豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年06月08日 10時37分43秒 | 日記
 ( Vol 265 ) 豊かな 暮らし とは どんな暮らしか 
豊かな暮らし これは 漠然としている

普通の暮らし と似ている

豊かという言葉の 中に 隠されているモノがある


なに不自由なく 心穏やかに 暮らせる

これが 一般的

しかし そうでない場合もある

ある特定の 部分だけを捉える 場合である

その特定な部分は 時代 暮らす家庭のレベル で違ってくる


より快適さを求めて 生活環境の 改革

人間が 集団社会 を するようになってから ずっと 追いかけてきた

そうした中 いろいろな 発明がなされた

ダイナマイトも その例

ダイナマイトは 仕事上の軽減から 発明された

しかし あまりにも威力がすごいので 武力の一つとして使われる

まるで 目的外の 使用

しかし この使用には 豊かな生活への 欲望が 絡んでいる

この武力への転用が 多くの悲劇を生んだ


いま 話題の原子力発電は ダイナマイトと 生い立ちが異なる

まず 原爆の開発からはじまっている

今も 開発が進められている

その威力 被害の大きさは 周知のごとく

しかし その恐ろしさをあざ笑う


原爆は 日本が 唯一の被爆国


後に 原子力の平和利用ができないかと 転用が行われた

これは 核拡散防止の 抑制という行動から

まだ 原子力を 完全に制御できない 中での 見切り発車

その背景には 大きなエネルギーを 生むと同時に 経済的に大きな利益を生む

と 考えた

原子力発電所の 普及は 世界中に広まった

その先駆けが 原爆保有国 の 売り込み

どれだけの 富を 生んだことだろうか

電力会社は 魔法の 発電機のように 飛びついた

いまも その姿勢は 変わらない

電力の 多消費社会にあって 不可欠なものとなった


原子力発電によって 生活が 豊かになると 信じてやまない

これが現状


問題を抱えながら 豊かさには 必要と 考えた


しかし 事故は起きた

チェルノブイリ スリーマイル と起き

これらは 人為的ミス として置き換え

原子力そのものは 安全なモノとして 宣伝


特に深刻にさせてしまったのは 福島の原子力発電所の事故

これで 原子力発電所の 安全神話は 崩れてしまった


豊かさを 追いかけるとは 大きな事故を 招くこともある


豊かさとは  なにか 

ここで 立ち止まって 考えても良いのではないか

現代社会は 景気減速の中 貧富の格差が 広がっている

これも 豊かさを 追いかけた結果である

豊かさとは ・・・・・・

一個人に向けられた 言葉か

それとも 社会全体に向けられた 言葉か



過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 264 電力供給という大義名分に 原子力発電所事故の 重大さを 認識しない 関係者 
Vol 263 保安院の 言動 理解に苦しむ 
Vol 262 NHKの朝のドラマ 梅ちゃん先生には 置いてきてしまったココロがある 
Vol 261 与野党 衆参逆転のねじれ国会運営 の 問題解消には 与野党の協力が 必要
Vol 260 民間人の 閣僚への 登用は 是か非か
Vol 259 国の機関による企業への 指導 事故調査 指針は 企業からの独立性を持て
Vol 258 知的財産を使用するモノは 知的財産権の尊重をせよ
Vol 257 世界の国 人々に ヒト 一人の価値は 同じ意識を求む 
Vol 256 政府の態度は 国民に対しての責任感がない 
Vol 255 失敗から 学ぶ姿勢 が 次のステップへと導く
Vol 254 生活保護に関する報道の 影響Vol 253 発言することが 生活環境を変える 
Vol 252 東京電力を 破綻処理し 整理清算を 考えても良いのではないか 
Vol 251 人間 ほど オモシロイ モノはない 
Vol 250 大義名分が 判断を 狂わせる 
Vol 249 国の危機管理意識の 強化と 範囲拡大を
Vol 248 報道の力は 両刃の剣
Vol 247 国を良くするためには 頻繁に政権交代を
Vol 246 なぜ 不正受給 が 横行するのか 
Vol 245 改革してこそ 前進がある 
Vol 244 挨拶が 仲直りの 入り口
Vol 243 国民不在の 国会では 困る 早急に 決定を 
Vol 242 電力会社の 企業用 家庭用の 電力利益割合に 思う
Vol 241 インターネットを 活用しよう 
Vol 240 「 注意する 」 環境をつくれ 
Vol 239 王族の存在の 廃止を考える 
Vol 238 なぜ ヒトは 好きになったり 嫌いになったりするのか 
Vol 237 家庭は 安らげる場所か
Vol 236 国を越えたすべての係争は 国連の機構 機能で 裁定を 提唱する
Vol 235 夫婦は 他人である 
Vol 234 電力会社の 独占的存在状態は 自由市場経済から ほど遠い
Vol 233 昨日 沖縄復帰 40年式典に 首相経験者が訪れ 釈明 
    それは 信用を得るには ほど遠い
Vol 232 東京電力の扱いは 国の管理下に置くべき 
Vol 231 企業は 若者の 雇用促進の 対策をとれ  
Vol 230 東京電力による 電気料金の 値上げは 日本の経済に 大きな影響を与える
Vol 229 長期展望の 目標を示してこそ 光が見える 
Vol 228 ごはんの 支度をするのが いや と思ったら それは 愛情が 薄れた兆し 
Vol 227 小沢氏の処遇において 民主党の 勇み足を感じる
Vol 232 今日 沖縄復帰 40年 報道に 思う
Vol 226 なぜ 「気を遣いたくない」 というのか 思うのか 
Vol 225 「自分さえ良ければ」 から 「みんなも」へ
Vol 224 気遣ってこそ うまくつきあえる 
Vol 223 すべての原子力発電所の 42年ぶりの停止 に思う
Vol 222 高齢者の 山岳遭難に 思う
Vol 221 現憲法を 廃止し 国民の手で 新たな憲法を 考えよ
Vol 220 コミュニケーション は 言うことからはじまる 
Vol 219 ヒトは 自分にとって 都合が悪いことを 隠す 見て見ぬふりをする 言わない 
Vol 218 便利さに 慣れ  潜んでいる危険を 忘れる
Vol 217 欲望が 生態系を 変えてきた 

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豊前善三のつれづれ日記

2012年06月08日 06時06分49秒 | 日記
 ( Vol 264 ) 電力供給という大義名分に 原子力発電所事故の 重大さを 認識しない 関係者 
ここのところ 電力供給のことに 関する話題が 多く報道されている

しかし その原因者である 関係者は まるで 原子力発電所の事故が なかったかのような 振る舞い

まだ 原子力発電所の 事故は終わっていない

事故の 重みが 感じられないのか

電力供給に 意識がいって 事故の 責任が感じられない

原子力発電所の事故は 当事者にとって どのような捉え方をしているのか

疑問でならない

電力会社 原発推進関係者は 電力供給 という 大義名分を掲げ 

まだ 原子力発電への 依存を 求めている

また 指導する側の 国の委員も 事故を他人事のように 考えている

事故は 不可抗力であったかのような 捉え方のように見受けられる


事故は 原子力発電を 推進してきた すべての関係者に 責任を 問われている

責任というものが 感じられない


事故の恐ろしさよりも 原子力発電の推進の 意義 を 重く強く思っている

その思いが 事故の重大さを 軽視している

原子力発電の 技術を 絶やしてはならない という 考えが見受けられる

その気持ちが 前面に出すぎている

研究と 事故 とは 別

研究は 研究

事故は 事故


問題は 研究段階と 現実稼働によるモノとは 社会的に違う

現実稼働は 大きな影響を 及ぼす

今回の事故が 物語っている

この事故の 経験を 活かす努力が 求められている


電力供給 という 大義名分 だけでは 解決できない

人間の 命が かかっている

地球の 命が かかっている

この 事の大きさを 考え 行動してもらいたい

大気汚染の 問題解消に 原子力発電がある といういい訳は 通用しない

大気汚染解消よりも もっと 大きな問題 放射能汚染


我々の世代は 未来に責任を 持つ義務がある


一時期を 乗り越えるために 安易に 行動すべきではない

今回の事故による 犠牲者に対して 責任を 果たしてこそ 前進がある

関係者は 責任を果たし 被害者に その意思を示す 必要がある


原子力発電を 推進している 関係者は 責任感を 持て

この責任の 重さを しっかりと受け止めることではないか


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 263 保安院の 言動 理解に苦しむ 
Vol 262 NHKの朝のドラマ 梅ちゃん先生には 置いてきてしまったココロがある 
Vol 261 与野党 衆参逆転のねじれ国会運営 の 問題解消には 与野党の協力が 必要
Vol 260 民間人の 閣僚への 登用は 是か非か
Vol 259 国の機関による企業への 指導 事故調査 指針は 企業からの独立性を持て
Vol 258 知的財産を使用するモノは 知的財産権の尊重をせよ
Vol 257 世界の国 人々に ヒト 一人の価値は 同じ意識を求む 
Vol 256 政府の態度は 国民に対しての責任感がない 
Vol 255 失敗から 学ぶ姿勢 が 次のステップへと導く
Vol 254 生活保護に関する報道の 影響Vol 253 発言することが 生活環境を変える 
Vol 252 東京電力を 破綻処理し 整理清算を 考えても良いのではないか 
Vol 251 人間 ほど オモシロイ モノはない 
Vol 250 大義名分が 判断を 狂わせる 
Vol 249 国の危機管理意識の 強化と 範囲拡大を
Vol 248 報道の力は 両刃の剣
Vol 247 国を良くするためには 頻繁に政権交代を
Vol 246 なぜ 不正受給 が 横行するのか 
Vol 245 改革してこそ 前進がある 
Vol 244 挨拶が 仲直りの 入り口
Vol 243 国民不在の 国会では 困る 早急に 決定を 
Vol 242 電力会社の 企業用 家庭用の 電力利益割合に 思う
Vol 241 インターネットを 活用しよう 
Vol 240 「 注意する 」 環境をつくれ 
Vol 239 王族の存在の 廃止を考える 
Vol 238 なぜ ヒトは 好きになったり 嫌いになったりするのか 
Vol 237 家庭は 安らげる場所か
Vol 236 国を越えたすべての係争は 国連の機構 機能で 裁定を 提唱する
Vol 235 夫婦は 他人である 
Vol 234 電力会社の 独占的存在状態は 自由市場経済から ほど遠い
Vol 233 昨日 沖縄復帰 40年式典に 首相経験者が訪れ 釈明 
    それは 信用を得るには ほど遠い
Vol 232 東京電力の扱いは 国の管理下に置くべき 
Vol 231 企業は 若者の 雇用促進の 対策をとれ  
Vol 230 東京電力による 電気料金の 値上げは 日本の経済に 大きな影響を与える
Vol 229 長期展望の 目標を示してこそ 光が見える 
Vol 228 ごはんの 支度をするのが いや と思ったら それは 愛情が 薄れた兆し 
Vol 227 小沢氏の処遇において 民主党の 勇み足を感じる
Vol 232 今日 沖縄復帰 40年 報道に 思う
Vol 226 なぜ 「気を遣いたくない」 というのか 思うのか 
Vol 225 「自分さえ良ければ」 から 「みんなも」へ
Vol 224 気遣ってこそ うまくつきあえる 
Vol 223 すべての原子力発電所の 42年ぶりの停止 に思う
Vol 222 高齢者の 山岳遭難に 思う
Vol 221 現憲法を 廃止し 国民の手で 新たな憲法を 考えよ
Vol 220 コミュニケーション は 言うことからはじまる 
Vol 219 ヒトは 自分にとって 都合が悪いことを 隠す 見て見ぬふりをする 言わない 
Vol 218 便利さに 慣れ  潜んでいる危険を 忘れる
Vol 217 欲望が 生態系を 変えてきた 
Vol 216 「ご迷惑をお掛けします」 と菓子折を持って 挨拶したら そこから 相手へ     の 気遣いが はじまる
Vol 215 原子力発電所事故は 人々に 心的外傷後ストレス障害を 起こさせた 
Vol 214 高速バス事故は 労働者の処遇の 象徴 
Vol 213 時代 時代で 常識・教育が 変わる 
Vol 212 現代型うつは 社会が つくってきた 
Vol 211 産業の空洞化を 防ぐのは 大企業の動き 次第
Vol 210 オモシロがる 気持ちを 持ちたい
Vol 209 労働者の 処遇の 悪化が 生じている
Vol 208 相手へ 思いやることが 下手になった 社会
Vol 207「疑わしきは 罰せず」 という言葉の重さ
Vol 206 真実を 曲げることが なぜ横行するのか
Vol 205 欲が あるから 争いになる
Vol 204 失うことに 不安を覚える
Vol 203 訓練は 必要である 
Vol 202 なぜ ヒトを オトシいれるのか 
Vol 201 危機感が 現状を 打開する 
Vol 200 厚生年金の受給年齢の変更により 退職者の生活保障はどうなるのか
Vol 199 なぜ 軍備の増強が なされるのか 
Vol 198 原子力発電事故の 真相は闇の中に葬られるのか 
Vol 197 企業の経営理念に 変更の兆しが 見えてきた 


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