「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

トレード放浪記(50)

2017-04-01 07:46:07 | ・中南米一人旅編
今回もイメージの世界で、株の売買をしながら中南米を旅してみた。

旅行記は私の実体験を基に書き綴ったものであり、株の売買は私が数年前にシミュレーションで実際に行ったものだ。

この2つを組み合わせて、株で海外生活を疑似体験してみた。

これは私のやっている武道の瞑想訓練の一環でもある。

全部で17回の売買を行った。結果は9勝8敗だった。つまり利益が出た売買が9回に対して損失の出た売買が8回ということだ。損益は126000円の利益となった。

以下にその全ての売買譜をのせた。興味のある人は実際のチャートに照らし合わせて見てみてほしい。(あまり上手とは言えないが)




1801

91/3/18   -3   -3   1062
91/3/20   3-   0    1028   -102000円

91/4/19   3-   3-    998
91/4/30   -3   0    976    66000円

91/5/16   3-   3-    970
91/5/24   -3   0    1000    -90000円

91/5/29   3-   3-    988
91/6/12   -3   0    949    117000円

91/6/13   3-   3-    938
91/6/21   -3   0    933    15000円

91/6/25   3-   3-    900
91/7/1    -3   0     935   -105000円

91/7/2    -3   -3    942
91/7/3    3-   0    906   -108000円

91/8/13   3-   3-    885
91/8/21   -3   0     830    165000円

91/9/17   -3   -3    925
91/9/19   3-   0    893    -96000円

91/9/25   -3   -3    902
91/10/7   3-   0    926    72000円

91/10/21   -3   -3    940
91/10/24   3-   0     933   -21000円

91/11/7   3-    3-    928
91/11/12   -3    0     915   39000円

91/11/15   3-   3-    895
91/11/19   -3   0     879    48000円

91/11/20   3-    3-    860
91/12/4   -3    0     841    57000円

91/12/10   3-    3-    818
91/12/13   -3    0     845   -81000円

91/12/16   -3   -3   847
91/12/18   3-   0    824   -69000円

92/1/7    3-    3-   881
92/1/20   -3    0    808   219000円



                 合計 126000円


う~ん、買いで入った売買はほとんど負けている。大きな流れが下げのときは、変な小細工はせず、カラ売りを徹底させるべきだった。
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旅の終わり (49)

2017-03-31 17:41:58 | ・中南米一人旅編
92/1/20 (月)

メキシコを発ちアメリカのサンディエゴにいる。アメリカのリゾートだけあって綺麗な街並みだ。英語圏だがスペイン語の看板が目に付く。標識も英語の下にスペイン語で表記されているのでスペイン語の理解できる私には都合がいい。

日本の家族にお土産を買うべくメキシコ領のティファナに行った。サンディエゴからは歩いて入国することができる。

アメリカとの国境を越えメキシコに入ったとたん風囲気が一変する。砂ぼこりの大地、タコスの匂い、陽気なラテンの音楽。メキシコを発ってまだ数日しかたっていないのに何か懐かしい。

さっそくお土産を買うべく店に入った。 Hola ! Que tal ?

(終わり)


1801



92/1/7   3-   3-  881
92/1/20  -3   0   808   219000円

上手く下げに乗れた。やはり売り戦略は正しかった。戦略が合えば苦もなく利益は上がる。

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メキシコシティーに戻る(48)

2017-03-30 18:24:25 | ・中南米一人旅編
92/1/7 (火)

7月に出発し約半年間かけて中南米を旅してきた。最後は所持金がぎりぎりでやっとメキシコシティーにたどり着いたという状態だった。資金管理ができていない自分を大いに反省しなければならない。

メキシコにつきペンションアミーゴに投宿、すぐに自宅にコレクトコールし、お金を銀行経由で送金してもらうことができた。これで何とかお金の問題はクリアーできた。

しかしお金の管理の問題を解決しなければ、根本的な問題は解決されていない。今回の問題が解決されてもまた同じような問題はやってくるからだ。

中長期旅行は物を管理する訓練には最高だ。なぜならなるべく荷を少なくすべく限られたものしか所持しないからだ。靴下3足、下着3着、ズボン1足・・・・。また所持金も決めた方がよい。限られた資金・所有物のなかで計画を立て使うことを学ぶからだ。

しかし節約だけでは旅はつまらない、楽しむ時はしっかり楽しむためにお金を使わなければならない。それが楽しい思い出になるからだ。また突然のハプニングのために予備のお金も用意しておかなければならない。


1801



92/1/7  3-   3-  881

やっと場が開いた。逆指値に掛かり約定。SLは902円(オレンジ線)に置いた。相場全体はいまだ下げていると思われるので戦略は売りだ。

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神様 ありがとう!(47)

2017-03-29 20:19:05 | ・中南米一人旅編
92/1/5 (日)

(続き)

いよいよ腕時計を売るか、カメラを売るかしてお金を作らなくてはと考え始めた。

所持金40ドルしかない私にとっては、どうすることもできなかった。

大使館に電話するか?しかしここはメキシコシティーではない。しかも電話番号も分からない。さらに日曜日だ。

自らの資金管理のなさを後悔したが、後悔しても今の現状を変えることはできない。

万策尽きた。もうどうすることもできない。残るは神に祈るしかなかった。「神よどうぞ助けて下さい・・・・。」

すると誰かが近寄ってきた。私は椅子に座って下を向いていたので、足が見えただけだが。

そして話しかけてきた。私は顔を上げ彼が言っていることを聞いた。はじめ何を言っているのか理解できなかったが、どうやらチケットを買ってくれと言っているようだった。

「え~なんで、俺なの。」周りを見ればメキシコシティーに帰れないで困っている人がたくさんいるのに。とにかくチケット売り場まで来てもらい、そのチケットが本当に今日使えるのか売り場の人に聞いてみた。答えはOKだった。

すぐにその青年からチケットを35ドル(もちろん現地通貨のペソだが)で買った。話を聞くとメキシコシティーに行く予定がキャンセルになり、チケットを誰かに買ってもらいたかったそうだ。何で私を選んだかは聞かなかったが。

このときの出来事は強烈に私の記憶の中にあり、今も忘れることができない。祈りをはじめたらすぐにその祈りがかなうなんて。しかもあの絶対絶命の状況で・・・・。

神の存在を感じざるおえなかった。

そんな大袈裟なと思われるだろうが、異国の地で無一文になることを想像してみていただきたい。お金しか頼ることのできない世界で、お金がないという恐怖を。

日本でなら親、親戚、友人、警察などの公的機関があるので何とかなるという安心がある。しかしまったく異国の地、誰も頼る者のいない地、言葉もよく分からない地でお金がないということがどれほどの恐怖か。

とにかくこれで帰ることができる。よかった!


1801

91/12/30  3-   

日曜日なので、逆指値注文はそのままだ。

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バスがない (46)

2017-03-28 18:10:19 | ・中南米一人旅編
92/1/5 (日)

グァテマラとの国境を越えメキシコに入国した。さっそくメキシコシティー行きのバスターミナルに行った。

かなり人でごったがえしていた。正月の3が日を過ぎればメキシコシティーに帰る人の混雑も和らぐのではと思っていたのだが・・・。

いやな予感がする。

料金表を見ると、メキシコシティーまで約35ドルぎりぎり帰れそうだ。

メキシコシティーまで行けば、知り合いもいるので何とかなる。

しかし事態は最悪の状態になった。何と本日分のメキシコシティー行きのバスはすべて売り切れてしまっていて「ない」というのだ。明後日分ならあると言う。

「ない・・・・。」どうすればいいんだ。

明後日までこの町で過ごすお金などない。お金はぎりぎりだ。もし宿代にお金を使ったらバス代がなくなる。

「どうしよう、どうしよう。」もうパニックになってしまった。

現地の人たちもメキシコシティーに帰れなくてチケット売り場のお姉さんに詰め寄っている。

みんな帰れなくて困っているのだ。

(続く)

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お金が半分に (45)

2017-03-27 20:55:27 | ・中南米一人旅編
91/1/4 (土)

やられた!

お金を盗まれた。80ドルの半分40ドルを盗まれてしまった。私がいつも使うグァテマラ・シティーの安宿がその日はいっぱいで泊まれなかった。お金もないので、今回は違う安宿に泊まった。

部屋に荷物を置いて外にある共同シャワーに入っている時に盗まれた(もちろん鍵はかけたが)。

断然ホテルのフロントに抗議したが、相手にされず、警察に行くか迷ったが、ここで時間を費やすより先を急ぐことを優先し諦めることにした。

不幸中の幸いはお金を2つに分けておいたことだった。こんなこともあろうかと半分にして別なところに置いておいたのだ。これも旅の知恵だろう。

こんな物騒な宿はすぐに出なければ、明日の朝早くに出よう。さて残り40ドルでメキシコシティーまで帰れるだろうか。


1801


91/12/30  3-   


今日は土曜日なので、逆指値注文はそのままだ。

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アカフトラ (44)

2017-03-26 07:34:51 | ・中南米一人旅編
91/12/30 (月) 

残念ながら今年いっぱいに日本に帰るということはできなかった。今はエルサルバドルの港町アカフトラにいる。この町は南米に行く時にも立ち寄った。日本人の宿があり、安く宿泊できるので(一泊2ドル)気に入っている。

今の所持金は120ドル。何とも心細い金額だ。これからグアテマラ、メキシコシティーとバスで移動しなければならない。少なく見積もっても交通費だけで50ドルはかかる。ということは食事代や宿代を70ドルで賄わなければならない。

早くここを出たいのだが、今は年末。どこにいくにもバスは混んでいるという。もうしばらくこの町で時間をつぶさなければならない。

また地元の人たちとビリヤードをして時間を潰すか。毎日ビリヤードをやっているので私の腕も随分と上がったようだ。

1801




91/12/30   3-   

やはり天の利は下げだと思われるので、売りの逆指値を前日安値の2Tick下843円に置いた。約定せず。

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南米よ さようなら(43)

2017-03-25 08:09:35 | ・中南米一人旅編
91/12/18 (水)

やっとコロンビアのカルタヘナについた。来たとき同様、ここから中米のホンジュラスのテグシガルパに戻る。1年オープンのチケットを持っていたので、ここまで帰ってこなくてはならなかった。

7月から12月までの半年間をかけて南米を回って来た。いろいろあったがとても楽しい旅だった。

空中都市マチュピチュの遺跡、ボリビア国境で見た満天の星空、飛行機から見たアンデス山脈、チリでのバスの旅(結局往復してしまった。)、ユバ農場でのグイアバ摘み、アマゾン川の魚たち、・・・・。どれもかけがえのない思いでだ。

ペルーのアレキパという町でお金を盗まれ、困ったこともあったが、それも今では貴重な思い出だ。


1801



91/12/16  -3  -3  847
91/12/18  3-  0   824  -69000円

上昇すると思いきや思惑通りにはいかないものだ。SLに掛かり約定。損失額を受け入れるのみ。多くの人は希望が邪魔をして真実を見失う、そしてルールを破る。そして損失額を膨らましていく。


マチュピチュ


リオデジャネイロ


チリの沙漠


アレキパの大聖堂
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カラカス(42)

2017-03-24 20:51:47 | ・中南米一人旅編
91/12/16(月)

ヴェネズエラの首都カラカスに来た。特に何もない町だ。

中南米を旅していていやなことが1つある。それは道を歩いていると、どこからともなく聞こえてくる「チーノ」という東洋人を蔑視する言葉だ。もちろん東洋人で歩いているのは私だけだから、私に対して言っているのだろう。

エクアドルや中米のエル・サルバドルでもそうだったが、特にこのヴェネズエラやコロンビアではよく耳にする。

初めは侮蔑感をひしひし感じたものだった。なぜ彼らに蔑視されなければならないのかと。しかしもう腹を立てるのをやめた。馬鹿らしいからだ。

そう言えばブラジルとメキシコでは一度も言われたことはなかったなと思いだした。


1801



91/12/16  -3  -3  847

トレンドは下げだが、しばらく下げてきたので、自律反発がもう少し続くと思い買いで仕掛けてみた。SLは824円だ。



カラカスの町
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希望 (41)

2017-03-23 21:32:26 | ・中南米一人旅編
91/12/13(金)

相場をする上で利益の上がらない人は、希望と縁の切れない人たちであるとジェシー・リバモアは言う。

この世の中では希望をもつことは素晴らしいことだが、相場では災厄の1つだ。

開けてはならないパンドラの箱を開けた途端、ありとあらゆる災厄が世界中に飛び散ったという。その中で、ただ一つその箱の片隅に残っていたのが希望という名の災厄だった。

人生において希望はとても大切だ。希望に満ちた未来をつかみ取ろうと誰もが今を精いっぱい生きている。希望がなくては生きていくこともできないだろう。

しかしその希望も市場にあっては無知や貪欲や恐怖と同様、理性の目を曇らせ事実の直視を妨げる災厄となる。

信頼できる指標が売りを示しているにもかかわらず、もしかしたら今回だけはこの指標は間違っているのではという希望的思いから売る機会を逸してしまう。希望が邪魔をして真実を見る目を曇らせたのだ。

毎日のように損失額が膨らんでいるにも関わらず、希望が邪魔をして手仕舞をさせない。

ポジションを持ったら希望とは一切縁を切らなくてはいけない。信じるものは自らうちたてたルールのみだ。


1801



91/12/10   3-   3-   818
91/12/13   -3   0    845   -81000円

TSLにかかり約定。しかたないルール通りだ。予め逆指値でSLを入れておけば、希望という災厄の入る余地がない。




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マナウス(40)

2017-03-22 22:32:42 | ・中南米一人旅編
91/12/10 (火)

飛行機でアマゾン川の中流にあるマナウスという都市についた。べレンからマナウスに行くには2つの方法しかない。

1つは船。しかし1週間もかかるそうだ。もう1つは飛行機わずか5時間でつく。迷わず飛行機にした。

マナウスには朝4時についた。薄暗いなか空港を出ると、周りはジャングルだった。早朝ということもあり、密林の中から様々な鳥の鳴き声が聞こえる。この時間ではバスはまだ来ていないので、荷物を枕にバス停で横になった。

この町はアマゾン川クルーズの拠点となる。またアマゾンの珍しい果物もあるそうだ。町に行ったらさっそく食してみようと思う。

ここに数日滞在したらいよいよ北上して、ベネズエラ、コロンビアに入国する。そして飛行機に乗って来た道を遡ってメキシコに入る。今年中にはメキシコに帰れるのではと思っている。


1801



91/12/10   3-   3-   818

流れは未だに下げだと思われたので、暫定安値にカラ売りの逆指値を置き、約定する。SLは842円だ。

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べレンの魚市場 (39)

2017-03-21 18:18:36 | ・中南米一人旅編
91/12/4 (水)

べレンというアマゾン川の河口に位置する都市についた。はるかアンデスの雪しずくはやがて清流を形成し、途中何百何千という大小の河を従え、世界一の大河アマゾン川へと成長する。ベレンはその河口の巨大な砂洲、マラジョー島南対岸に位置する。

アマゾン川の河口はものすごく広い。広すぎて河口の反対岸が見えないほどだ。


アマゾン川の河口、対岸が見えない

べレンでは魚市場が面白い。アマゾン川でとれた珍しい魚が売られている。パクーというピラニアに似た魚。タマタという硬い外皮に覆われた鎧ナマズ。アクラーというフナに似た魚。日本の水族館でも見かけるアロワナ。その他のさまざまな巨大ナマズ。魚好きの私には楽しいところだ。

そんな中ロール状に巻かれているものがあった。札を見るとピラルクーとある。世界最大の淡水魚として知られるピラルクーが、あまりの大きさに切り身となって干物で売られているのだ。


1801



91/11/20   3-   3-   860
91/12/4   -3    0   841    57000円

TSLに掛かり約定。

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ドラッグ (38)

2017-03-20 08:36:45 | ・中南米一人旅編
91/11/20 (水)

まだリオデジャネイロにいる。夜市内のあるレストランで食事をしていると、突然若い女の子が店に駆け込んできた。そしてテーブルの下にうずくまって、ブルブルと震えている。

店の人も慌てて駆け寄り、何があったのか彼女に訪ねている。しかし首を横に振るだけで顔を上げようとしない。

しばらくそんな状態が続いたが、とうとう店の人も諦めて仕事に戻っていった。一部始終を見ていた私は、店の人が席にきたので事情を聞いてみた。‘Que pasa ella ?'(彼女どうしたの?)

すると店の人はあきれ顔で話し始めた。ポルトガル語はあまり分からないが、彼の話す言葉の中に「ドラッグ」という言葉を聞き取った。この単語ですべてが理解できた。

この女の子は麻薬をしていたのだ。たぶんLSDだろう。悪い幻影を見て震えていると思われる。いわゆる‘Bad Trip’の状態だ。

ここ中南米では麻薬はどこでも手に入れることができる。

エクアドルのキトに居た時にも、ドラッグを買わないかと声をかけられたことがあった。しかも有名なカテドラル(教会)の入り口で。

なんてことだろう!こんな15才前後の若い女の子が麻薬をやるなんて。南米の現実をまた見た気がした。


1801



91/11/20   3-   3-   860

流れは未だに下げだと思われるので、暫定安値(863円)にカラ売りの逆指値を置いたら、翌日約定した。ギャップダウンして始まったせいで逆指値注文の値段より安く約定した。

SLは887円に置く(オレンジ色)。

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イパネマ海岸 (37)

2017-03-19 08:07:14 | ・中南米一人旅編
91/11/19 (火)

今は再びブラジルに戻り、リオデジャネイロにいる。リオデジャネイロと言えばコパカバーナ海岸やイパネマ海岸などの美しいビーチリゾートがあることでも有名だ。

イパネマ海岸に来た。さすがブラジル屈指のビーチリゾートだ。行きかう“カリオカ(東京の江戸っ子にあたる)”も華やいで見える。せっかくイパネマ海岸に来たのだからあの名曲‘Garota de Ipanema’(イパネマの娘)が作られたといわれるレストランに行ってみた。

やはり有名だけあってランチタイムでなくても混んでいる。それでもコーラでも飲んで宿に戻ろうと席についた。通りを見るとかわいらしいGarotas de Ipanema(イパネマの娘たち)が歩いていた。

1801



91/11/15  3-  3-   895
91/11/19  -3  0    879   48000円

TSLに掛かり約定。

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パラグアイ (36)

2017-03-18 20:00:53 | ・中南米一人旅編
91/11/15(金)

パラグアイにきた。久しぶりのスペイン語の国だ。ブラジル人にも私のスペイン語は通じるのだが、彼らの話すポルトガル語が理解できないため会話はめったに成立しない。

スペイン語になにやら懐かしさも感じる。パラグアイの首都アスンシオンに行く途中50歳位の東洋人がバスに乗り込んできた。私を見つけると隣に座り日本語で話しかけてきた。彼はパラグアイにある日本人町からアスンシオンに行くという。彼の話では戦前に多くの日本人がこの国で荒地を開墾し日本人の町を作ったそうだ。

ブラジルでもそうだったが、ここ南米にいる日系人たちは日本を大切にしている。我々が戦後アメリカナイズされアメリカ流がカッコよく、日本の伝統、風習を軽視する風潮で育ったなか、彼らは異国の地で日本流こそが彼らのステイタスであり、価値があるものと信じて育ってきたようだ。

戦前からの本当の日本を受け継いでいるのは、いつの間にか南米にいる日系人ではないかと思うようになった。

ブラジル社会で日系人の社会的地位は高いとされる。それは日本人の勤勉さ、嘘をつかない、全体のためには己を犠牲にすることを厭わない、約束の時間を守るという美徳によるところが大きいのだろう。

ブラジルでは日系人は尊敬されているという話は聞いていたが、それは本当のようだった。少なくとも他の国のような、あからさまな差別はブラジルでは受けたことがなかった。


1801



91/11/15  3-  3-   895

流れは明らかに下げだ。空売りの逆指値に掛かり約定、SLは922円。いつも通りあとはTSLでついて行くだけだ。

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