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およそ労組は 脱退自由! そんな密約 TOSHIBAせん!

2007年02月03日 10時02分55秒 | 未分類
2日の「東芝労組脱退」最高裁判決から。
(朝日から抜粋)
「労組脱退せぬ」の密約無効 最高裁で東芝従業員勝訴
 東芝の従業員が、同社労組からの脱退を認めないのは不当だとして、同社と同社労組を相手に組合費の返還などを求めた訴訟の上告審判決が2日あった。最高裁第二小法廷(津野修裁判長)は、脱退を認めなかった二審判決を破棄し、東芝労組に天引きした組合費約25万円の支払いなどを命じた。第二小法廷は「『労組から脱退しない』という密約は脱退の自由という重要な権利を奪い、公序良俗に反し無効」との初判断を示した。
 判決によると、従業員は賃金が不公平だと訴えたが東芝労組がきちんと対応しなかったとして、同社労組に脱退届を出し、95年に全国一般労働組合神奈川地方連合(神奈川地連)に加入。しかし、同社労組が脱退を保留したため、東芝、従業員、神奈川地連が「従業員が神奈川地連に在籍することは内密にする一方、従業員は東芝労組に所属し続ける」と合意して和解した。
 その後、従業員は、配置転換をめぐる東芝労組の対応に不満を持ち、00年に再び脱退届を出していた。