面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

札幌遠征

2009年05月31日 | 野球
タイガース観戦史上最遠となった札幌遠征は、結局1敗1引き分けという、行った甲斐の無いフヌケな結果に…

今日はさすがに帰りの飛行機があったため、試合途中でドームを後にしたが、もう1泊できていたとしても、なんとも後味はよろしくない試合だったわけで、ススキノの夜も観光スポットも何も堪能することなく、野球観戦に特化したミニ旅行は、イマイチ歯切れの悪い締まらないものとなった。

しかしファイターズが北の大地にしっかり根付き、ファンと一体となって札幌ドームを熱くしている姿には感動した。
試合前に場内に流れた、松山千春の「大空と大地の中で」にも、野球とは関係ないものの、なぜかジーンと胸を打たれた。
実は個人的に、ドーム球場は野球本来の姿ではないと考えているので、どちらかと言えば否定派なのだが、北海道の野球ファンにプロ野球を楽しんでもらうためにも、必要不可欠な画期的な技術であることを思い知った。

また今度、北の大地にリベンジに行こう!

今回の遠征ツアーを段取っていただいたバンビ殿に深謝!

出陣

2009年05月30日 | 野球
今季2度めの遠征は、念願の(一つ)札幌!

交流戦でしか行かない、それも土日開催でないと行けないという条件をクリアした今年、虎仲間が旅行の手筈を整えてくれたおかげで遠征隊が結成された次第。
水曜日に今季の観戦連敗を(無理矢理)止めた万全の態勢で、いざ出陣!

民主主義人民共和国

2009年05月29日 | ニュースから
北朝鮮が地下核実験、06年以来2度目…「成功」と発表(読売新聞) - goo ニュース


北朝鮮に亡命している元連合赤軍メンバーのインタビュー記事で、
「いじめられっこが武器を持って何が悪い」
というような発言をしていたが、その武器が核兵器であっても、彼らは肯定するのだろうか。
他の核兵器を持つ国々から「核兵器を持つな!」と言われても納得できないだろうが、核兵器を持たない日本がそう言えば納得するだろう……とも思えない。

北朝鮮が国際的な「いじめられっこ」であるという発言を読んだとき、周りが嫌がることをして煙たがられているというのに、さも自分に非が無いにも関わらずいじめられていると思い込んでいる人間がいることを思い出したが、それと同じことなのではないかと思うのは、自分だけだろうか。
自分の弱さを隠すために虚勢を張り、デカいナイフを振り回して周りを威嚇するうっとうしいチンピラのようだと言ったら、ちと言い過ぎか!?

ふと北朝鮮の国名に、「民主主義人民共和国」と付いていることを思い出した。
はたして本当に、民主主義を標榜できる国と言えるのだろうか?
何が何だか、この国のなさることは、凡人の自分には理解できない。


そうかも。

2009年05月28日 | ニュースから
「マスクに手洗い、日本は偏執狂」 NYタイムズ神戸発ルポ(産経新聞) - goo ニュース


確かに、異常なほど清潔を保つことに固執しているところがあるかもしれない。
自分も不必要なほど、手洗いを励行していることがある気もする。
もともと、欧米各国に比べて日本人は清潔好きではないかとは思う。
フランスみたいに、往来に家庭で出るウ○コを捨てるような“文化”は無いし。
(あ、もちろん今のフランスにはそんな“文化”は無いが)

しかし、自分の幼少のみぎりを思い出すに、今から思えば大概不衛生なことをしていたと思う。
おもちゃを外へ持ち出して遊んで、帰ってきてもキレイに洗うことはもちろん、砂をはらうことさえしなかったし。
自分自身が砂だらけになることもしょっちゅうだったし。
だいたい、父親が山登りが好きだったのでよく連れて行かれたが、山の上では清潔もクソも無い状態だ。

そんな生活を小さいときにしている方が、体の抵抗力もつくように思うのは、自分が“旧人類”な証拠なんだろうか。
今回のインフルエンザ騒ぎで、感染の中心が高校生くらいの年齢層であることから、そんなことを考えてしまう。


今季初勝利

2009年05月27日 | 野球
残業のケリをつけて駆けつけた甲子園。
今季の観戦初勝利。
と言っても、スタンドからグランドを見た瞬間、試合終了となったのだが…

とにもかくにも、とりあえずこれで今季の観戦連敗記録を止めた!
いや、連敗を止めるために、甲子園に駆けつけたのである!
(ちょっと強引?)

桧山と関本による、今季初のヒーローインタビューも見れた。
さあ、次の応援に向けて…!


「小三治」

2009年05月26日 | 映画
柳家小三治という噺家。
どことなく陰気で暗く地味な高座だと嫌っていた。
それは、遡ること既にン十年前、その名前を意識して見た初めての高座の印象を、長らく引きずってきたからだ。
またそのときのネタが、上方落語では考えられないほど暗い噺である「死神」だったから、なおのことだったかもしれない。

それが高じてしまって、最近では彼の落語を聞くことはほとんどなかった。
もっとも、テレビやラジオなどのメディアへの出演は極力避けているとのことなので当り前ではあるのだが、自分から追いかけて聞く、例えばCDを借りるなどすれば聞けるものを、それさえしてこなかったのである。
なので、今度小三治を追いかけたドキュメンタリー映画が公開されるということを知り、逆に観たくて仕方がなかった。
それは、あの陰気で暗い高座を作り出す噺家は、どんな人となりなのか!?という、少々悪意のある興味からだった。

そして、ようやくにして作品を観ることができた。
そして小三治その人に触れることができ、学生時代に彼の高座が気に入らなかった己の浅はかさを、今さらながら思い知った。
しかし自分が小三治の味わいを認識できるようになるには、相応の社会人生活を送る必要があったかもしれない。

小三治は、記録に残すことが好きではないという。
落語というものが、高座で演じる噺家と、その場で空気を共有する客とで作り上げていくものだという思いがあるからで、それは彼が寄席で高座を務めるという「噺家の本業」を何よりも大切にしているために、それに支障が出るようなメディアの仕事は避けるという姿勢に現れている。

確かに、「レッドなんとか」をはじめとする瞬間芸花盛りの昨今のテレビにおける演芸の扱いを見れば、落語における「間を味わう」という楽しみ・醍醐味など、まどろっこしくて誰にも分かるものではなくて、そんなものウケねぇよ、と切って捨てられるものだろう。
特に“間”の味わいが楽しい小三治に対して、テレビ界からオファーがかかるわけがない。
しかしそれはそれでいい。
小三治の面白さは、寄席の高座を通して同じ空気を彼と共有することでこそ、最もよく味わうことができるものだから。

師匠と呼ばれ、弟子を何人も抱える人は皆そうかもしれないが、この作品の中で小三治が口にする言葉のひとつひとつが、皆趣があって人生の機微が感じられて、そして茶目っ気たっぷり(そこは噺家ならではかもしれないが)で楽しい。
落語好きはもちろんのこと、落語のことを全く知らない人も、小三治という噺家の「人となり」に触れることで、いろいろ様々に思いを巡らせることができる、“癒し系ドキュメメンタリー”。


小三治
2009年/日本  監督:康宇政
出演:柳家小三治、入船亭扇橋、柳家三三、立川志の輔、桂米朝
語り:梅沢昌代

あちょぉあー、よぉしかわくぅーん!

2009年05月25日 | ニュースから
「剣道2段」森田健作知事に免状なし…40年以上も“自称”(読売新聞) - goo ニュース


「おれは男だ!」以来、てっきり剣道がデキる人だと思い続けていた。
あ、言い方が悪い。剣道はデキる人なのだ。
ただ、公式に“デキる人”を証明してくれるものを持っていなかっただけなのだ。
だから、自分のことを「剣道が得意」と言うことはできても、「剣道二段である」と言うのは間違っているのだ。

だからどう!?
「無所属」を言い張り、それを軸として知事に当選したという詐欺まがいの行為をしでかしたそっちの追求の方が重要ではないのか??
マスコミの皆さんに問いたいのですが…


「スラムドッグ$ミリオネア」

2009年05月24日 | 映画
インドのスラム出身の少年ジャマールは、人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、あと1問正答すれば、最高賞金である2000万ルピーを手にするところまできた。
しかし、このことを面白く思わない番組のホスト(日本で言えば「みのもんた」)は、最後の問題を翌日に残したまま、不正を働いたとして彼を警察に突きだしてしまう。
ジャマールは詐欺容疑で逮捕され、厳しい追求を受けるが、一切の不正は働いていないとして、毅然とした態度をとり続けた。
拷問に等しい尋問にも音を上げない彼に対して、改めて番組の録画を見せながら尋問を続ける警部に対して、ジャマールは正答を得られた理由を述べていく。
そこには、スラムで生まれ育ち、悲惨な日常を懸命に生き抜きながら、1人の少女を追い続けた彼の、凄まじい物語があった…

今さらながら、ようやく見たアカデミー賞8部門受賞の話題作。
今さらながら、インドのスラムの生き地獄のような日常には息を呑む。

スラム出身でまともに教育も受けていない「お茶汲み」のお前に、答えがわかるはずがない!
クイズの司会者も尋問する警部も、スラム出身のジャマールを蔑み、罵倒する。
しかし彼は、100ルピーの札は見たことがなくても100ドル紙幣に描かれている肖像が誰かは知っていたし、信仰心は無くても神が何を手にしているのかは知っていた。
それは教育によって授けられたものではなく、彼が身を置かざるを得なかった環境から得られた知識だったのだ。
そして、“汚い大人”たちが持つ嫉みや憎しみなどの悪意を見抜く力を持つ彼に、それまでの人生の過酷さを思い知らされる。

今さらながらよくできたストーリー展開でスピード感と緊迫感に溢れ、最後の瞬間までスクリーンから目が離せず、グイグイ引っぱられて時が過ぎるのを忘れる傑作。
のほほんと生きてきた自分には想像もつかない、壮絶な世界をしたたかに生き抜き、そして愛を貫ききる姿に勇気付けられる。

それにしても最後の最後にダンスがあるのは驚いた!
イギリス映画なのにインド映画の基本を踏襲したダニー・ボイルの姿勢が面白い♪


スラムドッグ$ミリオネア
2008年/イギリス  監督:ダニー・ボイル
出演:デーヴ・パテル、アニル・カプール、イルファン・カーン、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント

温度差

2009年05月23日 | よもやま
泉南方面へやってきて驚いたこと。
マスクの着用率の低さ。
マスクしてない人の方が圧倒的に少ない大阪市内との温度差にびっくり!

まあ、今さらマスクしてもどう!?というところはあるので、こっちの方が“正常”な気はする。