ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

貯水率

2014-08-06 | 環境問題
8月6日(水)#2457


ほっじすの好きな「ダム」の話。

今現在、地元の水源である利根川水系の貯水率は、110%ぐらいなので、これからしばらく雨が降らなくても、取水制限などにはならないとは思うが、水は大切なので節水は必要だからね。


高知県で、記録的な豪雨によって大きな被害が起きているが、あんな雨が降ったらダム溢れるんじゃないか?って心配にならないだろうか?


ダムは、夏(7、8、9月の3か月間)になると約25%ぐらい、満水量を減らすんだよ。

これを「夏期制限水位」「洪水期制限水位」といい、台風や夏のスコールのような突然の大雨のために空けておくんだね。

ちなみに、夏期以外の時期は「常時満水位」といい、ダム関係者やマニアは「ジョーマン」と言ったりする

この夏期制限水位を上回ると、放水して元の水位に戻すようにするのだが、その際、当然ながら河川が増水する。

ダム近くの河川では、放水の際にもの凄く危険なぐらい増水するので、サイレンが鳴るようになってたりするんだけどね。

更にその水も、上流のダムから中流の間にあるいくつかのダムで堰き止めながら、河川の水位も調整するわけだ。


なので、滅多なことではダムから水が溢れるなんてことはないんだけど、昨今のようなバカみたいな豪雨に完全に対応出来ない事態も出てくるのではないか?と心配はあるよね~


ダムと管轄する省庁は、国土交通省、経済産業省、農林水産省と各都道府県とあるのだが、それぞれダムの使用目的によって管轄が変わる。

主な目的の灌漑用水(農業などで使う水)の場合は農林水産省、水力発電は経済産業省、洪水対策では国土交通省となるらしいが、これはダムという巨大な公共工事の利権も絡んでるんだと思うよね。

もし、これから先、現在のダムで捌ききれないような雨が降る事態が出てくると、更にダムを作ろうって話になるかも知れない。

あんな豪雨や被害を見ちゃうと、それも仕方ないかと思ってしまうけどね


以上、ちょっとだけ、ダムのウンチクでした。

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