治家が、外国人から寄付を受けることは禁じられている。
それなのに首相は、在日韓国人から109万円の献金受領という疑惑。
「週刊朝日」(3月11日発売)がスクープ、朝日新聞も3月11日にトップ記事。
ところがその日に大震災が起きてしまい、ウヤムヤになってしまったらしい。

しかしその後に市民団体が、この違法献金問題を刑事告発。
とうとう東京地検が、本格捜査に動き出したという流れのようだ。
そして7日の参院予算委では、自民党議員が首相の虚偽答弁を暴露。

これまで首相は、こんな答弁をしていたらしい。
3月11日の新聞報道で、初めて在日韓国人だと知った。
3月14日に献金を返した・・・。

ところが自民党議員は、こうやり返した・・・。
3月10日に神奈川県下で、あなたのスタッフがこっそり返した・・・。
その瞬間、さすがの首相も真っ青になったとか・・・慌てぶりが目に浮かぶ。

献金を返したのが、3月10日と3月14日では、決定的な違いがある。
K氏を外国人と知っていて献金を受けていれば、違反となるが・・・。
想像すれば、ことの真相はこうであろうか・・・。

事前に外国人だと知っていて献金を受け取った・・・。
しかしメディアからの取材攻勢で大慌て、3月10日に献金を返した。
さすれば、返却日を3月14日とする小細工も納得できる・・・。

K氏の供述がターニングポイント、大きな分岐点になるようだ。
首相は自分の国籍を知っていた、と検察に話していたら・・・。
完全にアウト、絶体絶命の厳しい局面である。

「政治とカネ」が再燃し始めた永田劇場・・・。
毎度のことながら、国会喚問でゴタゴタし始めるのだろう・・・。
かくして原発被災者は、おいてけぼりといういつもの展開である。
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コンピューター監視法案

2011年07月12日 06時20分33秒 | 治安
本日も2題目の投稿である・・・。

こんな法案を成立させる政治って、何だ!
週刊紙で4ページにわたっての記事は、ショッキングなタイトル。
成立間近!!民主党の「コンピューター監視法案」で俺たちのメールが警察にのぞき見される!!

いわゆる「コンピューター監視法案」・・・これを週刊プレイボーイが大きく取り上げた。
要は、コンピューターに関する捜査権限を大幅に拡大する法律である。
東日本大震災で大変だというのに、どさくさに紛れての快挙?・・・。

通信の秘密を侵す恐れがあり、日本弁護士連合会が慎重な審議を求めていた。
民主党内にも根強い反対のあった問題法案だと言うが・・・。
それがどうしたことか、東日本大震災が発生した3月11日の午前中に閣議決定。

4月1日には、国会に提出され、5月25日に衆議院法務委員会で審議入り。
3日間、合計わずか6時間の審議時間。
こんな重要法案を、わずか6時間の審議とは・・・おやおや。
政治屋が、気楽な商売であるのも頷ける・・・。

衆院本会議でそのまま可決され、現在、参議院で審議中だそうな。
大震災や福島原発事故、内閣の不信任決議案騒ぎ等の最中にまもなく成立。
大願成就は目の前、さぞかし警察官僚は、ほくそ笑んでいることだろう・・・。

サイバーテロなどの犯罪から社会を保護することを目的とした「サイバー犯罪条約」。
これが2001年に欧州評議会で採択され、日本も署名した。
そして、この条約を批准するためには、次のような法律整備の必要がある。

「コンピューターウイルス作成罪」の新設。
コンピューターデータを保全・差し押さえする権限を捜査機関に与える等など。
そこで登場したのが、今回のコンピューター監視法案というわけらしい。

放射能の次に襲ってきたのは、権力の暴走ならぬ激走?である。
詳細を知りたければ、週刊プレイボーイを書店で買い求めて下さいな。
それにしても放射能は怖いが、権力機関にメールをのぞき見られるのも怖い・・・。

本当におかしな世の中になってしまったものである・・・。
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体内被曝の牛に思う

2011年07月12日 05時18分26秒 | オヤジのつぶやき
いよいよ体内被曝した牛の登場である・・・。

福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛11頭。
暫定規制値(1kg当たり500ベクレル)を3~6倍上回る放射性セシウムを検出。
あわてた県は、解体処理される肉牛全頭に放射性物質検査を導入する方針とか。

同じ農家が出荷した肉牛6頭が、5~6月に東京食肉市場を経由して流通している。
慌てた東京都なども追跡調査を始めたようだが、こちらは既に消費者が費消済み?
遅ればせながら今回の問題を受け、南相馬市は市外への牛移動の自粛を決定。

遅い、おそい・・・対応が遅すぎる福島県と食肉業界。
全頭検査で、福島牛の安全性を証明してほしい、との強い要望もあるようだが・・・。
当面は、原発事故後に始めたサンプリング調査の個体数を増やす方針だけ。

県内の肉牛農家は約4,300戸で、頭数は約2万8,000頭。
ところが検査に使用する放射能検出器は、県内に6台しかないのだとか。
おまけに、増やすにしても1台2~3,000万円と高価。
そんな予算面も壁となって全頭検査に、頭を悩ます自治体である・・・。

県は今回の11頭が、出荷前の6月26日に実施した体表面検査では異状なしとする。
今後は、餌や水など飼育環境に問題がなかったかを調査する・・・。
行政のスローモーな対応には、歯ぎしりしきり。
仮免許の菅ドライバーは、もっとスピードを出せないのだろうか・・・。

放射能に汚染された地域で牛を飼育・出荷すること自体が、クレージーだ。
成体のまま出荷されたのでは、消費者は防ぎようがない。
かくして放射能の2次・3次被害は、拡大の一途を辿る・・・。

米・野菜駄目、魚貝類だめ、牛肉ダメ・・・豚肉は?馬肉は?
食べるものがなくなる現実には、参ったマイッタ・・・。
と言うことで豚馬(トンマ)な政治には、与太話とグチが一番お似合い?
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注意したいブログ記事

2011年07月11日 04時46分14秒 | オヤジのつぶやき
本日、2題目の投稿・・・。

私のブログを訪問してくれる方からのコメントがあったが・・・。
7月7日の「宗教ビジネスの世界」と題した内容への指摘である。
タイトルは「残念です。」・・・原文のまま、紹介する・・・。

いつも楽しみに拝見しております。
花屋を営む者ですが、消費者の皆様に誤解される文面を見て、コメントさせて頂きます。
昔の人は との注釈がありますが、前後の文章を鑑みましても、現在でも引き続きとの印象を感じさせる文章かと思います。

北海道新聞にも花の市場での取引金額が出ております。
小売店での金額を比べて頂ければ、おのずと利益率もおわかりになるかと思います。
その利益率が高いか低いかは皆様の判断にお任せしますが・・・。
後を継ぐものが少ない業界である事をお知らせ致します。

「花八層倍、薬九層倍、お寺の坊主は丸儲け」・・・。
花屋は仕入れ値の8倍、薬屋は9倍の利益、坊主は元手なしで丸儲けということ。
この部分の指摘であることは、間違いない・・・。

何気なく書いた記事でも、受け止め方は各人各様。
間違っていなければ、この花屋さんからのコメントと思われる・・・。
単刀直入に指摘してくれたことには、素直に感謝したい。

と言うことで、ブログへの投稿は、今まで以上により慎重を心掛けるつもりである。
そのうちに永田劇場や警察からの指摘やお叱り・・・。
そんな想定外?なことが、起こるかも知れない・・・心しよう・・・。
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サンマとストレス

2011年07月11日 04時41分45秒 | 政治
北海道東部の太平洋沖でサンマ流し網漁が解禁。
早朝から50隻以上の漁船が入港で大賑わい・・・。
釧路市漁協によると、昨年の初日の水揚げ量の10倍以上だとか。

初水揚げされたサンマは、さっそく競りにかけられて・・・。
市場は、初物の秋刀魚を求める買い物客でごった返す盛況ぶり。
漁協は、「量は去年よりも多く、出だしは好調」とご満悦。

原発から漏れた放射能混じりの汚染水は、太平洋に大量流出。
放射能で汚れた海で捕れた秋刀魚は、当然に放射能汚染?
秋刀魚は食いたし、放射能は怖し、命は惜しい・・・本当に食べて大丈夫かなぁ。

劇場では、庶民のささやかなサンマの心配を尻目に、こんな言葉遊び。
首相が、「安全宣言」を突然に覆してしまい、方針が変わった。
全国の原発でストレステスト(耐性検査)を実施する・・・。

独自の基準を定めて、これをクリアすることが原発の再稼働の条件になる・・・。
官房副長官は、原発のストレステストをこう補足説明・・・フムフム。
ストレステストとは、システムに通常以上の負荷をかけて正常に動作するか。
つまり隠れた欠陥がないかを調べるリスク管理手法を言うらしい。

それにしてもコロコロ変わる政府の方針・・・何をやっているのかねぇ~。
やることなすことが、めちゃくちゃの感がするのだが・・・。
そんなテストは、首相の頭に負荷をかけて、正常に作動するか試した方がいい。

言葉遊びにかまける政治には、期待するものは何もなし。
団塊オヤジは、旬のサンマが食べたいだけなのだが・・・。
誰か、私のストレスを解消してくれまヘンか・・・。
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やっぱり、不処分

2011年07月10日 05時36分34秒 | 治安
今年3月、「ハイテク化のカンペ」と「少年事件審判」をブログに書いた。

大学入試問題が、インターネットの質問サイトに投稿された事件のことである。
7月7日、偽計業務妨害の疑いで逮捕した少年の処分が決まった。
予想通り、山形家裁は「不処分」を決定である・・・。

山形家裁の裁判官は、不処分の理由をこう説明する。
大学に謝罪文を提出するなど深く反省し、母親も積極的に監督していくことを誓っている。
裁判官のしごく当然、健全な判断には、正直なところホッとした。

一方で京都府警は、逮捕理由を社会的反響が大きいとか・・・。
予備校生が、一時的に姿をくらましたことも逮捕理由の一つと前置きし・・・。
カンニング行為で逮捕に踏み切った事態を、こう説明する・・・。

難しい事件。前例がありませんから・・・と、胸を張った京都府警の捜査一課長。
おまけに、逮捕の瞬間に少しほっとしたような表情を見せた、とか。
すごく反省しています。ご迷惑をかけて申し訳ありません・・・。

報道機関には、こんな裏話を紹介する丁寧さ、サービス過剰の京都府警。
しかし私には、その逮捕の必要性や妥当性は、こじつけにしか見えなかった。
逮捕の正当性・妥当性を、ことさらに誇張しているような景色である。

そして勇躍、少年の処遇意見を「保護観察処分」として送致したが・・・。
それは、逮捕したのに「不処分」の処遇意見では、余りにもみっともない・・・。
だから警察はメンツにこだわって、「保護観察処分」の処遇意見で送致した?

しかし、「保護観察処分」を一蹴した審判の展開で、京都府警の威信はまる潰れ。
社会の耳目を集めた大捕物事件であったが、不処分とは・・・おやおや。

ともあれ、少年の人生に大きな汚点を残したことだけは、間違いないが・・・。
カンニング少年は、みせしめ的に逮捕されただけという思いが残り・・・。
実に気の毒なカンニング事件である・・・。

警察には、逮捕権の適正な運用を期待したいが無理な注文?
前例を理由に、これからはカンニング事件で逮捕者続出?
そんな暴挙だけは、絶対に勘弁願いたい・・・。

前例のない難しい事件といえば、福島原発事故が目の前に立ちはだかっている。
しかしこちらは、未だに電力会社への捜索も出来ずに、立ち往生で右往左往。
本気で捜査するのか、できるのか・・・まったく霧の中。

前例のない事件・事故もイロイロという風情である・・・。
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原発の攻防戦

2011年07月09日 01時44分24秒 | オヤジのつぶやき
ドイツやイタリア、スイスなどは、脱原発を打ち出す流れが進行する中で・・・。
東京電力の株主総会でも、原発反対の株主が多いという事実が明らかになった。
金よりも人命第一ということに、遅ればせながら気づいた?

もはや原発は、安全とかクリーンという神話は崩壊した感・・・。
そして大事故が起きれば、復興資金などでウン10兆円が必要となる金食い虫。
と言うことで脱原発問題は、避けて通れない国民的課題としてクローズアップ。

そんな最中に九州電力の八百長メールが発覚して大問題に発展。
玄海原発2、3号機運転再開問題で、県民向けの説明テレビ番組。
子会社に原発再稼働賛成の電子メールを、番組宛に送るよう依頼・・・。
人命よりも金儲け・・・八百長第一主義がはびこる電力会社・・・ずるいなぁ~。

そして劇場と言えば、与野党が首相の袋叩きにお忙しい状態・・・。
民主党執行部とメディアが、合同で菅降ろしに汗する景色。
そんな作戦に負けじと反発し、意地を張って総理の椅子にしがみつく菅首相。

6日の衆院予算委員会で、野党から出た早期退陣要求に対しては・・・。、
満身創痍、刀折れ矢尽きるまで、力の及ぶ限りやるべきことをやっていきたい。
こんな続投への強い決意を改めて表明したが、本当に出来るのか?・・・。

底意は、庶民の暮らしよりグルメ三昧が大事でない?
口から出まかせ、ふざけ過ぎた政治ドラマは、信用するに値しない・・・。
国民の暮らし向上や脱原発?そんなことは、夢のまた夢である・・・。
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甘くて美味しい補助金

2011年07月08日 05時52分59秒 | 暮らし
原発企業が、貧乏な自治体にばら撒くお金について調べてみた。
いわゆる補助金という、甘くて美味しいお金である・・・。

平成23年度の原子力関係予算は、こうらしい。
一般会計では1,169億円、特別会計では3,161億円だとか。
そのうち1,180億円が、電源立地地域対策交付金。

貴重な税金が、原発周辺地域にばら撒かれている現実。
補助金のモデルケースでは、こんなあんばい・・・。

建設費用4,500億円の最新型の原発を誘致すると・・・。
45年にわたって2,455億円が落ちる仕組みだという。
うち、着工から運転開始までの7年間に受け取る額は434億円。

補助金の仕組みを知って、立ちくらみ、目まいを起こしそうである・・・。
酷いねぇ、地震王国の日本が、地球破壊の原発を全国各地に粗製乱造。
原発誘致に躍起となる自治体の本音も、垣間見えてくる・・・。

原発という麻薬の味を知った自治体は、財政が潤って喜びの境地。
そして、2号機・3号機と新しい原子炉を受け入れる訳だ。
原発を受け入れる自治体の気持ちが、良~く分かった・・・フムフム、なるほど。

その愚かさを如実に示してくれたのが、フクシマである・・・。
唯一の被爆国が、フクシマから全世界に放射能を撒き散らした。
実に皮肉な運命であり、気の毒さを通り越して言葉も見当たらない・・・。

原発を受け入れた歴代の自治体の長たちの胸中は、いかばかり?
とりわけフクシマは、ほぞを噛む思いであろう。
過疎地域に金をばら撒いて、危険な原発を押しつける官僚たちは・・・。
こっそりと、ほくそ笑んでいるに違いない・・・。
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宗教ビジネスの世界

2011年07月07日 05時31分01秒 | オヤジのつぶやき
最近、函館で恒例の「無料仏事相談」開催がニュースになった。
身寄りがいないが、お墓はどうしたらいいか?
お布施は、いくらくらいが適当か?など、この相談は中高年に好評らしい。

相談に乗った僧侶のアドバイスの中で、思わず唸ったのがこれ・・・。
子どもに迷惑をかけないよう、生前法名(戒名)を必ずつけてもらうべし!
本当?法名(戒名)によって、どんなご利益があるというのだろうか?

昨年8月15日のブログでも、「宗教行為のお値段」として話題にしたが・・・。
私に言わせれば、この法名(戒名)というのも、実に嘘くさくて曖昧。
お布施や戒名は、僧侶が生活するための収入源以外の何ものでもない。

戒名を重んじる宗教の世界とは言うものの、所詮はビジネスの世界。
国産の最高級車に乗って、颯爽と檀家回りをする僧侶。
一方、格下の見習い坊主級は、軽自動車という厳しい処遇・・・。

そんな現実を見せつけられたら、金儲けの世界以外の何ものでもない。
ウン十万からウン百万円という高額な戒名料を払うが・・・。
果たしてそんな戒名を、あの世に持って行って何になる?

インターネット上では、戒名料って必要か?という話題もあった。
僧侶に反発したからといって、成仏できないこともない・・・。
と言うことで、団塊オヤジも生前戒名を自作・・・「厳正院妙法日雄大居士」。
まぁ、ざっと百万円くらいの戒名料にしておきましょうか?

「花八層倍、薬九層倍、お寺の坊主は丸儲け」・・・。
花屋は仕入れ値の8倍、薬屋は9倍の利益、坊主は元手なしで丸儲けということ。
昔の人は、実にいいことを言ったものである・・・。
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復興相の活躍

2011年07月06日 05時26分05秒 | 政治
連日、国民に対して節電を強要している景色を見ていると・・・。
政治のやることは、何か順序が違うような気がしてならない。

ソ連は国家の総力を挙げて、チェルノブイリの原発事故を10日で収束させた。
日本という国は何もできずに4か月、手も足もでない最悪の状態。
首都から220kmの福島原発では、放射能がじゃじゃ漏れ・・・。
その放射能を数千万人の国民が吸い込む現実。

はたまた、汚染飲食物を口にして体内被曝という深刻な状況。
しかし多くの国民は、危機の自覚も関心もないような雰囲気。
原発事故は、他国の出来ごとのように扱うノー天気な政治の景色である。
指揮官と言えば、都内のグルメ店巡りに超多忙という日々・・・ふざけ過ぎている。

そんな国の復興相は、就任早々トラブルメーカーとして暴れまくる。
首相の退陣について、「一日も早く退陣した方がいい」と表明していた。
6月28日の大臣就任の会見には、サングラス姿で現れるデカい態度。

物議を醸すのが趣味のようなこの男、大臣に就任後に初めて宮城県庁を訪問。
しかし、知事が出迎えなかったことに立腹して、知事を叱責・・・。
この復興相、何様のつもりだろう・・・横柄な態度に腹が立つ。

県は自助努力をせず、国に責任を押しつけている・・・。
県でコンセンサスを得ろよ、そうしないと我々、何もしないぞ・・・。
知恵を出さないやつは助けない・・・。

就任会見では「民主党も自民党も公明党も嫌い」と発言して陳謝。
乱暴な言動の連続で、再び陳謝・・・被災者に不快感を与えてしまった。
恫喝発言は復興計画ぶち壊しの感、そして責任を取って9日足らずで辞任。

政局的な駆け引きと茶番ばかりが目立つ永田劇場である。
そしてこんな政治屋の大活躍で、党の人気は一層落ち込む。
おかげで党の消滅が、現実味を帯びてくるという深刻な事態である・・・。
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特定避難勧奨地点

2011年07月05日 02時33分28秒 | オヤジのつぶやき
福島原発事故の対応を見ていると、何を今更の感がする・・・。
年間の積算放射線量が20ミリ-ベルトを超えるおそれのある場所は・・・。
国が、「特定避難勧奨地点」として避難を支援するとか。

しかし、放射線の影響や支援の内容については、具体的な説明はない。
放射線量は、もともと高かったのだから、早く対応を決めて欲しかった・・・。
こんな声が、住民の間から出るのは、しごく当然である。

事故から3か月以上も被災者を放射能漬けにして・・・。
今頃になって、ようやく「特定避難勧奨地点」を指定する緩いお仕事。
それも汚染が、「面的に広がっていない」という理由で、今回は「住居単位」で指定。

放射線の影響を受けやすい妊婦や子どものいる世帯などに避難を促す・・・。
不公平極まりなく、避難はあくまで住民判断に任せる・・・。
いわゆる自己責任の丸投げである・・・。

どんな健康被害のおそれがあるのか、きめ細かな説明もサポートもない。
今回明らかにされた地点は、原発から33~55Kmも離れた場所であるが・・・。
年間20ミリシーベルトの被曝量を達成するには・・・。
毎時3.2マイクロシーベルト以上浴びる計算となるらしい。

政府の対応は、あまりにも遅過ぎ、お粗末過ぎ、呑気過ぎやしまいか!
さらに福島県内では、内部被爆の検査を求める声も強まっている・・・。
放射性セシウムの土壌汚染は、二本松市内で1㎡あたり30~60万ベクレル。

チェルノブイリ事故では、移住の基準となったのが55.5万ベクレル。
その数値の大きさといい、対応の遅さといい、改めて驚く次第。
おまけに被災者の不安は日々増幅しているのに、政治は極めてスローモー。

一方、菅親方は、被災地の苦労を尻目に夜な夜な美味しさ探し。
一晩で寿司屋、焼肉屋、イタリア料理店と3軒もはしごする健脚ぶり。
何たるチヤ、サンタルチア・・・被災者へ満足な支援もせずにグルメ三昧。

世の中が逆さまに見えて来た・・・。
コメント
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