忖度しない会計検査院

いいねぇ、安倍に忖度しない会計検査院の姿勢！
もりそば学園への国有地売却問題で、毅然とした態度を取り続ける会計検査院。
改竄した決算文書を検査院に提出した財務省の行為を会計検査院法に違反すると指摘。

会計検査院が、省庁の行状で違反を認定したのは初とか。
同院は、参議院予算委員会の理事懇談会で・・・。
今年3月から実施している追加検査の途中経過を説明。

今後、検査結果がまとまり次第、最終報告を公表するようだ。
佐川前国税庁長官が財務省理財局長時代に廃棄したと説明した交渉記録や改竄前の決算文書。
それが提出されていれば、昨年11月に公表した検査報告の結果も異なるものになったとする。

近畿財務局が、事前にもりそば学園側に提示した貸付料の概算額。
これは財務局が有利な価格で契約を締結することの支障となり、不適切だったと結論付け。
検査時に財務省や国土交通省から交渉記録が提出されなかった点は・・・。
担当職員の懲戒処分を求めるかどうかを検討するとした。

真正でない資料が提出されたり、既に廃棄されたとの説明を受けた交渉記録が存在していたり・・・。
極めて遺憾だとも財務省を批判。
忖度軍団が跳梁跋扈する政治劇場で、腰を引かない会計検査院の姿勢は極めて好感が持てるねぇ。

でもねぇ、会計検査院のトップが忖度しない景色では・・・。
どこかで安倍にシッペ返しされるんじゃないのかねぇ？