南シナ海、波高し(その2)

ところでこの紛争に関しては、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所は2016年7月に・・・。
中国の独自の境界線「九段線」等の主張を「法的根拠がないとして退けた経緯がある。
だが中国は、この判断を無視続行中だそうな。
埋め立てた人工島に港や滑走路、レーダー施設を建設して実効支配し、軍事拠点化を推進中。

一方、米国も対抗措置として南シナ海に軍艦を派遣。
いわゆる「航行の自由」作戦を繰り返して展開。
こりゃ、米中による力ずくの覇権争いがエスカレートすれば大変なことになるなぁ。

そこに来て米国には、対中国包囲網の一環で・・・。
核兵器が搭載可能な新型中距離ミサイルを、沖縄をはじめ日本に配備する計画があるという。
晋三が残る在任期間中に、突然に発した言葉。

敵基地攻撃能力保有の方向性を示す意向。
憲法の理念をないがしろにする専横ぶりは、極まったと指摘されている。

国同士が無用な軍事的緊張を高めること自体が、嘆かわしいねぇ。
ところで晋三は最近、周囲にこう漏らしたという。
菅ちゃん、外交大丈夫かなぁ？？・・・。

晋三も無責任なことを良く言うねぇ。
責任を取らずに、責任「感」だけは、人一倍強い晋三・・・。