「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

眼力

2024-07-20 08:22:46 | Audible
7/19(金)

「眼力」著:斎藤一人

心に残った言葉3つ

すべてのことには理由がある

見抜く力の重要性

神はお金を要求しない、するのは偽もの

思ったこと・感じたこと

日本一のお金持ち、「銀座まるかん」の斎藤一人さんの本だ。

43歳くらいの時、職場が遠く、通勤の車の中で、たくさんの斎藤一人さんの本付属のCDを聴かせてもらったことがあった。

特に印象に残っているのは、以下の話だ。

人は生まれる前に今回の人生のスケジュールを立てて生まれて来るそうだ。

時に「とんでもない災い」と思えるようなことが降りかかってくるが、すべては己の魂の成長のため、あらかじめ用意されたイベントに過ぎない。

山あり谷あり、順風満帆に行っているようには思えない人生であるが、実はすべてスケジュール通り、順風満帆なのである。

CDでこの話を聞いて、今の惨めな自分を納得させていたのを思い出す。

毎日片道1時間半の通勤、交通渋滞、やりたくない工場での仕事、めんどくさい人間関係・・・。

結局この職場は5か月で辞めてしまったが、これも自分の立てたスケジュールだったのかな・・・。

「すべてのことには理由がある」

学校は将来工場で働く労働者を量産する目的でつくられたものだとよく言われている。

組織が効率よく機能するように、自分勝手な行動をとらせないよう規律を教え込まされる。

つまらない授業は、つまらない仕事にも耐えられる耐性を小さい時から養うためである。

将来機械のように働かせるため、自分の頭で考える力を奪い、上からの命令に従順に従うよう教育される。

私は学校では、優等生ではなかった。だからつまらない仕事への耐性が不十分のまま卒業してしまった。

一つの会社に長くいられず、すぐに辞めてしまう。社会のレールからドロップアウトした人間である。

「見抜く力(眼力)の重要性」

斎藤一人さんの本などを読むことによって、そして海外の国々の社会を知ることによって、少しづつ社会の仕組みを見抜く力(眼力)を養うことができた。

そのことは株のトレードの上達にも大いに役立った。

この世の常識に捉われていてはいけない。

常識に従わせたい人たちの真の目的を知らなければならない。

そうしなければ、本当の、あなたの人生をおくることはできない。



しばらくタイ語学習とアマゾン・プライムビデオ視聴に時間を使いたいので、AUDIBLEは休止状態にさせてもらった。

1か月間で13冊聴いた。なかなかである。
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運命を拓く

2024-07-15 15:54:10 | Audible
7/15(月)

「運命を拓く」著:中村 天風

心に残った言葉3つ

人間の心の在り方が、物事を決める。

この世は本質的にはうれしい、楽しい、そして調和した優しい世界である。

楽観と歓喜と輝く希望と溌剌(ハツラツ)たる勇気、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。

思ったこと・感じたこと

この本を初めて読んだのは、14年前、産婦人科の待合室で、長男が産まれるのを待っている時だった。

初めての男の子、中村天風氏の言うような、元気で溌剌(ハツラツ)とした男に育って欲しいという思いで読んでいたのを思い出す。

あの年(2010年)、私は会社勤めを辞めていた。

株で1千数百万円貯めたので、会社を辞め、専業株トレーダーとして生計を立てようとしていたのだ。

今まさに、新しい命が生まれようとしているのに、無職である私。「これでいいのか?」と思う自分もいた。

しかし、天風氏が言うように、悲観的になる心を抑えて、できるだけ楽観的に活きるよう心掛けた。



14年後の今考えると、この考えは正しかった。

あの年に無職でいたところで、その後の私と家族の生活に、大したダメージはなかった。

むしろ、今働かない生活をおくるうえで、大切な経験をすることができた。

家族からのプレッシャー、働かない罪悪感、膨大な自由時間の対処法、失敗が許されない株トレード心理、読書の素晴らしさ、などなど。

「楽観と歓喜と輝く希望と溌剌(ハツラツ)たる勇気、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。」

結局、働かなくてもいい資産を持つことのできた今の私が思うのは・・・。

中村天風氏の言うように、楽観と歓喜と輝く希望と溌剌(ハツラツ)たる勇気、平和に満ちた言葉で、今を活きていれば、それでいいのではないかと言うことだ。



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宇宙から突然、最高のパートナーが放り込まれる法則

2024-07-10 00:07:35 | Audible
7/8(月)

「宇宙から突然、最高のパートナーが放り込まれる法則」著:奥平 亜美衣

心に残った言葉3つ

自分と同じものが引き寄せられる。

幸せは常に”今”、あなたの中にある。小さなハッピーを積み重ねる。

結婚が自分を幸せにしてくれるのではない、自分が自分を幸せにする。

思ったこと・感じたこと

引き寄せの法則の第一人者、奥平亜美衣さんの本をAUDIBLEで聴きたくて探したら、この本が出てきた。(この本しか出てこなかった。)

すでに結婚しているので、正直「パートナー」は必要ない。しかし、引き寄せの法則は、きっと共通するものがあるだろうと思って聴いてみた。

やはり、多くの人が言っているように、今のあなたの心が幸せを感じていれば、理想的な未来がやってくるという内容だった。

よく考えてみれば、多くの作家さんが、この奥平さんに影響を受けているのだから、内容が似るのも当たり前と言えば、当たり前だ。

「幸せは常に”今”、あなたの中にある。小さなハッピーを積み重ねる」

私は働いていないので、毎日ストレスを感じないで過ごすことができている。

起きたい時に起き、寝たい時に寝るという生活だ。

平日朝の7時、寝床でまどろみながら、前の道を走る車の音を聞く、「今頃みな出社か・・・」。これからそれぞれの職場に向かい、どうでもいい人間関係の軋轢に悩みながら仕事に準ずるのだろう、昔の私がそうであったように・・・。惰眠をむさぼる今の生活に、最高の幸せを感じながら再び眠りにつく。

嫌な労働をしないでも生活できることに、この上ない幸福を感じている。

しかし、考えてみたら、この生活をおくれるのも妻のおかげだ。

働かきもせず、毎日家でゴロゴロしている私に何も言わない妻、

相場で失敗し、100万円の損失を出した時に、責めることなく励ましてくれた妻、

毎日美味しい食事を作ってくれる妻、

心から感謝している。

こんな素晴らしいパートナーを与えてくれて、

宇宙よ、本当にありがとう!!

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前祝いの法則

2024-07-05 09:33:01 | Audible
7/4(木)

「前祝いの法則」著:ひすいこたろう、大嶋 啓介

心に残った言葉3つ

今喜べれば、未来も喜べる

今の心の状態を未来で引き寄せる

まず心躍る未来を決める

思ったこと・感じたこと

潜在意識や引き寄せの法則に関するYOUTUBEや書籍を読んでいると、だいたい「願いを叶える方法」は同じようなことを言っている。

強くイメージしたものが、引き寄せられるというものだ。

日本でも数千年もの昔から願望実現の方法として、同じようなことが行われていた。

それが「前祝い(予祝)」だ。

「前祝い」とは、読んで字のごとく、いいこがなくても、先に喜んで祝うことだ。

例えば、春の「お花見」。

あれは秋の収穫の前祝いとして、春の桜を、たわわに実った稲穂に見立てて、みなが桜の下に集って、お酒を飲み食事をして楽しく過ごす行為だ。

稲を刈り取る数か月も前から、みんなが酒を飲み楽しんで豊作を祝う。

そして秋には、豊作を神様に感謝して、楽しい秋祭りが行われる。

なんとも素晴らしい風習だ。



「まず心躍る未来を決める」

10年後の私は何をしていたいだろうか?

心躍る未来はどのようなものだろうか?

10年後と言えば2034年、私は64歳だ。

母は90歳、長男は24歳、娘たちは34歳と31歳。

金融資産はさらに増えて、準富裕層を越え、富裕層の仲間入りをしているころだろう。

まだまだ海外旅行をする気力も体力もあるだろう。

心がワクワクするような未来・・・。

碧い海の見えるコンドミニアムのベランダ、青い空、強い日差し、ギンギンに冷えたビールを飲む自分、最高だ。



でも、これなら今でもできそうだ。

海こそ見えないが、我が家の屋上で、デッキチェアーに腰かけて、青い空の下、強い日差し、ギンギンに冷えたビールを飲む。

希望に満ちた私の未来に、今から祝杯だ。



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スタートライン

2024-07-03 00:13:48 | Audible
7/1(月)

「スタートライン」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

人間だけが持つ原動力、それは「憧れ」

本気でやり続けているものの中に夢がある

私たちの未来は、私たちが思っている以上に劇的で、感動的で、奇跡的な脚本を用意して待っているんだ

思ったこと・感じたこと

この本を読んで”本当の”私の夢って何だろうと考えたるようになった。

放浪株トレーダーだと思っていたが、よくよく考えると、私の本当の夢は「働かないこと」だと気づいた。

職業ではなく、「働かない」と言う「状態」だった。

学生時代世界中を旅してた時も、サラリーマンをしていた時も、その夢は変わらなかった。年齢を重ねれば重ねるほどその思いは強くなった。

52歳になって、ようやく働かなくてもいいだけの資産が貯まり、周りの環境も整ったので、会社を辞め「働かない生活」を始めた。

「どうすれば、働かないで生活できますか?」

学生時代メキシコにいた時、日本人宿ペンション・アミーゴで出会ったおじさんはその方法を教えてくれた。彼は日本で薬局をしていて、1000万円をグアテマラの銀行に預けて、その利子でグアテマラで家を借りて生活していた。奥さんに薬局を任せているそうだ。

別な人も同じように、中米の銀行にお金を預けて、利子で生活していると言っていた。現地に愛人を作って暮らしているとも言っていた。

私もこの生き方に憧れ、日本に帰って働いた。当時日本はバブルの少し後だったが、アルバイトの時給は高かった。1千万円目指して、アルバイトを2つ掛け持ちして働いた。

しかし、残念ながらその夢は頓挫してしまった。

30歳になり、今度こそ、「働かないで生活する」という夢を実現させようと本気で考えを巡らせた。

まずは、結婚相手に給料のよい看護師の女性を選んだ。2人で稼いだ方が早く夢を叶えられると思ったからだ。

次に住む家、私は長男なので親と一緒に住むことにした。もともと2世帯住むことを前提に建てられた新築の家だったので都合がよかった。

次に生命保険、掛け捨ての一番安いものにした。本当は入る必要ないと思っていたが、妻がどうしてもというので仕方なく入った。

車は、妹のお下がり、次に親のお下がりとできるだけ自分で買うのを避けた。

株のプロに弟子入りした。私もプロの相場師になるべく、株の猛勉強をした。私の性格と株との相性がよかったらしく、勉強は苦にならなかった。むしろ楽しかった。

私と妻で稼いだ給料は、それぞれ株トレードと株式投資に充てた。

努力の甲斐あって、45歳で2千数百万円の資産が貯まった。

このころから投資対象を米国株インデックス投資に切り替えた。するとお金の増える速度が上がった。

52歳、やっと自由を手に入れた。好きな海外旅行をしても、お金は減らない。それどころか増える一方だ。これぞ私が夢に描いた「遊んで暮らす生活」だ。

しかしである。この憧れの夢には、思わぬ欠点があった。

それは、海外旅行に行っている時はいいが、日本に帰ってきたら途端に「暇」になるということだ。

「この暇な時間、何をすればいいんだ?」

今は旅行記をブログに書いたり、AUDIBLEで聴いた本をブログに書いたり、体力の維持のためジムに通ったりしているが、この暇を何とかしなければならない。

次の夢を探すしかない。しかしそう簡単に見つかるものでもないし・・・。

何かのサークルに参加しようか?

スモールビジネスをはじめるか?

アルバイトでもしようか・・・。

なかなかいい案は見つからない。

しかし考え方を少し変え、今までのことはすべて準備運動だったと思えば、私の本当の人生はこれからだとも言える。まだ、スタートラインにも立っていない状態だ。

思えば今まで多くの出会いがあった。彼らが私の夢を叶える手助けをしてくれた。

これからの私の未来も、私が思っている以上に劇的で、感動的で、奇跡的な脚本が用意されているのかもしれない。

きっとそうだ。



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上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

2024-07-01 00:19:52 | Audible
6/29(土)

「上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

幸せの基準を自分自身で決めているか

誰よりも多く成功した人は、誰よりも多く挑戦した人でしかなく、誰よりもた
くさんの失敗を経験した人

人生における唯一の失敗は、失敗を恐れて何もやらずに人生を終えること

思ったこと・感じたこと

新しい大学生活のため田舎から上京する主人公、新幹線の中で父親から手渡された日記帳を読む。

そこにはある青年の人生が書かれてあった。

大学を卒業し、サラリーマンとして順調に出世するものの、その人生で波乱万丈なことなど何も起きない。年収は増えるものの、残る住宅ローン、子供の教育費、衰える体力、リストラに怯え不安な毎日で物語は終わる。

とても幸せとは思えないエンディングだが、それが普通の人の人生だと父は言う。

では、どうすれば青年は幸せな人生をおくることができたのか?

この本もたくさんの気づきを与えてくれる。特に男子高校生・大学生には、必読の本だと思う。

「幸せの基準を自分自身で決めているか」

私は成功のレールに上手に乗れず、ドロップアウトした人間だ。

しかし、52歳で働くのを辞め、セミリタイヤ生活を謳歌している。

住宅ローン・車のローンなし、2人の娘たちは自立した(長男の学費はジュニアNISAで運用中)、老後の資産は増幅中、お金に関してはまったく心配していない。

寒い冬は暖かい南の国に中期滞在している。昨年はタイに、今年はフィリピンにいた。

他人はどう思うか分からないが、私は今の生活にとても満足している。

私は、いつの頃からか他人と比較することを辞めた。昔こんな記事を書いた。


他人が持っているからという理由で、必要のないものを買っていたら、今の生活を手にすることはできなかっただろう。

「人生における唯一の失敗は、失敗を恐れて何もせずに人生を終えること」

「受験の勝者」が「人生の勝者」になれるとは限らない、むしろ受験に勝利したからこそ人生で大切なものを見失ってしまうこともあると著者は言う。

いい大学に合格した人たちは、大きな失敗をしなかった人たち、すなわち「失敗を敵」とみなす環境で育った人たちの集まりだ。

そういう人たちは、会社に就職しても失敗を恐れる傾向にある。

結果、父親の手渡した日記帳の中の青年とたいして変わらい人生を歩むということとなる。

成功を手に入れるためには「失敗を恐れず挑戦する精神力」が必ず必要になる。

失敗を含む挑戦によって手に入れたすべてのものが財産となり、それがあなたを成功の人生に導いてくれるのだ。



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よくがんばりました。

2024-06-29 00:19:09 | Audible
6/27(木)

「よくがんばりました。」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

私は可哀そうな人

人間なんて、みんな他人に迷惑をかけて生きているんだ

よくがんばりました。

思ったこと・感じたこと

縁を切った父親の死を知り、38年ぶりに生まれ故郷に帰った主人公。

母と自分にとっては冷徹でどうしょうもない父も、周囲からの印象は、別なものだったことにショックを受ける。

そして不器用な父は、父なりに家族を愛そうとしてくれていたことに気づき、父への憎しみが徐々に消えていく。

すべての人が他人には言えない悩みや苦しみを抱えて生きていることを知ったならば、その人が永遠の眠りについた時、「よくがんばりました。」と言ってあげたいし、言ってもらいたい。

この本もいろいろな気づきを与えてくれる本だ。

「人間なんて、みんな他人に迷惑をかけて生きているんだ」

人に迷惑をかけてはいけない。」小さい時から言われ続けてきた言葉だ。

特に、コロナ禍の時は、この言葉を日本人みなが意識した時だった。しかし、あまりにも過剰に意識し過ぎて、少し生き辛さを感じたこともあった。

でも、人に迷惑をかけないで生きるって、本当に可能なのだろうか?

もし他人に迷惑をかけず、自立して生きている人がいるなら、その人はどうやって命を維持しているのだろうか?

野菜やご飯、肉や魚を食べないのだろうか?電気や水道を使わないのだろうか?

「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」

インド人は小さいころからこう言われて育てられるそうだ。

「なるほど、そういうことか!!」

コルカタ滞在時、インド人と相部屋のドミトリーになった。彼らインド人は寝ている人がいても、まったく気にしないで普通に会話をする。夜遅くてもお構いなしだ。夜大きな声で起こされて、そのまま眠れず、寝不足になってしまったこともあった。「インド人との相部屋は、二度とごめんだ。次は高くても個室にする」と固く決意した思い出がある。

これだけ聞くとインド人は無神経、他人の心が分からないと思ってしまうが、彼らが小さい時から教わっていたことは、日本人とは逆、「人に迷惑かけて生きる」を前提に教育されてきたのだ。その代わりに「人のことも許してあげなさい」となるのか。

なるほど、確かに、インド人は他人の迷惑行為に寛大なような気がする。

他人に迷惑をかけないと思うことはいいことだが、人間は他人に迷惑をかけず、生きていくなんて不可能なことなのだ。

あのパンデミックの時、我々日本人はできないことを、できると思っていたのだから、ストレスを感じてしまったのも無理なかったのかもしれない。

「少しは他人の迷惑も考えてくれ!」とインド人には言いたくなる時もあるが、インドのこの考えの方が、私は好きだ。



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株式会社タイムカプセル社 10年前からやってきた使者

2024-06-28 00:46:27 | Audible
6/26(水)

「株式会社タイムカプセル社 10年前からやってきた使者」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

今日だけを懸命に生きる

誰も憎むな、人を嫌いになるな

人生は何度でもやり直せる

感想

なかなか感動的な話だった。

10年後の自分に宛てた手紙を届ける人、10年前に書いた自分宛ての手紙を受け取った人 の人間模様が描かれている。

人生は何度でもやり直せる」というメッセージに心うたれた。

もし私が、過去の自分から手紙を貰ったら・・・。

そう言えば、数年前に高校3年生の担任の先生から手紙をもらったことがあった。

文面から「30年後、先生に現状報告の手紙を出す」とクラス全員が先生と約束をしていたようだ。

すっかり忘れていた。

先生の手紙にも誰も手紙をくれないと書いてあった。それはそうだろう普通・・・。

高校3年生の私の夢は、確か、英語を自由に扱って世界を良くする活動をするというものだった。JICAのような組織に就職したいと思っていた。

しかし、その夢は叶わず、現実は地元の小さい工場で、溶接の仕事をしていた。

せっかく親にお金を出してもらって英国に留学したのに・・・、まったく英語とかけ離れた仕事をしている自分を情けなく思ったものだ。

結局、現在の自分の状況を先生に報告することはできなかった。

私の人生どうすればよかったんだ。後悔の思いが募った。

しかしもうどうにもならない。やり直すには、時間が経ち過ぎた。この本の中で書かれているようにはいかない。

それに、私の夢はあの当時と変わってしまった。52歳でFIREして、株トレードをしながら世界を旅するに。

しかし、よくよく考えると、株トレードしながら世界を旅して、世界を良くする活動に参加するのも悪くないのではないか・・・。

ちょっと考えてみよう。



インターネットで調べると、未来の自分に思い出の品を届けるサービスをする「株式会社タイムカプセル」という会社があるんですね。
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手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙

2024-06-27 00:39:10 | Audible
6/25(火)

「手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

勉強は道具

私たち大人を労働に突き動かすもの、それは将来に対する不安

自分のためにではなく、世の中の人のために勉強する

感想

先回紹介した「手紙屋」の姉妹版の蛍雪篇だ。

こちらは大学入試を控えた女子高生が主人公だ。

喜多川先生は学習塾のオーナーなので、学生に接する機会も多く、学生への期待や応援が文面ににじみ出ている。

きっと多くの時間、自問自答されてきたのだろう、

学生が一度は絶対思う疑問

「なぜ勉強するのか?」

その答えが明確だ

「自分のためにではなく、世の中の人のために勉強する」

子供に「何のために勉強しないといけないの?」と聞かれたら、「世の中の人のために頑張りなさい!」と言ってあげたい。「あなたの今日1日の勉強が、将来の世界を大きく変えることにつながるのです」と。

さすがだ!

考えてみたら、明治時代の初期、西欧から大きく立ち遅れた日本を西欧に追いつかせるために、明治新政府は多くの有望な若者を西欧に派遣した。

彼らはそこで猛勉強し、西欧の最先端のモノを日本に持ち帰った。行政だったり、法律だったり、軍律だったり、医学だったり、税制だったり・・・。

派遣された若者たちの勉強の目的は、自分のためではなく、日本のためだった。

新政府にお金がないので、彼らは安い下宿先で貧乏生活をしながら、「この勉強は日本のため、私の勉強が一日遅れれば、日本が一日遅れるのと同じこと」と、懸命に勉強したそうだ。

彼らが未来の日本のために懸命に勉強して下さったおかげで、今の世界に誇れる日本国があることを、私たちは決して忘れてはいけない。

「勉強は、誰かのためにするもの」この答えにたどり着いた喜多川先生は、本当にすごいと思う。



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手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

2024-06-26 00:48:20 | Audible
6/24(月)

「手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

頭の中に「天秤」を用意する

夢を叶えられなかった人は、才能がなかったと言う。夢を叶えた人は、情熱をもってやり続けたと言う。

止まっている人は止まり続けようとし、動いている人は動き続けようとする。

感想

この本と姉妹版(蛍雪編)は何度も読んだ。喜多川泰シリーズでもお気に入りの作品だ。

はじめて読んだのが2010年、40歳、1年間のセミ・リタイヤ生活をしていた時だ。

あれから14年が経ち、念願の「放浪株トレーダー」になった。

今は毎日「寝てるだけでお金が増えて、働かないで暮らす」という生活をおくっている。

この本の中では、否定されるような生活だ。(笑)

「頭の中に「天秤」を用意する」

今考えると、この考えは私の目標である「放浪株トレーダー」になる道筋をとてもシンプルにしてくれた画期的な方法だった。

放浪株トレーダーになるために、釣り合う天秤の反対側に何を置けばいいのか?

当時真剣に考え、私はここに3千万円を置くことに決めた。

3千万円を米国株式投信(S&P500連動)で運用すれば、S&P500の上昇率が年平均約7%なので、働くことなく毎年210万円の利益を得ることができる。

我が家の1年間の基礎生活費が約150万円なので、210万円あれば、60万円の余剰資金ができる。このお金の一部と短期アルバイトで稼いだお金を使えば、数か月間海外放浪の旅に出られると当時考えていた。

置くものが明確に決まれば、あとはその置くものを用意するだけだ。とてもシンプルだ。

子供の教育費などいろいろかかる時期ではあったが、十数年かけて用意した。

この本が言うように、私が夢を叶えることができたのは、情熱をもってやり続けることができたからだ。

そして、手紙屋さんからの計20通の手紙のおかげだ。



「止まっている人は止まり続けようとし、動いている人は動き続けようとする。」

さて、今の私は、止まってしまった人なのだろうか?それとも動き続けている人なのだろうか?

手紙屋さんなら、ブログの更新を続けているのだから、動いている人と言ってくれるだろう。
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運転者

2024-06-25 00:14:23 | Audible
6/23(日)

「運転者」著:喜多川 泰

心に残った言葉3つ

上機嫌でいれば運が好転する

努力は必ず報われる

むしろ、よかったんじゃない

感想

久しぶりに喜多川先生の本を読んだ。私が熱心に喜多川先生の本を読んでいたのは2010年、40歳の時。

株で得た利益が1千万円を越え、これなら専業株トレーダーとして生活できるのではと思い、会社を辞めセミ・リタイヤ生活を始めたときだった。

株のトレーダーになったものの、デイトレーダーではないので日中は暇だ。

時間が大量にあったので、本を読んだ。株トレードの本だけではなく、自己啓発の本もよく読んだ。

当時出版されていた喜多川先生の本はすべて読ませていただき、長野県上田市の講演会にも参加させていただいた。

「賢者の書」、「君と会えたから…」、「手紙屋」、「上京物語」、「心晴日和」・・・。

どれも涙が止まらない、素晴らしいものばかりだ。そして多くの気づきを与えてくれた。

今回AUDIBLEで聴いた、この「運転者」も、聴きながら何度も泣いてしまった。そして聴き終わった後は気分爽快、何度も聴き返してしまった。

「努力は必ず報われる」

若かりし時は、「努力は報われる」と私も信じていた。しかし歳を重ねるに連れて少しづくそうでもなさそうだと思うようになっていた。

むしろ、「努力が報われる」なんて言ってる人は、綺麗ごとを言う、偽善者と思うようになっていた。

しかし、積み重ねてきた努力は必ず報われる、例え次の代、その次の代になったとしても努力は決して無駄にはならないというメッセージに納得させられた。

私も「努力は決して無駄にならない」と信じるようにしよう。

「むしろ、よかったんじゃない」

神様の采配は、我々の人知をはるかに超えたところにある。常に神様は最善のものを私たちに与えようと用意してくださっているのだ。

我々はそれをただ信じて受け取ればいい。一見よくないように思える出来事が起きたとしても・・・。

潜在意識宇宙のエネルギーのことを勉強し、実際、不思議な体験をすると、ファンタジーと思えるこの物語も「そういうこともあるよね」と思えてくる。



奥様もあの不思議なタクシーに乗っていたのですね。

それにしても、あのタクシーの若い運転手(運転者)は何者だったんだろう?
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あした死ぬかもよ?

2024-06-24 00:47:13 | Audible
6/22(土)

「あした死ぬかもよ?」著:ひすいこたろう

心に残った言葉3つ

もっと冒険しておけばよかった

メメント・モリ(いつか必ず死ぬことを忘れるな)

幸せは気づくもの

感想

「ネパール・インドの旅」の中、YOUTUBEで動画を観ていたら、ひすいこたろうさんの動画に行きついた。

スピリチュアルな自己啓発動画に感動し何本も観させてもらった。この人はベストセラー作家なので、日本に帰ったら本を読んでみたいと思っていた。

「もっと冒険しておけばよかった」

死ぬ間際の人の多くが後悔するのがこのことのようだ。

時間は無限にあるものと勘違いしてしまうが、間違いなく私たちは老い、死をむかえる。その確率、なんと100%だ。

「冒険」とは、成否の確実でない事をあえて行なうことだそうだ。

人によって冒険の種類は違うだろうが、私にとっての冒険は何だろうかと考えてみた。

私にとっての冒険は、株トレードだ。

儲かるか損をするか分からないが、儲かる確率の高い方にベットする。

そう考えると、私は土日祝日以外は、冒険しているということになる。

「メメント・モリ」

「いつか必ず死ぬことを忘れるな」という戒めより、「酒を飲み、美味いものを食べ、恋をし、人生を謳歌せよ、明日死ぬかもしれないのだから」こちらの解釈の方が好きだ。

この世に生まれてきた使命や目的とか、そんな難しいことを考えるより、いかに人生を楽しく過ごすかを考えた方がいい。

その方が死ぬ間際になって楽しい人生だったと思えるだろう。もし思えず後悔することがあったとしても問題ない、どうせ死ねばすべてが「」に帰すのだから。



タロットカードの「死神」は、文字通りの「死」ではなく、大きな変革や新たな始まりを示す象徴だ。何かが終わることで、新たな何かが始まる「再生」を示すカードだ。

古い自分を終わりにして、新しい自分に生まれ変わろう。

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精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法

2024-06-23 00:25:35 | Audible
再びAUDIBLEを聴き始めた。

6/21(金)

「精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法」著:樺沢紫苑

心に残った言葉3つ

幸せの三段重理論

今ここにある小さな幸福に気づくこと

3行ポジティブ日記

感想

有名YOUTUBERでもある、精神科医樺沢紫苑先生の本だ。

この本の中で「幸福」について分かりやすく説明してくれている。

私たちが幸せを感じるのは、脳内の「幸せホルモン」のセロトニン(健康)・オキシトシン(人間関係)を分泌させればいいだけだそうだ。

これらのホルモンを分泌させるのは、とても簡単で、今ここにある小さな幸福に気づきさえすればいいだけ、それだけでいいのだ。

目が見えること、歩けること、天気がいいこと、綺麗な花を見れること、家族みなが健康で暮らせていること・・・。

今まで「あたりまえのこと」と捉えていたものを、「有り難いこと」として捉えること。

有り難いこととして捉えられれば、感謝の気持ちが生まれる。

先生は寝る15分前に「3行ポジティブ日記」を書くことを勧めている。今日あった幸せを3つ書くことで、幸せ収集能力を高めることができるというのだ。

昔、読んだ「少女パレアナ(ポリアンナ)著:エレーナ・ポーター」の「よかった探し」を思い出す。



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科学がつきとめた運のいい人

2024-05-06 07:00:30 | Audible
5/6(月)

「科学がつきとめた運のいい人」著:中野信子

心に残った言葉3つ

運のいい人は常識よりも自分を上に置く

運のいい人はゲームをおりない

運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく

感想

株トレードはギャンブル的な要素もあるので、昔から「運」についての本は読んでいた。

この本も数年前にすでに読んでいた。

「なるほど」と思うところがあったので、私の株トレードに積極的に取り込んだものだ。

今回新版ということで改めて読んで(聴いて)みた。

運のいい人は常識よりも自分を上に置く

ブラック企業が採用する人の特徴は、まじめな人・人を疑うことを知らない人・人の話を素直に聞ける人・責任感が強い人だそうだ。つまりこの世の常識人だ。

世間では、理想的な人材ではあるが、反対の見方をすると・・・。

まじめな人 ⇒ 社会の規範に自分を合わせる人

人を疑うことを知らない人・人の話を素直に聞ける人 ⇒ 自分を持っていない人、自分を大切にしていない人

責任感の強い人 ⇒ 他の社員をおもんばかって辞められない人

抱え込んだ「正しさ」のために、未来の可能性を奪われ、狭い世界で生きる。

人生は短いのだ、そんな運の悪い人間にだけはなりたくないものだ。

運のいい人はゲームをおりない

本当にこれだと思う。

私は株トレードを辞めなかった。どんなにマイナスの出来事が立て続けに起きても・・・。

20年も株をやっていれば、大きな暴落に何度か遭うこともある。サブプライムローン問題・リーマンショック・コロナショック・・・。

しかし私は決してこのゲームからおりなかった。大暴落が原因で株を辞めようと思ったことは一度もなかった。

それは下がった株は必ず上がるということを知っていたからだ。むしろ大暴落こそ儲けるチャンスとばかりに買い漁ったものだ。底で買った株は、何度も大きな儲けにつながった。

我々経験者が嬉々として、バーゲンセールで売り出されている株を買い漁っている時に、経験の浅い人たちは損失に耐えられなくて、このゲームをおりてしまう。

「もったいない」といつも思っている。

運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく

「宝くじで3億円当たったら何に使う?」

私だったら「全額で米国株式投資信託を買う」と即答するだろう。

私の夢・目標は「働かないで生活すること」なので3億円を米国株式投資信託に預けることが、私の夢・目標を叶える一番いい方法だと思っている。

仮に3億円を毎年4%の金利で運用したら、毎年1.2千万円増える計算になる。

毎月100万円使えるということだ。

毎月100万円あれば何をするだろうか?

タイのパタヤに行き、海のよく見えるジョムティエンビーチの高級コンドミニアムを1か月間レンタルして、昼はコンドミニアム屋上のプールでビールを飲みながらデッキチェアーで寛いで、夜はゴーゴーバーに行って、ビールを飲んで・・・・。

楽しい妄想が膨らむばかりだ。

やはり私は「運のいい人」の部類に入るのだろう。


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借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ” をご紹介します

2024-05-02 08:03:54 | Audible
5/1(水)

「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ” をご紹介します」著:小池 浩

心に残った言葉3つ

自虐口癖・懇願口癖・夢心地口癖は駄目

ありがとう、行ってらっしゃい、友達を連れて帰って来てね

私には充分なお金がある

感想

スピリチュアル要素の強い、ストリー仕立ての自己啓発本だった。

私には充分なお金がある

聴いていて、フッと思った。

「何で、貧乏旅行してるんだろう?」

今度GW明けに行く「ネパール・インド旅行」もそうだが、私の旅のコンセプトは常に貧乏旅行だ。

私は貧乏が好きなのか?質素が好きなのか?苦労が好きなのか?いや、そんなことはない。

願えば、叶う。

願えば、お金は無限に入ってくるのに、なんで制限しているのだろう?

「分不相応なお金は受け取れない?」

分不相応とは何なんだろうか?誰が決めているのだろうか?

勝手に自分が決めていることだ。

なぜ?

「お金のリミッターを外したら、取り返しのつかないことになるのでは」という恐怖感か?

株が上昇している時はお金は入ってくるが、株が下がれば働かなくてはいけない。そんな状況下で王侯・貴族のように湯水のようにお金を使えば、いずれ貧乏になる・・・。

「働く必要のないお金がある」、それだけでも十分感謝しているのに、リッチに生活するなんて・・・ありえない。

しかし、十数年前までは「働かないで生活をしている自分」なんて想像もしていなかった。

このブログを使って「働かないで生活する自分」をイメージして、それを現実のものにしたのだ。私の潜在意識を変えた結果だ。

それでは今度は、「働かないでリッチに生活する自分」とイメージしてもいいのでは?

次のステージに上るため、私の潜在意識を少しづつ変えていこうと思う。




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