夢の年金増額

大法螺吹きの安倍に忖度する厚生労働省。
原則65歳からの公的年金の受給開始時期を・・・。
70歳まで遅らせた場合の年金水準の試算を発表した。

夢のような年金額に心は踊るが、眉唾ものだな。
夫婦2人のモデル世帯(2014年度)の場合、70歳まで働き・・・。
年金の受け取りも70歳まで遅らせる。

すると月33万1,000円となる。
60歳で仕事を辞めて65歳から受け取る月218,000円よりも・・・。
最大10万円以上増えるそうな。

月と言っても2か月のこと・・・。
いつ受給を開始しても平均寿命までの受給総額は変わらない設計と言う。
しかし現在、利用者は全体の約1%止まり。

安倍の忖度チームは、継続雇用年齢を現行の65歳から70歳に引き上げたい考え。
年金の受給開始時期も70歳以降も選択できるよう検討中。
早い話、安倍の頭の中は、高齢になっても働け！
年金の受給開始も遅らせた方がお得よ！・・・そんな狙いがミエミエ。

女性就業率が7割となり、65歳以上の単独世帯も女性が男性を上回っている現実がある。
と言うことで、厚生労働省の甘言に引っかからないように注意したいものである。

明日ありと思う心の仇桜、夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは・・・だな。
人生は明日どうなるかさえ定かでない、はかないものだという教え。
高齢者が明日ぽっくり逝ったって、安倍は知らぬ半兵衛デスね・・・。