函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

復興相の活躍

2011年07月06日 05時26分05秒 | 政治
連日、国民に対して節電を強要している景色を見ていると・・・。
政治のやることは、何か順序が違うような気がしてならない。

ソ連は国家の総力を挙げて、チェルノブイリの原発事故を10日で収束させた。
日本という国は何もできずに4か月、手も足もでない最悪の状態。
首都から220kmの福島原発では、放射能がじゃじゃ漏れ・・・。
その放射能を数千万人の国民が吸い込む現実。

はたまた、汚染飲食物を口にして体内被曝という深刻な状況。
しかし多くの国民は、危機の自覚も関心もないような雰囲気。
原発事故は、他国の出来ごとのように扱うノー天気な政治の景色である。
指揮官と言えば、都内のグルメ店巡りに超多忙という日々・・・ふざけ過ぎている。

そんな国の復興相は、就任早々トラブルメーカーとして暴れまくる。
首相の退陣について、「一日も早く退陣した方がいい」と表明していた。
6月28日の大臣就任の会見には、サングラス姿で現れるデカい態度。

物議を醸すのが趣味のようなこの男、大臣に就任後に初めて宮城県庁を訪問。
しかし、知事が出迎えなかったことに立腹して、知事を叱責・・・。
この復興相、何様のつもりだろう・・・横柄な態度に腹が立つ。

県は自助努力をせず、国に責任を押しつけている・・・。
県でコンセンサスを得ろよ、そうしないと我々、何もしないぞ・・・。
知恵を出さないやつは助けない・・・。

就任会見では「民主党も自民党も公明党も嫌い」と発言して陳謝。
乱暴な言動の連続で、再び陳謝・・・被災者に不快感を与えてしまった。
恫喝発言は復興計画ぶち壊しの感、そして責任を取って9日足らずで辞任。

政局的な駆け引きと茶番ばかりが目立つ永田劇場である。
そしてこんな政治屋の大活躍で、党の人気は一層落ち込む。
おかげで党の消滅が、現実味を帯びてくるという深刻な事態である・・・。

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