面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

日本シリーズ第5戦

2006年10月27日 | 野球
今日は紫亭京太郎氏のラジオ番組収録に立ち会っていて、試合経過さえチェックしないまま、結果も知らずに帰宅した。
テレビをつければちょうど報道ステーションがスポーツコーナー。
試合のハイライトが流れている画面をよく見ると、「日本ハム44年ぶり日本一」とあるではないか!
なんや!試合経過見る楽しみが半減したがな。

先発は大方の予想通り、日本ハム次代のエース・ダルビッシュとセ・リーグのエース川上憲伸。
両投手とも入魂の投球を展開したようだが、見事にダルが雪辱を晴らした結果となった。

某スポーツ紙に面白いジンクスの話が載っていた。
それは、山本昌は日本シリーズでは勝てない、というものだけではなかった。
過去4回の日本シリーズにおいて、中日の山本昌が負け投手になると、それ以降の試合は全敗して敗退してきたのだとか。
88年の西武戦、99年のダイエー戦は、いずれも1勝1敗のタイで向かえた3戦目に山本昌が先発して敗戦投手。
すると両年ともに4戦、5戦と落として日本一を逃している。
2年前の西武戦でも3勝2敗と王手をかけた6戦目に山本昌で敗れると、7戦目も負けて日本一を逃した。
このジンクスを消そうと、中日ナイン達は燃えたらしいのだが、結局今年もジンクスが生きてしまった。

なんにしても今年の日本シリーズは「SHINJOシリーズ」だった。
プロ野球人生の最後を地元での日本一で飾るなんて、水島新司でも描かないようなでき過ぎた話だ。
新庄自身も言っていたが、でき過ぎにも程があるというもの。
本当に明日からカラダに気をつけた方がいいだろう(笑)

いよいよこれで、今年のプロ野球は全公式日程を終了した。
本格的なオフシーズンの始まりである。
さあ、試合ではない、どんなドラマが待っているのだろう?