裁判長らの 平均顔は 禿げてなくても 若白髪

先週のNHK総合「爆笑問題のニッポンの学問」で、「顔学」というのを取り上げていた。
銀行員とか格闘家とかの職業別「平均顔」というのが作れるのだそうだ。
テレビニュースの法廷撮影場面を見ていて「裁判長の平均顔」というのもできそうな気がしてきた。
やはり多少は老けてベテランに見えた方が有利なようだ。
幸か不幸か、私はまだその域には達しない。

激動する世で 生き残るには 判事も生物 多様性

「大哺乳類展」を国立科学博物館で初日に見た。
剥製などがたくさん展示してあって、写真撮影も原則OKで、なかなか面白かった。
「生物多様性」の意義が分かったような気がした。
裁判官の世界も、多様な人材を集めた方が、生き残りやすいだろうと思った。

たったひとりで 狩野派に叶う 長谷川等伯 東博へ

東京国立博物館（東博）で開催中の「長谷川等伯展」を見てきた。
連日、開館前から行列ができる人気のようだ。
絵師として、たった一人で狩野派に挑み、最後には「松林図屏風」の境地に達した生涯が、共感を呼んでいるのだろう。

平和地蔵が ピースのサイン V(^0^) 愛を知る世を 築きたい

３月１２日は「名古屋大空襲」が始まった日。
「ピースあいち」の平和地蔵の前で、追悼セレモニーが開かれたそうだ。

看板失い 春場所前に 倒れてしまった 大銀杏

大阪で開催される大相撲春場所が近づいている。
しかし、入場券の売れ行きは芳しくないようだ。
看板力士を失った痛手は、これから実感することになるだろう。

それにしても、鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたのには驚いた。
不吉な予兆か。

たった２回で 勝負がついた 日弁連の 根比べ

日弁連会長選の再投票で、宇都宮候補が逆転当選。
１回目=宇都宮8555＜山本9525
２回目=宇都宮9720＞山本8284
52単位会の3分の1の18会で過半数を獲得する要件についても、宇都宮候補が大票田の大阪をはじめ、新たに山口県・大分県・香川県・宮崎県で獲得し46会を制したのに対し、山本候補は東京三会と和歌山・釧路を維持し、山梨県で逆転したものの合計6会に留まった。

同じ制度で再投票しても、結果は変わらないのではないかと思われたが、そうならないところが興味深い。
カトリックの法王を決めるために延々と投票を繰り返すコンクラーベを思い出した。
（写真）
AERA最新号の見出し。
「善戦」という用語から推測すると、この結果までは予想していなかったようだ。

週に二日の 開館だけじゃ 三平「土うも 水ません」

今日は、東京大空襲から65年。
昨日は、上野公園で恒例となった「時忘れじの集い」が開かれた。
主催者は、海老名香葉子さん。先代の林家三平師匠の奥さんである。

ちなみに、台東区根岸の御自宅に併設されている「ねぎし三平堂」（写真）には、師匠の遺品や資料が数多く展示されていて、必見。
開館日は「どうもすいません」と掛けて、土曜日と水曜日だったが、最近は来館者の要望に応えて日曜日も加わったとのこと。

心洗われる 家裁の事件 養子縁組 申立て

家裁の事件の多くは、夫婦をはじめとする親族間の争いである。
しかし、心洗われる思いをする事案もある。
他人の未成年の子を養子にして育てたいという養子縁組許可申立事件が、その典型。
外国人の子や棄児を対象とする場合も少なくない。
未成年者の福祉に沿うことを調査官が慎重に調査をした上で、裁判官が比較的長文の審判を書くことになる。国際私法に基づいて外国民法に論及しなければならない事案も多い。
しかし、頭が下がる思いがする例が目立つので、多少の手間はあまり苦にならない。

マータイグッズを 買おうとしたが ちょっと高くて MOTTAINAI

毎日新聞社のパレスサイドビル（竹橋）にあるMOTTAINAIショップで買い物をした。
ドギーバッグに輸入菓子詰め放題という素晴らしい企画を毎日新聞で読んだため。
ついでにグッズをいくつか買おうとしたが、やや高い感じがした。
竹の繊維で織ったハンドタオルと折り畳み式のバッグが手頃で気に入って購入。

八紘一宇と 同じにされて 法曹一元 涙飲む

小林正啓「こんな日弁連に誰がした」（平凡社新書）から。
小林弁護士の説では、「法曹一元」は「八紘一宇」と同様なのだそうだ。
悲しい。

主人かばった 盲導犬の 価値は白杖と 桁違い

５日の名古屋地裁交通部判決から。
交通事故の際に主人をかばって殉死した盲導犬の賠償額が争われた。
判決は、「盲導犬は白杖と同じ」とした保険会社側の主張を退け、二百万円余の賠償を命じた。
交通集中部の重要な任務は、公表している賠償基準を運用しながら、このような基準だけでは答が出ない事案を適正に判断することにあるのだろうと感じ入った。
（写真）
名古屋の栄の交差点（中日ビル前）にある盲導犬サーブの像。
主人をかばって足を１本失った。
この判決の事案の盲導犬の犠牲はそれ以上だ。

遠き国から 届いた津波 盤面・番組 押し流す

今週日曜日の大津波警報が波紋を広げている。
丸一日、テレビ画面の一角に表示する必要があったのかどうか。録画して見た「NHK将棋トーナメント」は、盤面右下が終始隠されていて、何だかよく分からなかった。
「パネルクイズアタック25」に至っては、番組差し替えで放送中止になってしまったようだ。出場者には気の毒だった。

まだまだ老け込む 歳ではないと Ａ級不滅の 四十代

将棋の名人挑戦者を決めるＡ級順位戦の最終局の生中継を、NHK衛星放送で終局まで見た。
今年の特徴は、中堅の四十代棋士たちが大健闘したこと。
同年代の私も勇気づけられた。

ひな壇 真央ちゃん+三人男女 今日は嬉しい ひな祭

バンクーバー五輪のメダリスト７人の記者会見は、ひな祭の前日だった。
人形の久月は真央ちゃんのひな人形を作ったそうだ。
（写真）
埼玉県西部にある名所の梅の枝を持ったひな人形

「後ろだけは見ちゃ駄目」 母言うわけは スカイツリーに 子が見とれ

無縁坂の上から正面に、建設中の東京スカイツリーが見えるようになった。
さだまさし「無縁坂」の中の母の言葉の解釈も変わるかも。
私は４月から、この坂を下って通勤することになりそうだ。毎日少しずつ成長して完成していくのを2012年春の開業まで約２年間にわたって眺められるのが楽しみだ。