「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

お金に好かれるには?

2016-12-31 10:19:31 | 読書のすすめ


「あの人はなぜ、お金に好かれるのか?」(PHP研究所、著:秦由佳)を読んだ。

お金に好かれる人とはどのような人だろう?

私はお金に関して結構いろいろな本を読んできたし、よいと思われることはいろいろと試してもいる。

それらを通して学んだことは、

お金には感情のようなものがあり、人に接するようにお金にも接すること。

お金を好きになれば、お金もあなたを好きになってくれる。

お金が入らないのはお金に問題があるのではなく、あなたに問題がある。

などなど。

この本は今まで学んできたこととは、別の見方を示してくれた。

すなわち「自己を愛せば、お金にも愛される」ということだ。

ちょっとスピリテュアルぽいが、この本を読んで思い出したのが哲学者ニーチェの言葉だ。

ニーチェは言う「自分自身を愛し、自分自身を信頼せよ」と、「もっとも後悔すべきことは何か。それはおのれのもっとも固有の欲求に耳をかさなかったこと、おのれを取り違えること、おのれが低劣な者であると思いこむこと、おのれの本能を聞きわける繊細さを失うことである」。

おのれの固有の欲求は何なのか、自分が何をしたいのか本当に分かっている人は少ない。「我がまま」に生きることは至難のわざなのだ。それに比べれば、隣人を愛することはいかにたやすいことだろうか。

実はこの「己を愛する」は、毎日会社の朝礼で仕事に入る前に、従業員皆が声を合わせ言っている掛け声だった。

「・・・・・己を愛し、人を愛し、会社を愛する・・・・」

毎日のルーティンなので特に意味について考えたこともなかったが、この本をきっかけに「私なり」に「己を愛すること」について考えてみた。(自己愛は人それぞれ違うそうだ。)

私が思う、己を愛することとは「心がワクワクすることをする」ことだ。

例えば、海外旅行や株トレードなどがそうだ。特に、海外旅行は計画の段階で、もう心がワクワクしてしまう。

この本によれば、お金に好かれる人とは、自分の本当に好きなことをしている人だそうだ。

そうであれば、私は海外のある地域に住みながら株トレードをしていれば、お金が自然と入ってくることとなる。

来年は試しにやってみようかな。ちょうど仕事にも飽きてきたところなので。

この本も是非読まれることをお薦めする。

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