去年の政治劇場は、想定外の事態が立て続けに登場した1年だった。
そんな文雄座長の迷走・暴走で新年からは、政界が大きく動くらしい。
失うものがないから、何をしでかすかわからない。
文雄座長は今、そんなヤケクソの状態にあるとの噂だ。
支持率低迷なのに、堂々と「増税」を公言。
国民に詫びる素振りもさらさら見えない。
また、疑われた「新型コロナの後遺症」も治ったのか。
やけにサッパリした表情で会見に登場する今日この頃。
それは文雄自身が「退陣」を覚悟し、吹っ切れたからだとか。
5月に地元の広島で開催のG7サミットが花道となりそうだと言う。
自民党の重鎮は、こう語る。
この政権はもう終わるということは、本人が一番良く分かっている。
とは言え、サミット前に総理が代わるのは世界に面目が立たない。
閉幕まで、何とか持てばいいんだが・・・という。
しかし「ポスト岸田」は、まだ霧の中だが・・・。
三流メディアにポスト文雄を予想すれば、こうらしい。
真っ先に名前が挙がる駄馬こと次期総理の最有力候補は、この2人。
デジタル大臣兼内閣府特命担当大臣の河野太郎と自民党幹事長の茂木敏充。
ところで、この二人は似た者同士のようだ。
河野はかつて「政策新人類」と呼ばれ、自民党に居ながら脱原発を主張。
会食では、お茶かコーラしか飲まず、人付き合いが苦手。
一方、茂木は政界一と言われる頭脳の持ち主。
だが他人への接し方が、叱るか脅すかしかない。
茂木ほどの嫌われ者は、政治屋の中では、稀のようだ。
加えて2人とも、所属派閥からの支持がきわめて不安定と来た。
ところで総理総裁が交代とそうなれば、早晩、解散総選挙があるそうな。
かくして、美しい国の親分席の争奪戦は、国民不在のまま盛り上がる次第・・・デスね。