危機管理意識の低さ

内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電によれば・・・。
国際原子力機関（ＩＡＥＡ）が、’０８年に日本原発の耐震基準は時代遅れと指摘。
大規模な地震が発生した場合、深刻な問題が生じると警告していたらしい。

東京で開かれた原子力安全保障に関する主要８カ国（Ｇ８）会合。
ここで当局は、日本の原発耐震指針は過去３５年間で３回の更新のみ。
そのためIAEAが、指針を再調査していると説明したようだ。

そしてまた日本存亡の危機を、民間会社に任せる対応の政府。
そのまずさに気づき、ようやく官邸が直接陣頭指揮を執る態勢。
全てが後手に回る指揮官は、起死回生を狙う？・・・。
そして、党代表代行を官房副長官に起用・・・。

東日本大震災の被災者支援態勢の強化を図る心意気。
皇居では、天皇にお仕事を強いる？認証式・・・。
センゴク官房副長官の認証が、厳かに行われたらしい。

同副長官は、「まずは燃料、食料の物流を改善したい」と語る優等生ぶり。
そして国民には、冷静な行動を呼びかけるが・・・。
計画停電が、病院や交通機関に与える影響を東電側に問い合わせ。

すると、「ご不明な点はカスタマーセンターまで」とのファックスが着信。
「どういうことだ！俺を誰だと思っているんだ！」と激怒したとか。
果たしてそんなに怒るより、最悪の事態を想定して動くべきである。

臨界に到達しそうな原子炉への必死の放水が続く・・・。
何としてでも爆発を押さえて欲しいが・・・。