面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

自粛圧力

2011年03月31日 | ニュースから
過剰な「自粛」は正しいのか?マーケティングのプロが被災地復興のためにできること(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース


自粛という名の無意味な圧力がはびこっているのではないだろうか。
ことに関東方面ではそれが顕著なのだろうか。
何ら被害を受けることのなかった東海方面から西日本へかけては、これまでどおりの様々な活動をフツウに行うことこそ、日本全体の経済活動を支えることになる。

東日本方面にも、できるだけ早い時期に観光などの面で消費活動を活性化する必要がある。
その点でプロ野球をはじめとするプロスポーツ観戦は、西日本方面のファンが“遠征”して消費活動を行うことにつながるものであり、闇雲にイベントを中止するのではなく、可能な限り実施していくべきだろう。

被災して大変な人がいるのに浮かれて何事だ!?などと圧力をかけようとする御仁ほど、普段から娯楽による経済活動に貢献していないのではないだろうか。
そんな文句を言う前に経済活動活性化に向けて動いていただいた方が余程いい。


セクト主義

2011年03月30日 | ニュースから
東電、避難住民受け入れゼロ=保養所、社宅多数も―原発事故で対応遅れ(時事通信) - goo ニュース


多数の社宅や保養所などの福利厚生施設を持つ大企業と呼ばれる規模の各社が、支援策として震災被災者を施設に受け入れることを発表している中で、福島原発事故の当事者として地震以外の多くの避難住民を発生させる原因となった東電が、被災者の受け入れ策を講じていなかったという。
いくら原発事故の対応に追われているとはいえ、あれだけの大企業ともなれば、各セクションに所属する人員の数は一人や二人ではないはず。
日本中が様々な支援策を打ち出しているというのに、福利厚生施設を管理する部門は何も感じなかったのだろうか?
原発を統括する部門や技術関係の部門はともかく、スタッフ部門は自部門の所掌内で会社のためにしなければならないことを全うするべきではないだろうか。

もっとも、大企業がゆえに世間に疎いという面が出た結果なのかもしれない。
例えば広報部門の場合、被災者のためにできることはないかと考える前に、いかに記者会見をソツ無く無難にこなすか、もっと言えば記者会見で話をする副社長をはじめとする幹部を支えるかに注力したということだったとも考えられる。
東電社員でも何でもないアカの他人であり、実際のところを知っているわけでもない単なる憶測記事ではあるが、普段は弊害となるであろうセクト主義に、ある意味でもっと傾注した方がよかったのではないかと感じたニュースである。


大同団結未遂

2011年03月29日 | ニュースから
自民、被災地支援強化…大連立拒否の批判に対処(読売新聞) - goo ニュース


総理から要請があった時、「国家の一大事である!喜んで!」と入閣し、復興に向けた様々なルートを持つというその力を次々に発揮して民主政権を圧倒すればよかったものを、拒否した後にごそごそ動き回っても見苦しいだけだ。
谷垣総裁がもう少し機を見るに敏であれば、自民党のV字回復も叶ったであろうに、結局のところ民主党も自民党も人材不足だということだろうか。


極限の中で。

2011年03月28日 | ニュースから
過酷労働もう限界、両親は不明…原発の東電社員がメール(朝日新聞) - goo ニュース


事故現場には、復旧作業に従事し続ける社員の皆さんがいる。
その正に最前線からのメールを読むと、息苦しささえ感じるほど、いたたまれない。
軽々に「仕事だから当たり前」「そんなことは覚悟のうえで会社に入ったのだろうが」などとは、とても自分には言えない。
ネット上で飛び交う作業員の皆さんに対するそれらの言葉に、インターネットの持つ醜い側面を見せつけられて辟易として気分が悪くなるが、そんなことも吹き飛ぶほど、現場からのメールは凄まじい。

このように“現実”に向き合うと、無意識のうちに罪悪感のようなものが生じてくる。
大きな重荷が肩にのしかかってきたような感覚に襲われ、気分が落ち込んでしまいそうだ。
様々な「マイナスの情報」に接しているうちに芽生えてくる危険性についての記事があった。


地震の報道「サバイバーギルティー」に注意(R25) - goo ニュース


「サバイバーギルティー」という言葉を初めて知ったが、「助かった者が罪悪感、無力感を感じてしまうこと」を指すらしい。
アメリカで起きた、いわゆる「9.11」事件の時に、何度もあのビルが崩れ落ちたりする映像を見過ぎた人、特に子供たちにはショックが大きく残ったのだとか。
ショッキングな映像を繰り返し見ていると気分が滅入っているというのは、人間として誰もが持つ感情の動きだろう。

被災しなかった人たちがサバイバーギルティーにならないためには、日常生活を滞りなくおこなうことが大切であるという。
確かに、実際には被災していない人々までもが気分的な落ち込みにハマりこんでしまえば、日本の復興は更に遅くなってしまうだろう。
今の自分が置かれている状況をしっかり認識して、自分にできること・できないことを見極め、良い意味での「割り切り」が必要だ。

自分が無事でいるということは何も悪いことではなく、普段と変わりなく日常生活を送ることこそが、自分に与えられた“役割”だ。


精神性

2011年03月27日 | ニュースから
フランス人が絶賛する 日本人のココがすごい!(COBS ONLINE) - goo ニュース


外国における震災に関する報道で、被災者の皆さんの落ち着いた態度を絶賛する声が相次いだ。
それはとても誇らしいことであるのは確かなのだが、逆の見方をすれば、どれほど他の国の人々の精神性が低いのか、そっちの方にビックリする。

フランス人が日本人を絶賛しているという。

「フランス人は問題があればやたらと騒ぎます。もし、フランスで同様のことが起こったとき、受け入れるという姿勢に慣れていない私たちは、あなたたち日本人のように対応できるかどうかは疑問です。」
「スーパーに殺到する人たちの映像を見ても、みながきちんと列に並んで順番を待っている姿に驚きました。もしこれがフランスだったら、きっと押し合い、取り合いになるでしょう。」
「自己の利益だけではなく、全体のつながりを大切にする心をわれわれフランス人も見習わないといけません。」

それはそれで嬉しいことではあるが、ちょっと待ってもらいたい。
フランス人というのは、どれほど利己的で落ち着きの無い人々なのか?
こんなことで絶賛するなんて、逆にそれは「誉め殺し」でバカにしてるのではあるまいな?などと勘ぐりたくなってしまう。
とはいえ、利己的な我利我利亡者が増えてきたように思える昨今、他国から評されるほどの人間としてのレベルの高さを保っている人々が多くいることは単純に嬉しい。

しかしながら、これが東京だったら、これほどの落ち着きを維持できているだろうか?
震災は天罰と平気で言い放つ知事のお膝元には、常軌を逸したクレームを平然と繰り広げる「モンスター○○」と呼ばれる連中も有象無象に生息している。
自分だけよければ他はどうなっても知ったこっちゃない!という行動をとる人間が溢れるのではないだろうか。
そういえば、六本木での豪遊が取り沙汰されたITバブルで大儲けされた“小金持ち”の皆さんは、どうなさるのだろう。
早々に柳井氏が個人的に2億円の支援を発表していたが、IT系で同様に動いた人物は三木谷氏の他に誰がいるのだろう。
なんでもかんでも0円を謳い、いつもNTTを目の仇にされているSB社の御主人様はどうされているのか?
通信事業者の責務である誰もが使える無料の公衆通信設備を提供するNTTに比べて、地デジ押し付けと同様に闇雲に「光の道」と吼え続けるSB社は自社ユーザーの利益のみを保つことに汲々としているように見えるのは、自分の根性が曲がっているからだろうか。

大災害が起きた際の日本人の自律性に対する国際的な賞賛を、誰もが心に刻んでおかなければならない。
賞賛を喜ぶのではなく、賞賛されるほどのことではないと矜持を保つことができる精神性を忘れてはならない。
外国は賞賛するかもしれないが、人間として当たり前のことなのだから。

しかし、そうして外国から賞賛を受けている中で、火事場泥棒のニュースも増えてきた。
もちろん、日本人全員が善人であるとは言わないが、自律という高度な精神性を意識してもらいたいもの…


政治的決着

2011年03月26日 | 野球
巨人開幕強行失敗の舞台裏 読売政界パイプも通用せず (夕刊フジ) - goo ニュース


自民党政権下では我が世の春を謳歌したナベツネも、民主党政権の下では“御威光”も霞んでしまっているようだ。
民主党とのパイプが磐石ではない讀賣軍団は、結果的に民主党と太いパイプを持つOB古田もバックアップする選手会に敗れたという構図が、今季開幕におけるセ・リーグのパ・リーグ追従となったということで。
毎度毎度、讀賣が絡む球界における諸問題には、政治の陰が見えて鬱陶しい…

それにしても選手会長として東奔西走した新井にとって、開幕が4月12日まで延びたのはありがたい。
ここのところ選手会業務が繁忙過ぎたか、打撃は絶不調をかこっていたので、ようやく開幕問題も決した今、開幕に向けてしっかり調整し直してもらいたい。
そしてタイガースにとってありがたいのは、開幕先延ばしは城島の膝と金本の肩にとって非常に貴重な回復に向けた期間が取れるということだ。

岩田の復活も期待できる今季、能見・岩田の両左腕に右のエース久保を加えた計算できる先発三本柱が形成でき、そこへスタンリッジに下柳、秋山がしっかり働いてくれれば、久保田・小林・藤川球児の「KKK」救援陣を整えたタイガースの投手陣は磐石!
あとは打撃陣が去年よりパワー1割減でも十分に戦える。
なかなか楽しみになってきた♪


開幕は宇部で。

2011年03月25日 | 野球
巨人、開幕は宇部で…4月は東京ドーム開催せず(読売新聞) - goo ニュース


“お上のご威光”には逆らえず、更には世論も敵に回したことに気づいた(らしい)讀賣は、結局“振り上げた拳”を降ろさざるを得ず、4月12日開幕とすることに決したようだ。
しかも4月は東京ドームでの試合を開催しないことにしたというのだから、さすがに色んなことに気づかされ、御大の御意向を覆さざるを得なかったということか。
そして御大もはらわたを煮え繰り返しながらも納得せざるを得なかったということなのだろう。

様々“せざるを得ず”、開幕日を遅らせたうえで東京ドームを出ることにした讀賣は、開幕戦を宇部で実施するという。
これは良いことだ!
言い方は悪いが、こんなときでなかったら、宇部の讀賣ファンが地元で開幕戦をライブで観戦できる機会など無い。
地方のファンのためにも、これは単純に(珍しく?)良い決断をしたものだ。

それにしてもセ・リーグのカッコ悪さはどうだ。
即断・即決で4月12日開幕等々を決したパ・リーグとの差は歴然。
そんな流れに埋没しているタイガースも情けないことこのうえなく……


史上稀に見るコミッショナー

2011年03月24日 | 野球
開幕強行セ戸際 省庁からダメ出し3連発で断崖絶壁(夕刊フジ) - goo ニュース


セ・リーグはどこまでナベツネのご機嫌を取ろうと言うのか。
讀賣球団がナベツネの言いなりなのは理解できるとして、長年ライバル球団として自他共に認めてきたタイガースまでもが唯々諾々と付き従っているのが情けない。
見識というものが無いのか?

コミッショナーも、管轄省庁に説明して理解を得られると本当に思っていたとしたら、見識の無さはとてもイイ歳をした大人とは思えない。
実際のところは、理解を得られると思っていたというよりは、「セ・リーグのオーナーが決めたことであって自分には関係ない、付き合わされてこの場に来ているだけ」と、完全に自分を消し去っていたということではないだろうか。
とにかく任期満了まで“死に体”を貫いて、退職金だか功労金だかを貰ってさっさと辞めようなどと考えながら、省庁の意見を右から左へ聞き流していたに違いない。

讀賣の滝鼻オーナーが「日程はお上が決めることではない!」とブチ切れたとの報道があるが、彼が怒るのも無理はない。
ナベツネに激しく叱責されるのは自分だからだ。
嗚呼、サラリーマンは辛いものである。

とにかく今回もまた、傀儡コミッショナーの醜態に不愉快な思いをさせられているが、この加藤良三という御仁も、人生の締めくくりに近い時期に、これまでの実績にとんだケチをつけたものだ。
しかしそれも身から出た錆として受け入れてもらうしかない。
それが史上稀に見るへっぴり腰コミッショナーの仕事なのだから。


情けない!

2011年03月23日 | 野球
阪神盟友・巨人に気兼ね「東西分離案」トーンダウン(夕刊フジ) - goo ニュース


何が「盟友・巨人に気兼ね」だ!
讀賣になんの気兼ねがいるというのか!?
タイガースは単独でコンテンツとして全国区の地位を勝ち取り、観客動員数でも讀賣の向こうを張ることができる西日本を代表する人気チームである。
讀賣に対抗して「パ・リーグと歩調を合わせるべきだ」と主張してしかるべきであったところを、何たる不甲斐無さか。
そう主張して紛糾したとして、世論をはじめとして誰もがタイガースに喝采を送ったに違いない。
にも関わらずフニャフニャと讀賣に同調し、挙句この期に及んでもなお及び腰とは、ファンとして情けない。
嗚呼、近鉄が残っていれば、今季の応援はそっちにシフトできたものを。

ふと気づいたが、自分のプロ野球に関する楽しみをことごとく阻害しているのは、あの老害KY野郎のナベツネだ。
怒髪天を突きそうだ…!