函館産「国際親善大使」

北海道で唯一の国宝と言えばこれ！
中空土偶＝愛称・カックウ（茅空）のことだ。
なんと９～１１月の間、英国に一人旅行する・・・。

ロンドンの大英博物館で開かれる展覧会に出場だ・・・。
英国の日本研究者が、出品を日本側に打診。
文化庁から、中空土偶を所有する函館市に対して依頼・・・。

いやはや、函館近郊の畑から掘り出されたこの土偶。
いまでは注目度は国際級だ・・・エライ！
大変な出世で、国際親善大使にまでのし上がった。

同展では、国内の国宝、重要文化財級の土偶約７０点を展示する計画とか。
カックウは、約３，５００年前の縄文時代後期に作られたと推定されるが・・・。
現存する中空土偶の中では最大という。

貴重な土偶であり、注目度は俄然高まる。
０７年の国宝指定後の展示は少ないようだ。
函館市以外では、昨年７月の北海道洞爺湖サミットだけだったとか。

もっと多くの人に見て貰えばいい・・・。
ロンドンの大英博物館への出展で、函館市の関係者は、中空土偶の期待についてこう語る・・・。
欧州では、日本文化の精神性を象徴する存在と受け止められているようだ。
と言うことでこれを機に、海外での関心の高まりを歓迎したい・・・。

いいねぇ、函館から一人参加するカックウ。
是非とも函館の名前も一緒に売り込んで来て欲しいものだ。
今秋の「函館産土偶・カックウ（茅空）」の大活躍に、市民としての期待も膨らむ！