函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

裏金記事とメディア

2009年01月24日 06時32分37秒 | 不正
準大手ゼネコンによる裏金事件が騒がしい。
捜査する東京地検特捜部の活躍が、連日華々しく報道される。
企業の上層部幹部を、外国為替管理法違反で続々逮捕・・・。

ところで裏金と言えば、警察や検察が、裏金問題のパイオニアか?
捜査機関の裏金不正は、どう処理したか・・・。
「私的流用がなかった」とかいう、訳の分からないロジックを展開。

手の込んだ言い訳で、国民を煙に巻いて逃げた?
確かに、民間企業の倫理欠如も今に始まったことではない。
海外にプールした裏金を無届けで国内に持ち込む・・・ほめられたことではない。

そして会社ぐるみで不正に走る体質は、捜査機関と似たり寄ったり・・・。
おまけにこの企業は、過去にも、贈賄容疑などの不祥事を起こしていた。
「現金支出は徹底してチェックできる体制にしたい」と語っていたらしい・・・。

その反省と教訓を生かさず・・・どこも同じだな~。
ところでここにきて、メディアは俄然威勢が良くなる・・・。
今回の記事を拾い読みすれば、こうだ。

この企業は、海外の建設工事の経費水増しなどで10億円以上の裏金を捻出した。
これほどの裏金が、一体何に使われたのか。
特捜部には、使途の全容を暴いてもらいたい。

受注工作の見返りに裏金提供の慣行が続いているとすれば、許されることではない。
公共工事では、政官業の腐敗につながる。
業界全体が、一刻も早く「裏金体質」を一掃すべきだ。

これまで警察や検察の裏金不正に対するメディアの追及姿勢はどうだった?
追及途中から腰砕けとなり、国民の期待には応えなかった・・・。
国や都道府県の裏金不正追及も、同じ様に尻切れトンボだった。

それなのに、民間企業の裏金追及となれば、急に元気印になるのは何故だ!
マスゴミと揶揄されないように、骨のある記事配信に期待したいのだが・・・。
メディアの底意が、見え隠れするような・・・。

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