豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2018年09月21日 09時36分41秒 | 日記
 ( Vol 2364 ) 自民党総裁選結果から 安倍総理が 述べた言葉には 事実を述べて 真実を隠す という安倍流の話術がある


事実を述べれば それは 真実か

いや そうではない

事実を挙げるとき すべてを明らかにすれば 真実となるが

一部だけ 挙げることは それは 真実とはならない



安倍総理は 前回の自民党総裁選の時よりも 党員党友からの支持が増えた ということを 述べた

調べてみると

前回 2012年自民党総裁選には 5人の立候補者がいた

半数取れず 安倍氏と石破氏との決戦の 国会議員による投票だった

2012年のとき 安倍総理は 87票 石破氏は 161票 その他の候補の合計は 48票 

今回は  安倍氏と石破氏の2名が立候補 前回とは 党員党友の獲得数の比較はできない

党員党友の票405票の内 安倍総理は 224票 獲得率は55.3%

辛うじて 過半数の支持を得た ということである

前回より伸びた というのと やっと過半数支持を得た という表現では 違ってくる

今回の得票数と前回の得票数を 比較して 言うことに無理がある

それを 前回よりも 支持を得たと 単純に解釈する というのは トリックであり 聞くものに対して 真実を述べていない


このような 取り上げ方は 国会でも 常套手段として やってきた

一部の事実を述べ 自分の都合の良い方に 誘導する


安倍総理は 聞いている人を 煙に巻くのが 上手いようだ


このようでは 国民から 信頼を得ないのではないか


事実を述べても 真実を述べなければ それは 嘘と同じになる


事実を述べると同時に 真実を述べる という姿勢をもってほしいものである
 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三つれづれ日記

2018年09月21日 07時49分36秒 | 日記
 ( Vol 2363 ) 俳優 樹木希林氏の死亡から 見えてくる 死生観を考えさせられる

高齢化社会到来 65歳以上の人口が 3500万人を越え 70歳以上は 2500万人を越える までになった

高齢化社会は 死を意識する年代が 増えてくるということにもなる

終活 という言葉が流行っているのも うなずける


そうした中では 癌を患いながらも 自分の生き方を最後まで貫いた と報道していた

そして 連日のように いろいろな方向から取り上げていた

これは 樹木希林氏の生き方に 見習うべきものがある ということなのだろう

好景気においては 死という ことをあまり意識していなかったのではないか

しかし 景気低迷の中 リタイヤした高齢者は 生活事態に不安を抱きはじめた


そして 核家族という構造が 究極の場面をもたらしている

金と老後 そして 介護 という 大きな問題が上がってきたのではないか


いかに 家族に迷惑をかけず 自分の人生を 自分らしく終えることができるか

という ことを考える 人たちが増えてきた ということではないか


そうした中 樹木希林氏の 死亡報道は 死生観について もう一度考えさせるという きっかけをつくったのではないか


生き方は それぞれ 

これといった 正解の生き方はない


それが 分かっても 何らかの 回答を求めるのが人間


核家族化の社会における 高齢化社会になったからこそ どう生き どう死ぬか

終活 ということが 注目される ことになっている


人生どう生きるか


大事なのは 自分は どう生きるのかということを考える ことが必要なのではないか


自分の人生に どう責任を持つか ということではないか






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする