面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

CSというくだらない制度。

2018年10月21日 | 野球
【西武】辻監督、続投正式決定 号泣で来季日本一誓う「来年は必ず、日本一になれるように」


パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦。日本一に輝いた2008年以来、10年ぶり22度目のリーグ優勝を果たしたライオンズが、昨季の日本一チームでレギュラーシーズンは2位だったホークスに5―6で敗れて、CS敗退となってしまった!
ライオンズの辻監督は、試合後に行われた最終戦セレモニーで男泣き。そらそうやね。

ところでホークスファンは、本当にうれしいのだろうか?
かつてタイガースも、レギュラーシーズンでは優勝できなかったのに、CSを勝ち残って日本シリーズに出てしまった。ぶっちゃけ、うれしくもなんともなかった。タイガースが出場するというのに、あんなに気分が盛り上がらない日本シリーズは初めてだった。
なにも、当時対戦したホークスに敗れて日本一になれなかったからではない。リーグ戦で優勝していないのに日本シリーズに出ることによる、日本シリーズの権威失墜が何よりもつまらなかったからである。リーグ優勝できなかったくせに、たった数日の試合結果で日本シリーズを勝ち抜いても、とても「日本一だ♪」と喜ぶことなどできず、むなしいだけな気がして仕方なかったこともある。

去年はカープが、今年はライオンズが日本シリーズに進めなかったワケだが、それでも来年もCSは続くのだろう。興行としてのプロ野球にとってはシーズンの最後まで観客動員が見込めるこのCS制度を、日本プロ野球機構が手放すはずがない。
こうして、くだらない制度は続いていく。