函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

ハイテク化するカンニング(その2)

2011年03月05日 04時26分08秒 | オヤジのつぶやき
京都大の入試問題漏洩騒ぎ・・・・。
インターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」への投稿で・・・。
情報ツール捜査に精通した京都府警と警視庁。

投稿に使われた携帯電話の契約者を速攻で割り出し。
携帯電話の利用者が、東北在住の京都大学受験生を突き止め。
頑張った末に、19歳の少年を逮捕した・・・。

不正を働いて試験に合格したところで、どうだというのだろう。
そんなことで、これからの人生にどれだけ役立つのだろうか。
大学で学んだところで、今は就職難という壁も立ちはだかる。

大学は経営難のため、低学力でもお客様として歓迎する時代。
金儲け主義の教育界に、一石を投じた形になった・・・。
そして、入試会場での監督態勢の甘さを問う声も出始めている。

大学関係者によると、試験中に自分の講義のテスト採点をしたり・・・。
はたまた、いびきをかいて眠ったりする教授もいるらしい。
試験監督を『雑用』と呼んで、いいかげんにやる教員も多いとか。

さて、少年を逮捕したが、刑事罰を科すのは無理であろう。
かと言って、審判不開始や不処分という軽い処分もできまい。
せいぜい「保護観察処分」と言ったところであろうか。

受験戦争が生んだ悲劇とも見てとれる。
大山鳴動してネズミ1匹の冬景色である・・・。


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カンニング (東山)
2011-03-05 15:40:39
カンニングは古今東西、出題者と受験者とが、手を変え、科を変え攻防を続けてきた不正行為である。その方法は、単純、複雑、巧妙、大胆と多岐にわたり、替え玉受験などと言うのもありました。

 今回の報道過熱振りには、初めから違和感がありました。
言ってみれば出題者の貧しい発想を超えたカンニング手法だっただけの事です。

 ほかの、例えば、単純な手法で見つかった受験生を、マスコミが追い掛け回して、警察が逮捕するでしょうか・・・?

カンニングは、不正であり、そのことを容認するつもりはありません。
たとえ、カンニングで合格しても、人生をカンニングで過ごせるわけではありません。
いつか、自分の身に降りかかる事です。

 分別くさい評論家がお決まりの解かった様な事をいってますが、大騒ぎするような事とは、とても思えません。

 インターネット、携帯、IT機器、周辺環境が、激しく変遷している現代において,受験管理をする側の杜撰、呑気、無能等が露呈しただけの話です。

 受験生はたった一度の気の迷いだったのでしょう。この事で、受験生の人生を傷つける社会であってはならないと思います。

 それにしても、相変わらずマスコミ・愚かな大人たちの稚拙さには、言葉を失います。

 つける薬を開発したら、売れるでしょうね???。
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