函館発「団塊オヤジの独り言」

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新幹線の函館乗り入れ構想

2023年07月16日 04時33分56秒 | 暮らし

77日の函館市議会予算特別委員会総務分科会。

北海道新幹線の函館駅乗り入れ検討調査費を巡り質疑応答。

出村ゆかり議員(新市政クラブ)が質問。

過去に国土交通省をはじめ関係省庁から・・・。

(乗り入れは)できないと結論が出されている。

わざわざ提案してくるのは、一事不再議に値すると反対を強調。

一方で予算案全体としては、新市政クを含む全会派が賛成の意向。

ところで函館市は、一般会計補正予算案に調査費を計上。

何と税金3,7737,000円を使う計画だ。

市企画部計画推進室新幹線対策担当の課長は、こう答弁。

函館駅乗り入れに関わる技術、運用面の課題を洗い出す。

各調査項目で、実現可否の判断基準を設けるものではない。

客観的視点で調査し、結果が出た後に具体的検討を進める・・・

出村くんは、部局内の検討やJRへの照会で判断可能だとする。

過去に乗り入れが不可能だという結論が出ているとも指摘。

(大泉潤市長による)行政の私物化だと捉えていると述べた。

一方、民主・市民ネットの議員は、苦しい質疑。

新幹線駅と函館駅のアクセス整備に関わり・・・。

1994年に函館市と北海道が交わした確認書と覚書。

更には、札幌延伸に向け2011年に函館市の対応措置の・・・。

函館・小樽間の並行在来線経営分離に同意した過去の経緯。

それらを語り、議会は現駅への乗り入れ断念は一切ないと力説。

市民の大半が、函館活性化の起爆剤になると期待し・・・。

長い間の市民の願いであることは間違いない。

否定は、市民の思いを受け止めていないことになるとした。

でもねぇ、新幹線が乗り入れる場合の事業主体。

これは、JR北海道をだし、JRは絶対やらないようだ。

経営分離に同意した公印押した文書まで存在する。

おまけに新在直通車両は、複電圧対応が必要となる。

結果、通常の新幹線車両より高価格になるのは必至のようだ。

JR北海道が、収益増に繋がらない投資をする ??

やはり函館市長の構想は、無理筋だろうなぁ・・・。


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