６つの「た」が重要

自民党の重鎮が、後輩のセンセイたちに訓示した。
訓示の内容は、政治家としての発言時の心得。
6つの「た」が重要と指示・説明。

①『立場』をわきまえること。②『正しい』と思っていることを話す時。
③『多人数の場』で話す時。④『旅先』で話す時。
⑤『他人の批判をする時』⑥『例え話』をする時・・・。

この6つの『た』を、ちょっと一呼吸入れて考えれば・・・。
そうおかしなことは起こらんと思う、とした。

東日本大震災を巡る失言で更迭された前復興担当大臣。
そのチョンボを念頭に置いての訓示らしい。
失言かどうかは、聞く人の立場によって大きく違ってくる。
だから細心の注意を持つように・・・とも付け加える。

でもねぇ～、「た」るんでいる政治屋に・・・。
いくら訓示を「た」れても効果は疑問。
馬耳東風の世界のことだ。

馬の耳に念仏にならなければ良いが、と考え込んでしまう。
それにしても、こんな訓示をしなければならない政治劇場。
美しい国の政治は、耐用年数を超えるほどの劣化。

スクラップ＆ビルドの時期じゃないのかなぁ～。
そんな心配が、あ「た」まを持ち上げて来「た」・・・。