面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「ストップ!!ひばりくん!」

2010年03月15日 | 
買いました!ようやく本屋で見つけました!!
て、実はこのシリーズの「3」を買いに行ったのですが、「1」「2」を見たとたん、これは全巻買わなっ…!
と思ったわけで(と言いつつ実は肝心の「3」が売り切れていたこともあるわけで)。

家に帰ってまずは「1」をイッキに読んでしまいました。
なんちゅうか、「ひばりくん」達が自分と同年代になるマンガだったので、当時ハマったのは当然(「当然」というのは変か!?)のこと、今、改めて読んでみると、自分の高校時代の思い出がフラッシュバックしてきて、すごいコソバいような面映いような…
マンガそのものが「青春してるっ」という雰囲気全開に感じるのは、逆に自分がそれだけ歳とったからかなとか…

恥ずかしい言い回しながら、甘酸っぱい感覚が脳ミソの中に広がって、なんともいえない心地よさに包まれます♪
さぁ続いて「2」を読まないと!

でも早く「3」を見つけないと!!

学研のおばちゃん

2009年12月04日 | 
あの「学習」と「科学」も…今年度で休刊へ(読売新聞) - goo ニュース


確か小学2年生だったときの、ある日の学校からの帰り道。
おばちゃんが雑誌の試供品を子供たちに配っていた。
(曖昧な記憶だが、付録を配っていたのではないだろうか)
薄いプラスチックでできた、簡単な影絵のセットだったのだが、当時雑誌の付録と言えば紙でできたものばかりだったので、この“紙ではない付録”が珍しくてワクワクしたのを覚えている。
また、影絵といえば黒い影を壁に映すだけだったものが、色のついたプラスチックの人形に光を当てると、カラフルな(といっても人形は赤や黄の一色ものだったのだが)影絵が壁に映し出されて、新たな発見に興奮したものだった。

それが、「学研の『科学』」との、初めての出会いだった。
母親に頼んで「学習」もセットにして申し込んでもらい、それから毎月届けられるのを楽しみにしていた。
以来、学研の学習雑誌とは、高校卒業までだったか中学校までだったかは定かではないのだが、長い付き合いだった。

30余年前の小学生に、豊かな好奇心の種をまいてくれた学研のおばちゃんには感謝多謝。
時代の流れとはいえ、「科学」と「学習」の休刊には、やはり寂しさは否めない。

一時代の終焉でもあり…


「名前のない女たち-企画AV女優10人の人生」

2009年11月06日 | 
「満足度」というより「衝撃度」を5つ星付けたい本。

会社帰りによく行く本屋で、何の気なしに手に取った…というのは少々ウソで、大好きな“サブカルチャー”のコーナーで、多少のスケベ心から手に取ったもの。
一人目に登場するのがよく名前を知っていた結城杏奈だったのだが、そのタイトルが「ホームレス女」とあったことに興味をそそられ、立ち読みを始めたところが…
内容があまりにも衝撃的で止めることができなくなり、キリのいいところでレジへ向かって購入し、そのままカフェに突撃して読み進んだ。

AV女優とは、女性として極限の域にある仕事だと思うのだが、そんな過酷な仕事に臨む女性の内面とはどのようなものなのか。
スケベ心に基づくゲスな興味で読み始めたことに、罪悪感さえ感じるような、凄まじい告白が続く。
「感動」という言葉ではないものが胸を打つ一冊。