豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2018年09月29日 09時07分24秒 | 日記
 ( Vol 2369 ) ふるさと納税返礼品に対する 野田氏の 発言は 政権の政策の失態を隠す ものである

そもそも ふるさと納税は なんで生まれたか

そこには 地方の財政力をどうするか

政府の地方に対する 財政的な援助は 大都市自治体による 税金の配分に対する 不公平であるという 強い発言が 発端である

自民党政権は 支持を得るために 哲学のない その場しのぎの政策をしてきた

政権にとって 支持をを考えたとき 都合の悪い政策は バッサリと切る


その原因が 政権側にあるのに 自治体にある という論理を展開

それが 過度の返礼品 批判 締め付け発言 


自治体の財政は 住民税 事業所税 地方交付金が主である 足りない分は地方債により 補っている

経済力の弱小な 自治体は 大都会の自治体と 財政力について 差が埋まらない


そのために 政権は 地方自治体の財政力を 補うために 原発の設置による政府からの助成
 事業所の誘致奨励工業団地奨励 といことをやってきた 

しかし 日本経済の低迷により 数々の政策は 成果をあげられずにある

そこで 出されたのが ふるさと納税 である

ふるさと再生の 起死回生の案であったはずである


国家財政を 使わず 地方再生 地方自治体の財政力をつけることができる

てを汚さずにできる

安易な考え方から ふるさと納税 ははじまっている


そもそも 地方自治体は 民間が利益をあげるような商売はできない

いざ 財政力をつけるとなると 地元の企業に頼るしかない というのが 現状である


ところが 合法的に 地方自治体が財政力をつけることを ふるさと納税によって 可能にした


それは 政権にとっても 地方自治の体力をつける という意味で 万々歳

ところが 喜んでいられなくなった

大都会の自治体から 入ってくるはずの税金が 減っていると 強い批判を 政権に 不満をぶっつけてきた

これには 政権も 耐えられなくなった


そして 今回の 野田総務大臣のふるさと納税 過度な返礼品をそている 自治体の公表 過度な返礼品の抑制 発言 に至った


報道を見る限り 報道は 過度な返礼品に対する批判 焦点を当てているが 焦点が違う

報道は 政権の地方自治の再生政策が おかしい ということを追求すべきではないか


政府が 地方自治体の再生に対して 政策がお手上げ状態であると認めて

ふるさと再生のためには ふるさと納税の 自治体の戦略を 放任する くらいの 度量があってもいいのではないか


野田氏の ふるさと納税 返礼品 批判は 安部政権の 中央集権の強化 独裁政治 地方分権からの逆行 のように 映る


地方分権から 逆行する 発言 

それでは 困る








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