騰落レシオは122.8に突入した

昨日の米国株式市場は反落したものの、本日の日本株は大幅続伸した。日経平均の終値は前日比132円高の9,006
円と5月10日以来約1カ月半ぶりに9,000円の大台を回復した。

昼休み時間中に伝わったEU首脳の発言を手掛かりに、ユーロが急伸、昼休み中に開いていた大証の先物も9,000円台に上昇した。後場の取引が開始されると幅広い銘柄に買いが入りほぼ全面高の展開となりました。東証1部の売買代金は概算で1兆2114億円とSQ算出日を除くと今月でもっとも多い商いとなった。

値上がり銘柄数1,228銘柄、値下がり銘柄数332銘柄。騰落レシオは高値圏を意味する122.8に突入した。

騰落レシオは116.3

昨日の米国株式市場は前日比92ドル高の12,627ドルと続伸した。

こうした流れを引き継ぎ、本日の日本株式市場は大幅続伸となった。日経平均は85円高で寄り付いた後、前場は8,800円台前半でもみ合う展開でしたが、後場には一段高。21日につけた日中の戻り高値8,859円を上回り、143円（1.7％）高の8,874円とこの日の高値圏で取引を終えた。

値上がり銘柄数1,228銘柄、値下がり銘柄数348銘柄。騰落レシオは116.3。

騰落レシオは111.9に上昇

昨日の米国株式市場は反発した。

この流れを受けて、日経平均は4日ぶりに反発し、終値は前日比66円高の8,730円と高値引けとなった。欧州債務問題など外部環境が不透明で外需関連株が手掛けにくいなか、内需関連株に物色の矛先が向かったようだ。

値上がり銘柄数1,206銘柄、値下がり銘柄数352銘柄。騰落レシオは111.9に上昇。

寄り付き同時線

昨日の米国株式市場は138ドル安の12,502ドルで取引を終えた。

本日の日本株式市場は、欧米で欧州債務問題に対するリスク回避ムードが強まった流れを引き継ぎ、3日続落した。結局70円安の8,663円で取引を終えた。

値上がり銘柄数507銘柄、値下がり銘柄数1,053銘柄。騰落レシオは101.04。今日のローソク足は「寄り付き同時線」の星だった。売り買いが拮抗していることを表している。

多くのトレーダーが、これからどちらに動くか注視しているものと思われる。中期下降トレンドラインを上抜けしているので、大きな流れは上昇だが、6/4と6/12を結ぶ短期トレンドラインを今日割り込んだので短期で見れば下降と見ることができる。

25DMAが下を向き、10DMAが上昇から水平になり始めた。短期売りが正解か？

騰落レシオは107.2に

先週末の米国株式市場は上昇した。ダウ平均は3日ぶりに反発し終値は前日比67ドル高の12,640ドルだった。

この流れを受け、日経平均も朝方は買い先行でスタートしたものの、為替市場で円が強含んだことや中国、韓国などアジア市場が総じて軟調だったことなどを嫌気し、下落に転じ前日終値近辺でもみ合う展開となった。後場にはやや下げ幅を拡大し結局63円安の8,734円とこの日の安値圏で取引を終えた。

値上がり銘柄数609銘柄、値下がり銘柄数927銘柄。騰落レシオは107.2に下げた。

人生で勝ち上がるためには

人生で勝ち上がるためには身構えていては駄目で、攻撃され、打ちのめされなければならない。

ジョージ・バーナード・ショー

相場は打ちのめされることの連続である。しかし攻撃され、打ちのめされるたびに、起き上がってくる相場師が尊敬を勝ち得る日をいつか経験するのである。負けを経験するたびに自分が強くなっていることを感じてほしい。

我々は逆境を通じて賢くなるのだ。あまりに早く成功を経験すると何が正しいかがわからなくなる。

世の中で最も偉大なことは

The greatest thing in the world is to know how to be self-sufficient.

Michel de Montaigne

世の中で最も偉大なことは、足ることを知ることである。

ミシェル・ド・モンテーニュ

相場においても、人生においても通ずる金言だと思う。

予想外に堅調だった

昨日の米国株式市場は取引開始からほぼ一本調子に右肩下がりで下げ幅を広げ、この日の安値圏となる前日比250ドル安の12,573ドルで取引を終えた。

この流れを受けて、日経平均株価は前日比90円安で寄り付くとしばらくは8,700円台半ばでの推移となった。ただ、昨日の海外市場で円安が進んだことを好感する向きも見られ、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。結局、日経平均株価は前日比25円安の8,798円で取引を終えた。

値上がり銘柄数667銘柄、値下がり銘柄数807銘柄。騰落レシオは111.1。

騰落レシオは104.8

昨日の米国株式市場はダウ平均は、12ドル安と小幅反落で終えた。

日本株式市場は円安とユーロ不安の後退を受けて続伸。日経平均は5月17日以来、約1カ月ぶりに8,800円の大台を回復した。円相場が1ドル79円台後半となったことで再び堅調地合いを取り戻した。東証1部の売買代金は1兆870億円と9日ぶりに1兆円台を回復した。

値上がり銘柄数1,211銘柄、値下がり銘柄数328銘柄。騰落レシオは104.8。

8日連続の1兆円割れ

昨日の米国株式市場は堅調な展開となった。ダウ平均は前日比95ドル高（+0.7％）と反発、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も上昇し（+1.2％）、こちらは4営業日続伸となった。欧州債務問題に対する警戒感がやや後退したことが理由のようだ。

本日の日本株式市場は欧米株式市場の堅調地合いを引き継いで大幅反発となった。終値は前日比96円高の8,752円と5月17日以来、約1カ月ぶりの高値水準で引けた。

しかし、東証1部の売買代金は9532億円と8日連続の1兆円割れと商いが低調なのが気になるところだ。


値上がり銘柄数1,429銘柄、値下がり銘柄数175銘柄。騰落レシオは104.1と100台になった。

三角保ち合いを上抜け

昨日の米国株式市場は、ダウ平均は小幅に下落したものの、S＆P500は小幅に3日続伸、ナスダック総合指数も上昇した。

本日の日本株式市場は前日比28円安で寄り付いたあとは8,700円付近でもみ合う展開となったが、アジア株安などを受け14時ごろから下げ幅を拡大。一時は90円（1％）安まであったが引け間際にやや戻し65円安の8,655円で取引を終えた。

値上がり銘柄数503銘柄、値下がり銘柄数1,020銘柄。騰落レシオは93.1に上昇。

昨日で三角保ち合いを上抜けした。これから上昇に向かうのか？

今の市場からは上昇エネルギーを感じないのだが、どうなるか？

ギリシャのユーロ圏離脱懸念が後退

本日の日本株式市場は、先週末の欧米株式市場の大幅高とギリシャの選挙結果を受けてほぼ全面高の展開となった。日経平均は大幅に続伸し、終値は前週末比151円高の8,721円。5月22日以来、約1カ月ぶりに8,700円台を回復した。

ギリシャの再選挙で緊縮財政推進派が勝利し、政権を握る見通しとなったことで、ギリシャのユーロ圏離脱懸念が後退したことが原因と思われる。

値上がり銘柄数1,373銘柄、値下がり銘柄数220銘柄。騰落レシオは91.4。

ルサンチマンの戦場

実業の世界では、明るく、行動的で、人脈が広く、シャープな頭脳、素直、思いやりがあるなどなど、いわゆる陽性の人々が成功し、こういう人たちの天下になっている。

しかし私のようにどうしても陽性になれない人間もいる。他人と同じなんて絶対嫌だ、偏屈、人見知り、怠け者、仕事が続かないなどなど、陽の世界からはじき出される人々だ。

しかし神はそう言う人々のための世界をちゃんと用意していて下さっている。それが芸術・文学の世界であり、宗教の世界であり、何らかの創造に関わる世界である。実は相場もこの領域に属する。

明るく、成績優秀なスポーツマン、家庭は裕福といった青年が、もし小説を書きたいなどという願望にとりつかれたとしたら、彼の幸福な人生経験は最悪な経験に凍りついてしまうだろう。

なぜなら小説を書くには、イジメ、登校拒否、両親の離婚などの不幸な経験が正に至福の経験へと昇華されるからだ。

相場とは本来実業の世界から締め出された人々が、その恨みを込めて孤独な戦いを挑む、ルサンチマンの戦場なのだ。

複雑なことを単純に考える

バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。

稲盛和夫（京セラ創業者）

相場ほど複雑なものはないだろう。さまざまな要因が複雑に絡み合って株価を決めているからだ。しかしとても単純でもある。なぜなら相場の動きは「上がる」、「下がる」、「保ち合う」の3つしかないからだ。

上げと分かれば、買いで仕掛ければいい。下げならカラ売りで仕掛ければいい。保ち合いなら休めばいい。これだけだ。しかしさまざまな思惑に捕らわれて、思うように動けないのが、現状ではないだろうか。

買った後に下げたらどうしよう。カラ売りした後に上昇してしまったら恐い。などなど私たちの心にさまざまな思いが押しよせ。行動をとらせないようにする。

相場を難しくしているのは、対象である市場と私自身の心の両方に複雑な要因があるからだろう。

相場の上手な人は一見複雑そうに見える相場を単純に分析している。信頼のおける1つか2つの指標しか使わない。そして決断を容易にするため売買ルールを作り、それに従って常に売買をしている。

相場の上手い人は複雑なものをより単純にするよう努めているようだ。

騰落レシオは82.6

昨日の米国株式市場は前日比155ドル高と大幅に反発し、12,651ドルと5月14日以来、1カ月ぶりの高値で終えた。

こうした海外市場の動きを好感し本日の日本株式市場も反発スタートとなり、日経平均は8,600円台を回復して寄り付い、たがすぐに下げに転じ、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。結局日経平均は前日から変わらずで取引を終えた。

値上がり銘柄数671銘柄、値下がり銘柄数849銘柄。騰落レシオは82.6。