5月5日、私のホームページに「函館市都市開発公社の姿」と題して感じるところを書いた。
同公社の抱える塩漬けの公有地のことだ。
同公社は、今から12年前の1996年(平成8年)に、JR函館駅北東側の土地約6,400平方メートルを取得。
約17億円を投資して取得したこの土地は、有効活用しないまま塩漬け状態になっていた・・・。
公共事業を行う時に必要になる土地の先行取得は、法律の許容範囲。
土地を先行取得するための予算は付かないため、自治体が直接購入することはできない。
そこで、土地開発公社に取得を依頼するという構図になる。
購入の資金は、自治体が保証して銀行等からの借入金、元利の支払いにも多額の税金を投入。
このように張り切って税金を投入して公益施設用地として国鉄清算事業団から購入した。
それなのに、それなのに・・・利用しないでそのまま放置。
今度は、いっちもさっちも行かなくなり、今頃になって・・・。
有識者会議とかいう「函館駅市有地有効活用検討委員会」に、お知恵を拝借するありさま。
7月28日に同委員会から函館市長への答申があったようだが・・・こうらしい。
「にぎわいのあるまちへと再生していく必要がある」・・・云々。
そして売却か、賃貸で民間への提供を提案。
しかし、そんなノンキで緩いことは、言っていられまい。
函館市は、簿価(19億2千万円)で売りたい意向だが、時価推定額は4億7千万円と購入時の4分の1とか。
つまり17億円-4.7億円=12.3億円の損失。
12.3億円プラス元利という多額の税金をドブに捨てたということ。
判断を誤り、市民の血税を紙くず同然にしてしまった。
経営感覚もなく、金もないのに自治体や公社が、背伸びしてマネービルに励むと往々にして、こういう絵を完成させてくれる。
ザルで水をすくうも甚だしい。
恥ずかしいお仕事を、はからずも市民に見せてくれた。
そして、誰も責任を負わない・・・。
自責の文化を持ち合わせない行政の姿は、いつもこうだ。
こんな無責任な行政の姿勢では、賑わいのある街どころか、さびれゆく街に一層の拍車、と言うものだ。
そして結果・・・泣かされるのは、決まって納税者・・・あ~ぁ、あ~ぁ。
もう、庶民が出せるのは、税金ではないでっせ!
出せるのは、タメ息しかありまへんで~・・・。

同公社の抱える塩漬けの公有地のことだ。
同公社は、今から12年前の1996年(平成8年)に、JR函館駅北東側の土地約6,400平方メートルを取得。
約17億円を投資して取得したこの土地は、有効活用しないまま塩漬け状態になっていた・・・。

公共事業を行う時に必要になる土地の先行取得は、法律の許容範囲。
土地を先行取得するための予算は付かないため、自治体が直接購入することはできない。
そこで、土地開発公社に取得を依頼するという構図になる。
購入の資金は、自治体が保証して銀行等からの借入金、元利の支払いにも多額の税金を投入。
このように張り切って税金を投入して公益施設用地として国鉄清算事業団から購入した。

それなのに、それなのに・・・利用しないでそのまま放置。

今度は、いっちもさっちも行かなくなり、今頃になって・・・。
有識者会議とかいう「函館駅市有地有効活用検討委員会」に、お知恵を拝借するありさま。

7月28日に同委員会から函館市長への答申があったようだが・・・こうらしい。
「にぎわいのあるまちへと再生していく必要がある」・・・云々。

そして売却か、賃貸で民間への提供を提案。
しかし、そんなノンキで緩いことは、言っていられまい。
函館市は、簿価(19億2千万円)で売りたい意向だが、時価推定額は4億7千万円と購入時の4分の1とか。

つまり17億円-4.7億円=12.3億円の損失。

12.3億円プラス元利という多額の税金をドブに捨てたということ。
判断を誤り、市民の血税を紙くず同然にしてしまった。

経営感覚もなく、金もないのに自治体や公社が、背伸びしてマネービルに励むと往々にして、こういう絵を完成させてくれる。

ザルで水をすくうも甚だしい。

恥ずかしいお仕事を、はからずも市民に見せてくれた。
そして、誰も責任を負わない・・・。
自責の文化を持ち合わせない行政の姿は、いつもこうだ。

こんな無責任な行政の姿勢では、賑わいのある街どころか、さびれゆく街に一層の拍車、と言うものだ。
そして結果・・・泣かされるのは、決まって納税者・・・あ~ぁ、あ~ぁ。
もう、庶民が出せるのは、税金ではないでっせ!
出せるのは、タメ息しかありまへんで~・・・。
