函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

特定避難勧奨地点

2011年07月05日 02時33分28秒 | オヤジのつぶやき
福島原発事故の対応を見ていると、何を今更の感がする・・・。
年間の積算放射線量が20ミリ-ベルトを超えるおそれのある場所は・・・。
国が、「特定避難勧奨地点」として避難を支援するとか。

しかし、放射線の影響や支援の内容については、具体的な説明はない。
放射線量は、もともと高かったのだから、早く対応を決めて欲しかった・・・。
こんな声が、住民の間から出るのは、しごく当然である。

事故から3か月以上も被災者を放射能漬けにして・・・。
今頃になって、ようやく「特定避難勧奨地点」を指定する緩いお仕事。
それも汚染が、「面的に広がっていない」という理由で、今回は「住居単位」で指定。

放射線の影響を受けやすい妊婦や子どものいる世帯などに避難を促す・・・。
不公平極まりなく、避難はあくまで住民判断に任せる・・・。
いわゆる自己責任の丸投げである・・・。

どんな健康被害のおそれがあるのか、きめ細かな説明もサポートもない。
今回明らかにされた地点は、原発から33~55Kmも離れた場所であるが・・・。
年間20ミリシーベルトの被曝量を達成するには・・・。
毎時3.2マイクロシーベルト以上浴びる計算となるらしい。

政府の対応は、あまりにも遅過ぎ、お粗末過ぎ、呑気過ぎやしまいか!
さらに福島県内では、内部被爆の検査を求める声も強まっている・・・。
放射性セシウムの土壌汚染は、二本松市内で1㎡あたり30~60万ベクレル。

チェルノブイリ事故では、移住の基準となったのが55.5万ベクレル。
その数値の大きさといい、対応の遅さといい、改めて驚く次第。
おまけに被災者の不安は日々増幅しているのに、政治は極めてスローモー。

一方、菅親方は、被災地の苦労を尻目に夜な夜な美味しさ探し。
一晩で寿司屋、焼肉屋、イタリア料理店と3軒もはしごする健脚ぶり。
何たるチヤ、サンタルチア・・・被災者へ満足な支援もせずにグルメ三昧。

世の中が逆さまに見えて来た・・・。

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