「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

インド出国(30)

2019-07-31 19:51:07 | ・2019インド・タイ旅行
2019/3/2(土)

宿で夕食を食べ、22時にUBARで車を手配してもらい、宿を出た。空港には50分ほどで行けた。

コルカタ空港には、ドンムアン空港のようなセルフチェックイン機というものはないので、チェックインカウンターに並ぶ。しかしWebチェックインは済ませてあったので、すぐに手続きは終わった。

まだしばらく時間があるので、空港内の喫茶店で休んだ。このインドの旅に思いをめぐらし、紅茶を飲んだ。



コルカタ空港はかなり広いが、利用客が少ないためかガランとしている。インドで飛行機に乗れるのは、まだまだ一部の人なのだろう。



出発時間に近づいたので、イミグレーションに入り、出国手続きと手荷物検査を受ける。

搭乗口で飛行機を待つ。

それにしてもインドルピーがまだ残っている。どうしよう基本インドのお金を国外に持ち出してはいけない。

何か買うものがないか見ていたら、アッサムティーを見つけた。



よかった最後の最後でお土産に頼まれていたアッサムティーを買うことができた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド映画を観に行く(29)

2019-07-28 07:55:59 | ・2019インド・タイ旅行
2019/3/2(土)

さて、写真を撮り終え、朝食を食べにリビングに行くと、3年間世界旅行をしているという夫婦が来ていた。すごい3年間も日本に帰らずに世界を周っているなんて・・・。

すでに北中南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東を周ったそうだ。

私がかつて訪れた、エクアドルのキトの街の美しさ、ボリビアのラパスの高山病、ペルーのオリャンタイタンボ遺跡などの話で盛り上がった。30年前の記憶がよみがえってきた。

そういえば、昨日の晩、30年前インドを旅したことのある人から、当時のコルカタの様子を聞いた。

これでもコルカタはどんどん発展しているのだそうだ。30年前は、モノを買うにも値札がなく、交渉しなければならなかったという。リキシャに乗るにも交渉しなければならなくて、疲れたと言っていた。

私が30年前にアフリカのケニアにいたときに感じたことと似ている。

道路はゴミだらけで、インフラも整えられておらず、よく水没したそうだ。(今も道路はゴミだらけだが、今以上にひどかったのだろう。)

さて、話をしていたら10時半になってしまった。今日は映画を観に行かないといけない。

映画館近くのケンタッキーフライドチキンでお昼を食べる。




セット(ペプシ・チキンバーガー・チキン2ps)で235ルピー(370円)。





時間になったので映画の券を買おうとすると、かなり人が集まっていた。土曜日ということもあるのだろう。入場券を80ルピー(125円)で買い、入場する。

今回観る映画の題名は"Luka Chuppi”。平井堅に似た主人公がインド美女と恋愛し、同棲し、結婚するまでのストリーだ。

インドの社会習慣を乗り越えて2人が結婚するまで大変だった。日本では恋愛、同棲生活は当たり前になっているが、まだまだインドでは特別のようで世間の目、親の目、社会の目は厳しいようだ。

15時に終わり宿に帰る途中、”MORE”でアイスを買った。90ルピーとけっこう高い。インドではアイスは高級品なのだろうか?映画は80ルピーだったのに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフリカ派とインド派

2019-07-26 22:11:34 | ・2019インド・タイ旅行
昔アフリカのケニアにいたときに読んだ、ケニアのガイドブックにこんなようなことが書いてあった。

「旅人は最終的には、アフリカ派とインド派の2つに分かれる」

アフリカにいた当時それは何となく分かった。広大な大地と野生動物、サバンナに沈む夕日、碧く美しい海、自由なアフリカ人たち。神の造りし雄大なアフリカ大陸に、人はまた戻って来たくなるのだろう。







ヨーロッパの荘厳な建造物や優美な絵画・彫刻も素晴らしくはあるが、やがて飽きてしまう。所詮は人工物だ。

そんな素晴らしいアフリカと双璧をなすインドとは、いったいどんなところなのだろうと30年前から思っていた。

しかしインドで耳にする噂は悪いことばかりだ、お金のトラブルに巻き込まれる、ひどい下痢に襲われる、猛暑、不衛生、臭い、等々。

私が一度はインドに行かなければと心の片隅で思い続けていたのは、そんな悪いイメージに隠されている、インドの真の魅力を知りたかったからだ。

事実インドに魅了され、毎年のようにインド巡りを繰り返している人も多くいると聞く。

今回のインドの旅で、ほんの少しだけそれが分かったような気がする。

異次元のカオスな国、人々の活気・生命力、美しい朝日、親切なインド人、美味しいカレー、安い物価、これははまるかもしれない。











インド、これから何度も行くかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルカタの朝(28)

2019-07-25 21:50:19 | ・2019インド・タイ旅行
2019/3/2(土)

いよいよ明日の真夜中コルカタを発ち、バンコクに行く。 コルカタ空港を発つのが深夜1:40なので、またUberで車を手配してもらい、22時に宿をチェックアウトする予定だ。

本来お昼の12時にチェックアウトなのだが、バラナシに旅立った時同様、半日延長をして22時まで宿にいられる。

さて、今日も朝6時ころに起きた。そういえばこのビルの屋上はどうなっているのだろうか、行ってみた。

カギは締まっておらず、屋上に出られそうだ。どんな景色が撮れるか、カメラを持って撮影した。

バラナシでも感じたが、インドの朝は美しい。





サンタナゲストハウスの隣は路面電車の車庫になっているようだ。



周りを見渡すと、イスラーム教の寺院が建っていた。ドーム型の屋根と塔が印象的だ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インドのお土産を買う(27)

2019-07-23 20:14:36 | ・2019インド・タイ旅行
2019/3/1(金)

今日は何をしよう。

特に何も決めていない。スマホを見ると妻からお土産のリストが送られていた。

ガランマッサラ、カリーマッサラ、アッサムティー、カシュナッツ、インドの小物入れ・・・。

昨晩話していた女性はインドに何回も来ているようで、彼女にお土産リストを見せたところ、スーパーですべて買えるとのことだった。

近くに"MORE"というスーパーがあるというので、行ってみた。なるほど品数豊富だ。



ここでアッサムティーと小物入れ以外のものを揃えることができた。



小物入れはニューマーケットというところに売っているかもしれないと言われたので言ったみた。

ここがニューマーケットだ。



ニューマーケット近くの映画館前の喫茶店でコーヒーを飲む。けっこう高い205ルピー(320円)だった。映画が80ルピー(125円)で見れるのに・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失神カレー屋さんに行く(26)

2019-07-21 17:30:28 | ・2019インド・タイ旅行
2019/2/28(木)

宿に着くと13時だった。今回はすぐにベットに案内された。

朝から何も食べていないので、お腹が空いた。美味しいカレーを食べに失神カレー屋さんに行った。

あの丸い餅のようなものが、ナンになる。



白い円筒の窯の内側に、先ほどの白い餅を平らにして張り付ける



出来上がったナンとカレー。今回はチキンカレーを注文した。どれも美味しい。



宿に戻り、寝た。昨晩はあまりよく寝られなかった。

夜になり予約しておいた、夕食を宿のみなで食べる。タルタルソースが美味しかった。



その後、これからバラナシに向かうという女性たちと旅の話で盛り上がった。

久しぶりにビールを飲み、話す相手が美しい女性だったので、おしゃべりになってしまったようだ。

旅に出なければ、家族以外の女性と話をする機会はあまりない。

話をしていた彼女はインドの西海岸のプリーサンタナから来たそうだ。もともとサンタナグループはプリーから始まったチェーン店ということだ。

話を聞いていたらプリーに行きたくなった。次はプリーに行こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルカタ到着 フェリーに乗る(25)

2019-07-19 21:01:15 | ・2019インド・タイ旅行
2019/2/28(木)

列車はパトナー駅で停車しているようだ。時計を見ると12時を周っている。

再び起きると辺りは明るかった。

本来の私の座席を見ると誰もいない。今まで寝ていた人はもう列車を降りたようだ。自分の席に移動する。UPPER席なので、ずーと寝ていられる。



時計を見ると8時。本来の到着時刻が7:30だが、まだまだ着く気配はない。グーグルマップを見てみるとハウラー駅はまだまだ先の方だ。一体何時に到着するのだろう?

スマホを弄っていると、チャイ(紅茶)を売りにくる人がいる。試しに注文してみたら、10ルピーだった。15円。

ここで売ってどれほどの売り上げになるのだろうか?10杯売って150円、100杯売って1500円。

忙しなく働いているが、一日の稼ぎは、どれほどなのだろうか?彼らを見ていると、そんなことを考えてしまう。

コルカタのハウラー駅に着いたのは11:50、約4時間30分の遅れだ。

コルカタの宿は、前回同様サンタナだ。

今回はタクシーを使わずに自力で帰ることにした。

まずはハウラー駅を後にして、フェリーチケット売り場に移動する。チケット購入(6ルピー)、2番のフェリー乗り場に移動。



フェリーがやってきたら、搭乗する。



その時の動画だ。



5分ほどの船旅だ。

対岸に着いたら、地下鉄のセントラル駅を目指して歩く。約30分。

地下鉄に着いたら、エスプラネード駅まで行く。(5ルピー)

着いたら歩いて宿(サンタナ・コルカタ)に向かう。約30分。

コルカタでは前日大雨が降ったようで、大きな水たまりがあり、迂回しなければならないことがあった。そのためサンタナに着くのに時間がかかってしまった。

だいたい2時間くらいだろうか。バックパッカーだから自力で来れたが、大きなスーツケースを持った人は、タクシーを使うことをお勧めする。

無事コルカタ・サンタナに到着。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親切なインド人(24)

2019-07-16 18:05:33 | ・2019インド・タイ旅行
2019/2/27(火)


私の乗る列車は 13006/ASR HWH MAIL だ。座席はB1/14/UPPER。



席を確保し、ゆっくりしていると、あるインド人がそこは私の席だという。え!と思って、チケットのプリントされた紙を見せる。

しばらくして車掌さんがチケットのチェックに来た。私のチケットをみて、驚くことを言った。「あなたの乗る列車はこれではないよ。次の列車だよ。」

座席を間違ていたのは私だった。私が乗る列車は、次の列車とのことだ。

え!どうしよう。どうすればいいのだ。

周りにいるインドの人やこの席の人が、親身になっていろいろアドバイスをしてくれた。とりあえず、列車を降りて、次の列車が来るのを待つべきだという。

まず降りたら、列車の係の人にパンジャブ・メイル(私の乗る列車130006/HWH MAIL)のプラットホームと時間を尋ねろという。

不安だが、仕方ないこのままここにいるわけにはいかないのだから。

親切にしてくれた彼らに別れを告げ、列車を降りる。

みな親切だった。このことでインド人に対する私の見方が大きく変わった。

降りた駅はArrahという駅だ。駅係の人にパンジャブ・メイルのおおよその到着時間とプラットホームを聞き、駅で待つ。



待つこと1時間半やっと列車がやってきた。

3等のB1車両に乗ると、係の人がチケットを見せろという。さすがエアコン付き車両、値段は一般車両に比べて割高だが、セキュリティーがしっかりしている。お客以外の人が入れないのは、防犯上いいことだ。



チケットを見せ、14/UPPERに案内されるも誰かが寝ていた。無理もない無人なのだから。

近くの空いているベットに寝ていいことになった。有り難い、明日の朝7時半ハウラー到着まで寝て過ごせればどこでもいい。

シーツと枕カバーを渡され寝る。大変だったがよい経験だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルカタ駅に向かう(23)

2019-07-13 15:27:35 | ・2019インド・タイ旅行
2019/2/27(水)

いよいよバラナシを発ち、コルカタに向かう。

宿の清算を終え、荷物をまとめる。

17時発なので、15時に宿を発つ。

リキシャに乗り、バラナシ駅に向かう。

その時の動画だ。



車のクラクションの音がうるさいくらいだ。

バラナシ駅に到着



人でごった返している。



列車を待つ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラナシ最後の日(22)

2019-07-10 22:56:33 | ・2019インド・タイ旅行
2019/2/27(水)

今日はバラナシ最後の日だ。夕方には列車に乗ってコルカタに戻らなければならない。

今朝もガンジス川に朝日を見に行く。薄暗い中宿を後にする。

今朝は曇っていたので、太陽は見えないかもと思っていたが、無事昇ってくれた。







しかしながら、雲に隠れてしまう。「残念!今日はここまでかな」と諦めかけたところ、



雲に隠れた太陽の光がとても美しく見える。何とも神々しい!!



何て美しい光景なのだろうか! インド、神宿る国、隠されたインドの魅力をまた一つ発見することができた。



再び出てきた太陽



今日も、沐浴をしている人がたくさんいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カースト(21)

2019-07-05 23:18:52 | ・2019インド・タイ旅行
2019/2/26(火)

帰りにレストランに行って、遅い昼食をとった。

カレーとご飯



その後、ホテルに戻って昼寝。

夜になり、ガンジス川の夜景を撮りに行く。





今夜もプージャをやっているようだ。

インドにはカースト制度という身分制度がある。(現在は法律で禁止されているが、慣習としてまだ色濃く残っている。)

バラモン:宗教的な支配者階級

クシャトリヤ:貴族・武士階級

バイシャ:市民階級

スードラ:奴隷(労働者)階級

カーストに入れないアチュート(不可触民)

ここバラナシでは外国人でもカーストを目で見ることができる。

礼拝儀式のプージャを執り行うカースト最上位のバラモン。火葬場で死体を取り扱う不可触民と言われる人々。

インドを知るには、バラナシはいいところだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする