ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

素晴らしき敗戦

2012-09-10 | 野球
9月10日(月)#1991

1991年、多国籍軍によるイラク空爆、湾岸戦争勃発。東京都庁が西新宿の新都庁舎に移転。プロ野球のロッテ球団が千葉移転を発表。



当ブログで、仔1号チームの上部大会での成績を毎週報告させてもらったが、大会が始まる前は「とりあえず大会2日目まで勝ち残れればいいな」と思っていた。

それが3日目の最終日まで残った。

しかも

最終試合、つまり決勝まで残り、一番最後まで試合したチームになった。

ほっじすコーチは子どもたちの頑張りを知ってるから、どこで負けても静かに受けとめようと、このブログにも書いたけど、その受け止めるべき敗戦は最後の最後になった。

結果は準優勝

父兄からも、コーチ陣からも、誰が見ても出来過ぎな準優勝だから立派なもんだ


試合に出発する前、家を出る時に仔1号には「こんなプレッシャーの無い公式戦なんてそうはない。ここまで来ただけで上出来なんだから、思いっきり楽しんでプレーしてこい」と送り出した。

球場に行っても、子どもたちに固さはなく、いい雰囲気だった。


準決勝、いつもの通りミスから先取点を奪われ、中盤までに2点ビハインド

「あ~これまでか~」と何度思ったことか

しかし終盤に追いつき、勝ち越す

最終回、相手に追い詰められたが、何とか粘って逃げ切り、ハラハラの勝利

まっ、この大会通してずっとそんな試合しかしてないんだけどね


銅メダル確定だったが、銀メダル以上が確定


決勝戦は力及ばず破れたが、最後の最後まで相手を苦しめることが出来た。

本当に成長を感じた大会だった。


試合終了後、応援席に向かって挨拶。

負けちゃったのに応援席の方々は身を乗り出して、皆さん笑顔で大拍手してくれた

「よくやった」「よく頑張ったよ

誰もがそう言ってくれた。

ほっじすコーチは、これまでの試合でのどの場面よりも、子どもたちが皆さんに労いを受けたその場面が一番ウルッときちゃった

こんなにも素晴らしい敗戦があるもんなんだ。



表彰式

激闘で力の限りを尽くした証の、汗まみれドロまみれの真っ黒なユニフォームで並ぶ子どもたち。

そこに敗者の涙はなく、みんな清々しい顔をしていた


ほっじすコーチには、金よりも数十倍光って見えた銀メダル。

いいんだ、いいんだ、ここで優勝して達成感を味わってしまうより、次に向けて足りないものがあった方がいい


最終的な目標、悲願の最上部大会1勝に向けて、また頑張ろうぜ


仔1号はこの日は全く打てずまぁ、頑張ったからいいかぁ…


結論:ほっじすコーチは、悲願達成のその時に泣きたいと思います