ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

4がキケン

2012-03-09 | 環境問題
3月9日(金)#1864

1864年、池田屋事件。第一次長州征伐。尊王攘夷派と幕府派との争いが絶えなくなってきてる。



3・11を目の前に、恐怖心を煽るわけではないけど、恐ろしい話を聞いた


福島第一原子力発電所で、ニュースになるのはメルトダウン・メルトスルーしている1~3号機の話。

専門家によると、もちろん予断を許さない事態には変わりないが、とにかく冷却する手段を確保出来れば、これ以上深刻な状況にならないという。

燃料が原子炉の中に閉じ込められてるので、冷えてさえいれば、そう簡単に外には出ない。


4号機は、原子炉本体に燃料は入ってなく、燃料プールに使用済み燃料が入っていた。

だから電源喪失後も比較的冷却がしやすく、事故を起こした4機の中では一番安全みたいな報道が今でも主流だろう。

しかし

実は一番怖いのは、この4号機の使用済み燃料らしい

原子炉建屋が爆発で損傷し、プールがむき出しになっているのだが、それでも今はプールに水が入り、燃料が浸されているので放射能も抑えられている。

だが、原子炉よりも壊れやすいこのプールが、大きな余震や何かの拍子で壊れて冷却水で燃料を浸せなくなった場合、それこそ首都圏も危ないという

つまり、冷やす手段の無くなった使用済み燃料が再び高温になり、原子炉のような鋼鉄のカバーも何も無いから、危険な放射能を大量放出してしまうのだと。

そうなると、今の汚染レベルでは済まない。

首都圏も避難しなくちゃいけないかも知れないんだってよ~


ねっ、恐ろしくね?


東電は、当然ながらその危険は認識しており、4号機のプールの状況など、かなり慎重に監視してはいるらしいけどね。


ちなみに、この4号機から燃料を取り出す際は、普通、建屋内にあるクレーンを使い、プールの中に巨大な容器を沈め、水中で使用済み燃料を容器に移し、それで引き上げるのだという。

しかし今は、プールの中に爆発で落ちたガレキが入ってしまっており、尚且つ建屋の損傷でクレーンも壊れているので、燃料を取り出すことが出来ないのだ。

早く燃料を取り出せればいいんだけど、今の計画だと早くて来年の12月だって…


それまで、みんなで4号機のプールが壊れないように祈るしかないのかなぁ。


結論:ウルトラマンがいればなぁ。

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