豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年06月28日 07時50分39秒 | 日記
 ( Vol 290)  株主の 社会的責任 が 問われる 時代 

大株主 と 企業は 蜜月の関係

大株主は 企業に 投資に見合う配当を 期待

企業は 大株主に 株主総会での 議決権優位性を 期待

この蜜月の関係を 長年続けてきた

特に 大株主は 社会的責任は 考えてこなかった

しかし 株主も 企業経営に 間接的に 関わっている

株主総会での 議決に対する 発言権

株主は 株主配当 投資的 だけでは 済まない

間接的に 経営に 参加している


企業の責任は 企業経営者 だけではない

株主も 企業と同じように 責任を 負う必要がある


今回の 電力会社の総会は 一部株主から 動議が提出されたが すべて否決

それには 大株主の票 が 関わっている


いままで 企業の株主総会は シャンシャン総会

総会屋対策で 行われてきた

荒れない総会を めざしてきた


しかし いま 総会屋を 排除した今 総会のあり方を 変える必要がある


いま 企業は 社会的責任を 問われている

その中で 株主総会では 社会的責任まで 問う 

株主も 社会的責任を 自覚して 総会に臨んでほしい

単なる 蜜月の関係で 企業側に 賛同するのは いかがなものか


大株主の 責任は 重い


大株主は 社会への 影響を 考える必要を 求められる 時代に入ったのではないか


電力会社の 答弁は 詭弁に終始


真摯な対応ではない

総会をする前から 結論は決まっていた

だから 安心して 詭弁を多用


まるで 御用会議


これでは 総会を する必要がない

なんのために 総会を するのか


決まっているから ただ形だけやる

これでは困る


今までのやり方が 不自然な形ではなかったか

そこに 気がついていない 企業経営者 大株主


大株主は すべてのヒトに 顔が 見えるように 発言すべきである

企業に 一任では 困る

発言し 賛同した 理由を 述べ 責任を 感じること が必要

企業側も 理由を 真摯な態度で 隠さず 話す姿勢が 求められる

詭弁で その場を しのごうとするのは いかがなものか

社会的地位 信頼を受けている という 立場の人間は 

すべてのヒトに対する 模範

模範的な立場のヒトが 詭弁を 多用するのは 無責任である

これからの 株主総会は すべての顔 が 見えるようにする必要がある

また 資料も 開示する必要がある


企業経営 株主 それぞれの 社会的 責任を意識 していく時代  自覚して ほしい


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 289小沢議員の行動は 日本の 新しい兆しか 
Vol 288 自治体が株を保有している企業 への 発言が目立つようになった
これは 何を 意味するのか
Vol 287 すべては 時代 社会背景で 変わる 
Vol 286 権利の主張だけでは コミュニケーションは 図れない
Vol 285 議員は 真に 民意を 汲み取っているか 
Vol 284 日本を強くするには 優秀な人々を 日本に 呼び込め
Vol 283 なぜ 地方は 改革できないか 
Vol 282 物質的満足の追求 から ココロの満足の追求へと 変化
Vol 281 東京電力の 懲りない面々
Vol 280 寡黙こそ美徳から 発言こそ美徳へ 意識の転換
Vol 279 議会を 過半数占めることが出なくなった 議会社会
Vol 278 つぎつぎと 国の組織の情報隠蔽 が発覚
Vol 277 大飯原子力発電所 再稼働 決定に 疑問
Vol 276 自然の音は 癒される 
Vol 275 やっと国会の機能が 動き始める 
Vol 274 政治に 政治屋と呼ばれる 玄人はいらない
       求められるのは 国家を考える ヒト 政治に 玄人 素人 はない 
Vol 273 大飯原子力発電所 再稼働についての 首相答弁 に疑問
Vol 272 役所の 消極的対応が 国民の 生活保障を 不安定にする 
Vol 271 東京電力の弁明には 責任回避の意図が 見える 前近代的手法
Vol 270 不便 危機 これは 飛躍の チャンス 
Vol 269 ココロにも ルール がある
Vol 268 企業は 自立せよ 
Vol 267 近隣の 騒音 による 問題を 考える
Vol 266 野田総理の 大飯原発再稼働 宣言 は 危険性を 含む
Vol 265 豊かな 暮らし とは どんな暮らしか 
Vol 264 電力供給という大義名分に 原子力発電所事故の 重大さを 認識しない 関係者 
Vol 263 保安院の 言動 理解に苦しむ 
Vol 262 NHKの朝のドラマ 梅ちゃん先生には 置いてきてしまったココロがある 
Vol 261 与野党 衆参逆転のねじれ国会運営 の 問題解消には 与野党の協力が 必要
Vol 260 民間人の 閣僚への 登用は 是か非か
Vol 259 国の機関による企業への 指導 事故調査 指針は 企業からの独立性を持て
Vol 258 知的財産を使用するモノは 知的財産権の尊重をせよ
Vol 257 世界の国 人々に ヒト 一人の価値は 同じ意識を求む 
Vol 256 政府の態度は 国民に対しての責任感がない 
Vol 255 失敗から 学ぶ姿勢 が 次のステップへと導く
Vol 254 生活保護に関する報道の 影響
Vol 253 発言することが 生活環境を変える 
Vol 252 東京電力を 破綻処理し 整理清算を 考えても良いのではないか 
Vol 251 人間 ほど オモシロイ モノはない 
Vol 250 大義名分が 判断を 狂わせる 
Vol 249 国の危機管理意識の 強化と 範囲拡大を
Vol 248 報道の力は 両刃の剣
Vol 247 国を良くするためには 頻繁に政権交代を
Vol 246 なぜ 不正受給 が 横行するのか 
Vol 245 改革してこそ 前進がある 
Vol 244 挨拶が 仲直りの 入り口
Vol 243 国民不在の 国会では 困る 早急に 決定を 
Vol 242 電力会社の 企業用 家庭用の 電力利益割合に 思う
Vol 241 インターネットを 活用しよう 
Vol 240 「 注意する 」 環境をつくれ 
Vol 239 王族の存在の 廃止を考える 
Vol 238 なぜ ヒトは 好きになったり 嫌いになったりするのか 
Vol 237 家庭は 安らげる場所か
Vol 236 国を越えたすべての係争は 国連の機構 機能で 裁定を 提唱する
Vol 235 夫婦は 他人である 
Vol 234 電力会社の 独占的存在状態は 自由市場経済から ほど遠い
Vol 233 昨日 沖縄復帰 40年式典に 首相経験者が訪れ 釈明 
    それは 信用を得るには ほど遠い
Vol 232 東京電力の扱いは 国の管理下に置くべき 
Vol 231 企業は 若者の 雇用促進の 対策をとれ  
Vol 230 東京電力による 電気料金の 値上げは 日本の経済に 大きな影響を与える
Vol 229 長期展望の 目標を示してこそ 光が見える 
Vol 228 ごはんの 支度をするのが いや と思ったら それは 愛情が 薄れた兆し 
Vol 227 小沢氏の処遇において 民主党の 勇み足を感じる
Vol 232 今日 沖縄復帰 40年 報道に 思う
Vol 226 なぜ 「気を遣いたくない」 というのか 思うのか 
Vol 225 「自分さえ良ければ」 から 「みんなも」へ
Vol 224 気遣ってこそ うまくつきあえる 
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Vol 222 高齢者の 山岳遭難に 思う
Vol 221 現憲法を 廃止し 国民の手で 新たな憲法を 考えよ
Vol 220 コミュニケーション は 言うことからはじまる 
Vol 219 ヒトは 自分にとって 都合が悪いことを 隠す 見て見ぬふりをする 言わない 
Vol 218 便利さに 慣れ  潜んでいる危険を 忘れる
Vol 217 欲望が 生態系を 変えてきた 

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