政治屋の詭弁

岡田副総理が、大臣に就任後初めての記者会見。

担当する社会保障・税一体改革と行政改革で、気分は高揚。
この内閣は、未来に対し極めて大きな責任を負っている・・・。
しっかりと改革の実が上がるよう、努力して行きたい。

うまいねぇ～、努力して行きたい・・・か。
そんな言葉に逃げ込むアヤが、とてもステキ。
野党が、一体改革の協議に難色を示していることに関しては・・・。
これからよく話したい・・・話し合いの道は開けると確信する。

また、衆院議員の定数削減は、こう斬り返して体さばき。
比例で８０（議席）削減とマニフェストに書いたが・・・。
しかし、賛成できない党が圧倒的。
だから各党で話し合い、胸襟を開いて実現して行きたい。

やる気もない、できもしないことを希望的観測で花火を上げる。
しかし最後は、線香花火に辿り着く体たらく・・・。
これも、のらりくらりのドジョウＤＮＡが、為せるワザのようである。

柔軟さを持って、話し合いで取り組む意向・・・。
と、どこまでも楽屋裏の学芸会打ち合わせが、好きな方たちらしい。

一方こちらは、退任になった大臣の負け惜しみの声・・・。
早い話が、役に立たず首になった前防衛相の恨み節。
資質のなさを棚に上げて、官僚主導にはじき出された・・・とする。

自らが防衛問題にド素人、そんな政治屋の軽さをご披露していたが・・・。
所詮、大臣は官僚たちのパペット、操り人形である。
それを忘れて官僚に責任転嫁・・・どこまでも政治屋はずるいなぁ～。