面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

タイガース2007年新首脳陣決定

2006年10月22日 | 野球
タイガース2007年の組閣が決定した。

【1軍】
監督: 80 岡田 彰布
チーフバッテリー: 84 久保 康生
チーフ野手: 76 吉竹 春樹
投手: 71 中西 清起
打撃: 87 正田 耕三
打撃: 85 広澤 克実
守備走塁: 86 和田 豊
バッテリー: 83 嶋田 宗彦
バッテリー: 81 吉田 康夫
トレーニング: 90 続木 敏之
総合特命: 91 島野 育夫
【2軍】
監督: 78 平田 勝男
野手総合兼守備: 88 立石 充男
投手: 70 星野 伸之
投手: 82 葛西 稔
打撃: 73 町田 公二郎
内野守備走塁: 89 山脇 光治
外野守備走塁: 72 平塚 克洋
バッテリー: 97 加藤 安雄
トレーニング: 74 伊藤 敦規
育成: 75 遠山 獎志
育成: 99 筒井 壮

来年はヘッドコーチを置かず(今年は平田コーチだったが)、投手と野手にそれぞれチーフを置いての“トロイカ体制”。
それがイイのか悪いのか、神のみぞ知る、というところであるが、打撃コーチに新しく広澤が就任したのは朗報。
今年は正田・和田の両打撃コーチだったが、現役時代は二人とも似たようなタイプである。
いわゆる「塁に出る」のが彼らの役目であった。
これに対して現役時代の広澤は、ヤクルト、讀賣、タイガースで4番を経験してきた、いわゆる「塁を空にする=ランナーを返す」バッターであった。
正田コーチと広澤コーチが、それぞれの持ち分に応じて打者にアドバイスを送ることができれば、必ずやチームのバッティングは上向くはず。

テレビで見せる広澤の野球解説は、意外と(?)理論がしっかりとしていて分かりやすい話で、試合のポイントも的確に把握していた。
野村、長嶋、星野と、3人の球界を代表する監督のもとでプレーしてきた経験を活かして、タイガースの打撃力向上を図ってもらいたいものである。


日本シリーズ番外編

2006年10月22日 | 野球
先の記事で、今年の日本シリーズに全く興味がわかない、と書いたのは誤り。
やっぱり気になるものではある。
で、どちらかと言えば、やはりチームが面白い日ハムを応援する。

先に札幌ドームの大声援を受けて試合ができれば、つまり今シリーズの球場使用の順が逆だったら、今日の憲伸のデキであれば勝てたかもしれない。

「野球に『たら』は禁物」とはよく言ったもの。
ついでに「かも」も禁物か。


日本シリーズ第1戦

2006年10月21日 | 野球
中日が4対2で日ハムを降した。
両チームには申し訳ないが、全く興味がわかない日本シリーズが始まった。

さすがのダルビッシュにも、日本シリーズの初戦先発というのは荷が重かったか?
中継で解説者が、
「シーズン中には逆球が来ることなど考えられなかったが…」
という話をしていた。
キャッチャーが外角に構えているのに内角へ投げてしまう、というのがいわゆる逆球だが、シーズン中にはほとんどなかったというそんな投球が見られたとは、ダルも人の子であるということか。

日本シリーズは、シーズンはもとよりプレーオフとも違う独特の雰囲気がある、とはよく言われる。
かたや中日はベテランエースの川上憲伸は、決して調子はよくなかったようだが、悪いなりにまとめるという、落ち着いたピッチングをみせたようだ。

この初戦、若さと勢いで出てきた日ハムが獲っていたら、一気呵成に4連勝するのではないかと思っていたが、中日が憲伸で勝ったという、ものすごく当り前で順当な、全く面白みの無い結果に終わった。
明日の日ハムは、新人の八木だろう。
かたや中日は老獪な投球が持ち味の大ベテランの山本昌。
非常に好対照な対決、ハムが獲る展開に持ち込めれば、また日本シリーズも面白みが出てくるのだが。

日本シリーズ

2006年10月21日 | 野球
いよいよ明日、ナゴヤドームで日本シリーズが開幕する。
日ハム対中日と言われても、あまり見る気が起こらないというのが正直なところ。
だいたい、大阪でテレビ中継はやるのか?
NHKはやるか。衛星で。

来年からセ・リーグにもプレーオフが導入されるとかで、「日本シリーズ」という名称は今年までだとか。
え?だったら何という名前になるんや??

「記憶の棘」

2006年10月20日 | 映画
ニコール・キッドマン主演作にして、彼女の美しさ全開の作品。
悪かろうはずがない♪

と書くと、ただの“ニコヲタ”(「ニコール・キッドマンオタク」の意)の戯れ言と思われるかもしれないが、とんでもない!

ジョギング中の心臓発作で夫ショーンを亡くしたアナ(ニコール・キッドマン)は、10年の歳月を深い悲しみの中で過ごしてきた。
そんな彼女をやさしく見守り、溢れる愛情を注いでアナの心を少しずつ癒してきたジョセフ(ダニー・ヒューストン)。
彼の優しさに包まれ続け、その愛情をようやく受け入れることができたアナは、ジョセフとの結婚を決意した。
周りから祝福されながら幸せな時間を過ごす二人の前に、突然一人の少年が現れ、アナに告げる。
「僕はショーン。君の夫だ。」
10歳になるその少年は、アナの夫の生まれ変わりだと主張する。
初めは、少年のいたずらだと思ったアナだったが、夫と二人しか知らない秘密を次々を語る少年に、徐々に心が惹かれていき…

嘆きの淵をようやく離れ、幸せの階段をジョセフと共に登ろうとしたアナ。
しかし“愛する夫の死”というこれ以上悲しい現実が、亡き夫と同じ名前の少年ショーンによって覆されようとしたとき、アナは戸惑いながらも心をかき乱され、次第に惹かれてゆき、やがて壊れ始める。
地震の初期微動のように揺れ始めた心が、ラストに向けて加速度的に振幅を大きくしていく過程を、悲しみを湛えた瞳の変化で表情にグラデーションをつけるように演じぬくニコール・キッドマンは、やはりただ美しいだけの女優ではない。

仏教で言うところの輪廻転生をテーマにしたこの作品が、キリスト教文化のアメリカで制作されたところが面白いが、監督とともに脚本を担当したジャン=クロード・カリエールには、ダライ・ラマとの共著があるということに納得。
しかし物語に宗教色は無く、ニューヨークを舞台にした悲劇の寓話として描かれており、果たして輪廻は有りや無きや、という問題は、全て観客の判断に委ねられている。

少年ショーンはアナに言う。
「僕の愛は永遠だ」
輪廻新しい肉体に宿るとき、前世の魂が持っていた美しい純粋な部分だけが「記憶」として残り、転生するのだろう。
しかし多くの場合、その「記憶」は新しい現実の中(現世)で蘇ることはない。
ただ、不慮の急死を遂げたショーンの、あまりにも強いアナへの思いが、新たな肉体において頭脳のなかで鮮明な「記憶」として蘇ってしまい、またその思いのあまりの強さに、アナは引き込まれてしまった。
そしてその「記憶」の純粋さ故の結末が訪れる。

これはあくまでも“たけとらの私見”。

この映画に対する感じ方や考えは千差万別。
ぜひ誰かと一緒に観て、その違いを楽しんでもらいたい。
(ゆめゆめ、ケンカするなかれ)

記憶の棘
2004年/アメリカ  監督:ジョナサン・グレイザー
出演:ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト、ダニー・ヒューストン、ローレン・バコール

九条シネ・ヌーヴォにて

2006年10月19日 | 映画
↑雰囲気が映画好きにはたまらないミニシアター

大阪は九条にあるシネ・ヌーヴォ。
劇団・維新派設計の、劇場内外ともに雰囲気のある小さな映画館であるが、館内には映画のチラシやポスターなどなどが所狭しと置かれていて、映画好きにはたまらない雑然感が楽しい♪

ここで開催された「赤龍の女」特別上映会に、紫亭京太郎氏とともに参加した。
出演者の和泉奈保ちゃんの舞台挨拶等々のイベントだったので、応援も含めて駆けつけたのである。

作品については次に紹介するとして、この上映会で面白くも感動的な事件が。
本作品での奈保ちゃんは、中国マフィア出身の剣の達人・梅花(メイファ)。
暴力団黒澤会幹部・荒巻(遠藤憲一)の用心棒であるが、荒巻への“女”としての愛情を抱きながらも表現できない「殺人マシーン」という切ないボディガードを演じている。
ラストシーン、最後の決闘の中で死んでしまうのだが、それを観ていた八代じゅんちゃんが、「奈保ちゃんが死んだ~」と号泣したのである。
これにはじゅんちゃんの横で一緒に観賞していた京太郎氏もビックリ!
思わず「いや、そこのカーテンの陰にいてるで」とツッコんだところが氏らしかったが、さすがに驚いたのか、じゅんちゃんに対するフォローのキレは悪かった。
映画の中とはいえ、仲のいい奈保ちゃんが死んでしまうというのは相当哀しかったんだとか。
京太郎氏のツッコミに、顔をハンカチで覆いながら、「ホントにぃ?」と入口のカーテンの方を振り返る様子の可愛いこと。

「88 Yellow Night!!」で奈保ちゃんがゲスト出演し、京太郎氏とともに撮影裏話などを聞き出していたじゅんちゃんが、奈保ちゃんが剣の特訓に取り組んだ苦労話に思わずウルウルしたときも感動したが、今回はその上をいったね。
もう、ホンマにイマドキ珍しいくらいにエエ子。
いろんな意味で素直な天然系の八代じゅんちゃんなのであった。

15歳の豪速球投手

2006年10月18日 | 野球
讀賣巨人軍に、最近15歳の台湾選手が入った知らなかった。
林羿豪(リン・イー・ハウ)といい、なんと149km/hの速球を投げるとか。
報道ステーションで長嶋一茂がキャッチボールをしていたが、確かに中学生とは思えない球を投げていた。

それを見ていて考えさせられたのが、タイガースの辻本である。
すわ!史上最年少勝利投手となれるか!?などと入団時にスポーツ紙を賑わしたが、2軍でもほとんど登板していない。
(というか2軍公式戦では投げてないのか?)

どちらもまだまだ成長が楽しみな逸材であることには間違いないのだが、讀賣の林の方がしっかりした身体に見えるのは、「隣の芝生は青い」ってヤツか?
焦る必要は無いにしても、辻本の成長話が出てこないのは不安である。
タイガースの育成担当は本当に大丈夫なのか!?

讀賣の選手となったが、林にはビッグな選手に育ってもらいたい。
讀賣も彼を潰すようなことがあれば断じて許せん!
彼は台湾の宝と言えるのだから、その投手を獲得したわ、そやけど潰したわでは、国際問題やで!
頼むデしかし(横山やすし風)

工務店の話

2006年10月17日 | よもやま
テレビ大阪のWBSを見ていると、ある工務店が紹介されていた。
なるほどー!とうなったのは、その低コストに向けた取り組みだ。

まずひとつ。
建築現場にインターネットカメラを設置して、工事の様子をいつでもネットで見られるようにし、顧客の信頼を得るとともに工事現場の生産性を高めている。

もうひとつは“モデルハウス”。
その工務店は、いわゆるモデルハウスを持っていない。
しかしその代わりに、以前に家を購入して住んでいる顧客に、“モデルハウス”として協力してもらっているのである。
これでモデルハウス維持コストがかからず、しかも実際に住んでいる顧客から、見込み顧客がナマの話を聞けるので評判がよい。
これはテレビでは触れられていなかったが、後々実際に顧客が住んでいる家が新規顧客に
紹介されることで、建築に対する手抜きは行われないだろうことが推測される。

すばらしい!

全日程終了

2006年10月17日 | 野球
↑来年もぜひ声援を送りたくなるプレーを

神宮球場でのヤクルト最終戦を勝利で飾り、タイガースは今シーズンの全日程を終了した。
去年に3勝足りない84勝。
大したものである。
そのうちの20勝以上を9月以降に挙げたのだからスゴイ!
逆に言えば、もっと早いうちからちゃんと勝っとけ!っちゅうことやが。

結局、タイトルホルダーは、最優秀中継投手を横浜の加藤と分け合った球児と、裂いた奪三振を川上憲伸と分け合った井川の二人だけ。
赤星は入団以来続けてきた盗塁王を逃し、打率・本塁打・打点のいわゆる“三冠”は福留(首位打者)、ウッズ(本塁打王・打点王)のドラコンビが独占したのだから、タイガースが中日を抜けないわけである。

それにしても最後の登板10三振を奪わないとタイトルに届かなかった井川が、10奪三振の完封劇でタイトル奪取。
メジャー行きに箔がついたてなところか。
必死こいてタイトルを取ったと言うても、全く喜べない。
シーズン真っ盛りの大事な試合を潰してきた男が、シーズン終盤で帳尻合わせのような投球をしても、何も感動は生まれない。
今日に限らず、“涙の甲子園”以降のような投球ができるんなら、もっと重要なところでキッチリ結果を残しといてくれ!てなもんである。

まあ何にしても、これで今年のプロ野球観戦も終わり。
まだ日本シリーズがあるやないか!てなもんであるが、ファンには悪いが北海道とナゴヤの日本シリーズっちゅうのもなんだかなぁ…

ちなみに、写真は先日の甲子園最終戦で撮ったもので、記事内容とは一切関係ない。

TOP OF THE WORLD

2006年10月16日 | music
カーペンターズの曲は、何を聴いてもホッとする。
彼らが世界的に人気を博していた頃というのは、自分はまだ幼かったのだが、聴いたときの記憶が良かったのだろうか。
とても良いイメージで“刷り込まれている”のは確かなようだ。

なかでも、イントロの頭を聴いただけでパッと気持ちが明るくなったり、あるいはのほほんとした気分になったりと、何らかのカタチで心を癒される曲が「TOP OF THE WORLD」。
ラジオ番組などでかかるとつい曲に合わせて口ずさんでしまうが、時には何故だかウルウルきてしまって唄えなかったりする。
自分にとっていつ聴いても琴線に触れてくる曲なのである。

誰しも、聴くたびに琴線に触れる曲というのがあるのだろうか。