オレ竜完全試合

11月2日（金）くもり

書かずにはいられない『オレ竜采配』。今朝は新聞もラジオもテレビもあの継投の話題ばっかりだった。
イチ野球ファンとして意見するとすれば、完全試合は本当に凄い記録。狙えるんだったら狙うべきだし狙わすべきだろう。例えそれが魅せることも必要なプロ野球でなくても、と思う。今年で103回目だったワールドシリーズでも過去に1度しかないそうだ。そんな滅多に見られない、ヘタすれば一生見られない歴史的瞬間を目の当たりにしたかった、という残念な気持ちがある。
一方、野球人の端くれとしては、あのまま続投しても得てして9回に打たれるもんで、そこで同点なり逆転されたら8回までの快挙がな～んにもなくなってしまう。更にもしかしたらそこから流れを相手チームに持って行かれてしまって、その日のゲームどころかその後まで影響してしまう可能性も充分にある、というか過去に何度もそんなことがあっただろう。だから批判も何も「全て指揮官が背負う」という意味で継投したのかなぁと納得もする。
まぁ未来の事は誰にも分からないんだし、こうやって賛否両論出るのもまたプロスポーツの醍醐味でもあると思うから結果でいいんじゃないかな。

グレイツも2部降格した年、春は準優勝だったので、圧倒的な力を見せ付けて優勝しようと考えていた秋の大会、決勝を完全試合で勝った。それはそれはその最後の守備は緊張した。その時も最終回に三遊間を抜けそうなヒット性の打球を打たれたが、サードのスーパープレーが出てアウトにした。ホント、紙一重だったんだよね。ほっじすにはそれが頭にあるから、オレ竜の采配にも肯ける部分があったんだよな。

結論：あの時の完全試合、きっと一生忘れないだろうな。