面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

笑福亭笑瓶が。

2016年06月29日 | よもやま
笑福亭笑瓶、死を覚悟し神奈月に最後の言葉を託そうとしたが「嫌です」と断られていた


笑福亭笑瓶が去年の12月29日に、ゴルフの最中、急性大動脈解離で病院に救急搬送されていたとは知らなかった。
以前にテレビでこの病気についての解説を聞いたことがあるが、字面からしても相当な激痛に襲われるであろうことは想像に難くない。
大阪の梅田で、赤信号の交差点に車が突然突っ込んできて大事故になったとき、運転手が信号待ちの際にこの症状に見舞われて亡くなったうえでの出来事ではなかったか。
よくぞ笑瓶は無事に回復したもの。
症状が出たら即アウトだと思っていたが、症状によってはそうでもないようだ。
とはいえ、絶対にかかりたくない。

「孤独のススメ」

2016年05月17日 | よもやま
オランダの田舎町。
妻に先立たれ、家を出た息子とは疎遠なまま、ひとり静かに暮らす初老の男フレッド(トン・カス)。
毎週日曜日の礼拝以外は近所づきあいも避けて、ひっそりと毎日を送っていた。

ある日、言葉が不自由で意思の疎通がままならない謎の男テオ(ルネ・ファント・ホフ)と関わりを持ち、身寄りのない様子の彼を自宅に引き取るように同居をはじめる。
フレッドはテオに、自分の生活スタイルを押し付けるように“指導”していったが、やがて二人の間に奇妙な友情が芽生えてくる。
そして、ルールに縛られるように生きてきたフレッドの日常が少しずつ変化しはじめる。

フレッドの味気ない日常に“彩り”が出てきたある日、保守的な田舎町の住民たちは、彼らを訝しがるようになる…


信仰の篤い保守的な田舎町を舞台に、家族を失って自らを日々のルーティンに縛りつけるように生きてきた男が、何ものにも縛られることなく風のように生きる男との出会いによって生まれる変化を描く。
自由な男に触れることで、自らを解き放つことができたフレッドは、“人間らしさ”を取り戻すように、表情さえ変わってくる。

何かに縛られて生きることは、手に入れられる幸福を逃すだけでなく、今ある幸せをも失うことにつながるのではないだろうか。
“心の縛り”は、誰にでも生じるものであり、誰もが知らぬ間に作り上げていることも多い。
その不自由さから自己を解放すれば、心も身体も軽くなるというもの。
必要最小限の“しがらみ”にのみ従って生きることで、毎日が明るく、楽しくなるものだと再認識。


ロッテルダム国際映画祭観客賞を始め、世界各国の映画祭で数々の賞に輝いたのもうなずける。
テオと彼を温かく見守る人に、自らを解放することの大切さ、楽しさを感じさせてくれる佳作。


孤独のススメ
2013年/オランダ  監督:ディーデリク・エビンゲ
出演:トン・カス、ルネ・ファント・ホフ、ポーギー・フランセン、アリアーヌ・シュルター

ラッスンゴレライ

2015年03月09日 | よもやま
たけし「ラッスンゴレライ」を「バカ大学の文化祭」とバッサリ…30秒で強制終了(デイリースポーツ) - goo ニュース


「北野演芸館」を久しぶりに見た。
演芸番組を見たのは本当に久しぶりだったが、相変わらずのナイツの“イイマツガイ”系ネタは安定感抜群で面白かった。
そんな中、若手を中心とする芸人たちがネタを披露し、それを見ているたけしがボタンを押すと幕が降りてきてネタを強制終了させるコーナーで、話題の8.6秒バズーカーが登場した。
ブレイク中の「ラッスンゴレライ」を一節披露したところでたけしはボタンを押して強制終了。
「バカ大学の文化祭じゃないんだから!」とニコリともせずバッサリ切り捨て、ガダルカナル・タカが慌ててフォローしていたが、うまいこと言うなぁと感心も得心もした。

同じくリズムネタでブレイクしたバンビーノの「ダンソン…」の方が、まだネタとして構成されていて見ていられるし笑えるが、「ラッスンゴレライ」は本当にただのリズム遊びでしかなく、幼児番組の1コーナーみたいなものにしか思えない。
「ひらけ!ポンキッキ」の“ジングル映像”に近い気がする。
YouTubeで多くの人々が真似した映像をアップさせているが、正に誰もが動画をアップしてパフォーマンスを披露できる現代ならではの流行に乗っているだけに過ぎず、ネタとは言い難いシロモノだ。
かつての「レッドカーペット」を見て育ってきた人間らしい一発芸かもしれない。
番組終盤で、タカのフォローをわずかな追い風に、「転調するところを見てほしい」と「ラッスンゴレライ」の続きを披露して食い込んでいった根性は評価するが、あれで本当にたけしが笑うと思っていたなら、彼らにお笑い芸人としての未来は無い。

それに比して、「未亡人朱美ちゃんシリーズ」以外のネタを初めて見た日本エレキテル連合には圧倒された。
朱美ちゃんでブレイクした橋本小雪の“狂気”は凄まじい!
かつてワハハ本舗で見た久本雅美の二人羽織エクソシストを凌ぐのではないかとさえ思える凄みがある。
表情の作り方など、無声映画時代のチャップリンを彷彿とさせるような目の使い方が効果的で、歌舞伎の要素もうまく取り入れてるのではないだろうか。
ネタが流行語大賞に選ばれ、一発屋芸人化することを危惧する声もあったが、彼女たちには当てはまらないはず。
多種多様なキャラクターが生み出す狂気は、他の若手芸人連中の追随を許さないエネルギーがある。

やっぱり面白いと思えるコンビやチームは力がある。
改めて演芸番組の視聴にシフトしていこう。

辛勝…

2013年03月09日 | よもやま
10回に中田が決勝犠飛!井端価千金同点打/WBC(サンケイスポーツ) - goo ニュース



今回も最後の最後で決勝の相手となるのではないかと思っていた韓国が1次ラウンドで敗退するという、予想だにしなかった大番狂わせで2次ラウンドに進んできた台湾とオランダ。
オランダがキューバを破るという、これまた超大番狂わせで始まった2次ラウンド。
相変わらず湿りきった打線は今日も完黙。
迎えた8回にようやく得点して同点に追いつくも、3イニング目まで引っ張った田中がまたも打たれて万事休すか!?
と思いきや、今大会絶好調の井端が執念の同点タイムリーで追い付き、最後は延長で田中翔が勝ち越し犠牲フライで初めてリードすると、9回からつぎ込んできた盤石の投手陣で台湾の反撃を許さずゲームセット。

勝ったから「イイ試合だった」と振り返れるだけの辛勝。
とにかく勝てばいいのだが、あまりにもしんどい勝ち方が続いて心臓に悪い。
打線が活発に打てていないのが最大の要因であるが、それでも負けないのは大したものと言うべきか。

2012年流行語大賞

2012年12月05日 | よもやま
スギちゃん消える?ジンクスに「残りたいぜぇ~」(サンケイスポーツ) - goo ニュース


R-1で初めてネタを見たとき、いかにも東京でウケるイマドキなネタやなと思いつつ、じわじわ笑いが込み上げてくるおかしみが鮮烈に記憶に残った。
その後、あれよあれよという間にブレイクし、ついに今年の流行語大賞にまで登りつめた。
過去この大賞を取った芸人は、やはり「一発屋」となっていく宿命にあるかのように消えていっているが、それでもノミネートでとどまるよりはトップを取る方がイイに決まっている。
テツトモなんかは「なんでだろう」で地方営業回りで稼ぎまくっているし、ノミネートという中途半端な位置で終わるよりもインパクトを残せるので、今後の芸能活動にはとってメリットは大きいだろう。
ただしそこには、本人の人間性も大いに関係してくるのではあるが。
(誰とは言わないが、すっかり天狗になったことが有名な某女芸人は、ものの見事に消えてしまっている)

それにしても、大賞受賞となるとその内容について説明が付くワケだが、この「ワイルドだろぉ」の説明として、
「行き過ぎた野性的なエピソードを『ワイルドだろぉ』の一言で締めくくるネタ」
と妙に落ちついた感じで書かれると、本人がこれを読んだらこっ恥ずかしいだろうことは、間違いない(← このネタの方もどこへ行ったのだろう!?)

ブログ更新

2012年11月29日 | よもやま
最近、めっきりこちらの記事更新が滞っている。
というのも、紫亭京太郎のマネジメントが忙しなくなっているためでもある。
いろんな“引き合い”をいただくようになったのは喜ばしいことではあるが、なかなかこちらのブログに手が回らず…

紫亭京太郎“公式”ブログ


http://ameblo.jp/murasakiteikyotaro/

マクギー逝去

2012年04月12日 | よもやま
まる子の祖父・友蔵や神様の声、青野武さん死去(読売新聞) - goo ニュース


高校の頃、テレビでやっていた「超人ハルク」で、主人公の秘密を追いかけるいやらしい~新聞記者・マクギーの声で強烈な印象を持ったのが最初に彼を認識したときだった。
その後、気付けばいろんな作品に出演していることを知ったのだが、どうしてもマクギーのいやらしい声の印象が強く残り続けていた。

もう75歳だったとは。
昔からよく知っている名優たる声優さんも次々に亡くなっていく今日この頃。
残念ではあるがいたしかたなく…

合掌

残念…

2011年10月30日 | よもやま
阪神来季2軍監督、矢野氏の招へいは見送り(サンケイスポーツ) - goo ニュース


真弓の下での3年間で沈滞ムードが漂っているようにみえるタイガースの刺激剤として、矢野と赤星の入閣は非常に効果的だと思っていたが、2軍監督の要請を矢野が断っていたようで残念。
よもや「評論家の方がおいしい」という計算ではあるまいな!?
一方の赤星はどうなのだろう…?
コーチよりも、いっそのこと選手として復帰した方がいいかもしれない。
間違いなく柴田よりも勘のイイ走塁ができるはず。
上本、大和に柴田らの走塁の手本となるという期待も…


アニキたる所以

2011年06月10日 | よもやま
金本アニキ、通算418本目の二塁打(読売新聞) - goo ニュース


テレビ中継はもちろん、携帯でも経過を追わずにいたが、勝ったら飛んでくるメールで連勝を知った。
ホンマに久しぶりやと思ったら、交流戦に入って連勝が無かったとは。
そういえば確かに、連敗はしても連勝することは無かった。

スポーツニュースをいくつか見たが、今日は金本の“激走”のたまものかもしれない。
43歳の大ベテランが、なりふりかまわずグランドを駆け抜け、二塁からヒットで還ってきたり、失敗したものの思い切りのいいスタートで三塁盗塁を仕掛けたりする姿は、チームを鼓舞するのに十分だろう。
あの姿で奮い立たない者は去らなければならない。
暑くなってきたことで「金本の季節」が到来し、ついにエンジンがかかってきたのだろうか。
もう多くは望まないが、それでも溌剌としたプレーでチームに刺激を与える姿は、さすが。
金本が「アニキ」と呼ばれて慕われる所以である。

この連勝を契機に、イッキに浮上の波を作れなければ、本当に今季が終わってしまう。
最近“崖っぷち”だらけのタイガースだが、次の連戦はまたまた非常に重要だ。
是が非でも4連勝へと連勝を伸ばしてほしいものだが、はてさて…