面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

つれづれに。

2009年02月28日 | よもやま
「どうせ」と「とりあえず」。
この二つの言葉には、とてつもなく大きな違いがある。

「どうせ」で始まる言動には、建設的だとか生産的といった前向きな方向性は見られない。
「とりあえず」で始まる言動には、何かが始まる、何がしかが産まれるといった、一歩でも半歩でも前進するものがある。
おのずと、その後に現れる効果、もたらされる結果には、大きな差が生じる。

人の発想は、大まかに分けてこのどちらかで始まる。
「どうせ」で始まりがちなときは、何かマイナス傾向に陥っているものだが、これをプラスに転じて「とりあえず」にもっていくキーワードがある。
それは「だけど」。
自分は大阪人なので「そやけど」なのだが、「どうせ」で始まる言葉にこれを続けると、「とりあえず」に落ち着きやすい。
「どうせアカンやろけど、とりあえずやってみよか。」てな具合。

住みにくい世の中、「とりあえず」そんなことから意識してみるのも、少しでも楽しく生きていくためのコツかも。

花粉症

2009年02月27日 | よもやま
いよいよ花粉症の季節到来。
本格化する直前の今、早めにいつもの薬を飲んどかなと、毎年この時期にだけ行く、天神橋筋商店街近くの薬局へ。

年にいっぺんしか行かないので、毎回場所が若干あやふや(苦笑)
しかし今年も無事にたどり着いて…あれ?
シャッターが降りてる。

しもた!もう閉まったかか…とよく見ると。
入口の上、店先の看板の字が裏返しになっている!?
え?店、たたんだ??
薬、どこで買お!?

結局

2009年02月26日 | ニュースから
人間社会はそんなに単純でない=竹中氏の理論を一蹴-与謝野財務相(時事通信) - goo ニュース


市場競争の末に富が一部に集中しても、そのおこぼれを貧困層も享受できる。
いかにも金持ち学者が飛びつきそうな理論だ。
単純な理屈というよりも、人の尊厳を蔑ろにする暴論ではないだろうか。
「おまいら貧乏人にも、ちょっとおすそ分けしてやるぞ」
という、人を見下しても何ら悪びれることのない、いかにも人を小バカにした話だと感じるのは、自分が貧乏人だからか?
アメリカをお得意先とした小泉・竹中・宮内・西川の売国カルテットの心の拠り所としては、とても心地よい理論だったことだけは確かではないだろうか。


google焦らずとも…

2009年02月25日 | ニュースから
焦ったグーグルの禁じ手に、ネット界から総スカン→即撤回(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース


日本ではシェア2位だかなんだか知らないが、世界で1位取ってるのだから、何も焦って墓穴を掘るような手を打たなくてもよかろうものを。
不勉強で申し訳ないが、日本法人の社長は日本人なのか?
首位をとらねばクビを切られるとの恐怖心から、功を焦ってしまったのだろうか。
まあ、どうでもエエっちゃ、どうでもエエ話だが。
(ほな書くな!)


アカデミー外国語映画賞「おくりびと」

2009年02月24日 | 映画
「おくりびと」に外国語映画賞 米アカデミー賞(朝日新聞) - goo ニュース


日本アカデミー賞10冠の勢いそのままに、「おくりびと」がアメリカでもアカデミー賞(外国語映画賞)を受賞した。
人類普遍のテーマである「死」を題材にした本作であるが、その「死」への接し方に、一種独特の精神性や、日本的な東洋の神秘を審査メンバーが感じて、ある種“ウケた”ところもあるのではないだろうか。
モックン演じる「納棺士」という職業が、「サムライ」「ニンジャ」「ゲイシャ」と並び称されるようになるかも!?
(そんなことはありますまい)

なんにせよ朗報である。


「餅屋問答」 by紫亭京太郎 in落語Kタイム

2009年02月23日 | 落語
2月23日(月)夜10時(翌朝10時再放送)
インターネットテレビ net channel KYO
「落語Kタイム」

今回は「餅屋問答」にて、ご機嫌を伺います。

仕事もせずブラブラしていた男に、禅寺の住職をあてがってやった餅屋のオヤッサン。
ある日様子を見にいくと、諸国行脚の修行僧が問答を挑んできたとのこと。
寺の住職に就かせたものの、アホで頼りない男ではとても対応できないということで、オヤッサンが亡くなった先代住職の袈裟衣を纏い、雲水の挑戦を受けて立つことに…

いつものように「ほほぉ、こんな噺もあるんや」と興味をもっていただき、プロの話芸へ手を伸ばしていただければ幸いです。
まずはごゆるりと、お付き合いくださいませ。

アクセスはこちらまで!

http://www.nc-kyo.com/

☆ ご覧の際に ☆
アクセスしてしばらく、何も映らない黒い画面が表示されることがありますが、しばらくすると音声と映像が流れますので、そのままお待ちください。

NHKスペシャル「うつ病治療・常識が変わる」

2009年02月23日 | よもやま
「NHKスペシャル」は好きでよく見る番組のひとつだが、今回も見応えがあった。

メンタルクリニックの開業にあたっては、必須資格や開業基準といったようなガイドラインが無いというのには驚き、精神科に専門医制度が無いという事実には愕然とした。
うつ病患者の急増が叫ばれている中、開業医が増えているという事実は理解できる。
しかし、その開業医に十分な専門知識や技量が備わっているとは限らない、「これは儲かる!」とばかりに病院を開設する医師もいるという戦慄の事実。

国を挙げて抗うつ薬中心の治療を改め、認知行動療法を取り入れたイギリスの取組は興味深い。
「心理療法センター」を設置し、心理士を置き、患者の精神的な問題点の根拠を探り当て、更にはその患者が持つ思考特性を患者に気づかせ、「別の見方」というものを患者自身に見つけさせるという。

自分にも、長年うつ症状に苦しみ、ほとんど職場に出られない状態が続いている知り合いがいる。
時間が経つにつれて薬も増え、会ったときには手がブルブルと振るえていた。
薬飲みすぎとちゃうか?と疑問を投げかけても、本人にそれを改めようという意思は観られない。
そして話を聞く度に思うのは、本人の考え方をちょっと変えれば、思い悩むこともないのに…ということ。
しかし本人にそれを伝えても、自分の考え方を変えることなどできないという拒否反応が返ってくるだけ。
もっと早くにこの番組に出てくるような、薬をしっかり調節しながら患者に対応する医師に出会い、そして認知行動療法を受けていれば、今ごろはすっかり改善されていただろうにと思うとやりきれない…

臨床心理士というのが国家資格でないことも初めて知った。
そのために臨床心理士による診療が保険の対象とならないため、日本では認知行動療法が普及しないことのネックのひとつになっているのだとか。
先のイギリスにおける「心理療法センター」の利用は無料だというのに…

「うつを心から治す」
番組の中で掲げられた言葉に、目からウロコが落ちた気がした。
「心の風邪」と呼ばれ、昔に比べればずいぶんと一般化したうつ病だが、心の病であるにも関わらず、いつ頃からか「薬で治る病気です」というコピーとともに、薬物治療にばかり注目が集まっていやしないか。
「心の病」であるはずが、病気の成り立ちについて、脳内における物質のやりとりという科学的な部分にスポットが当たり過ぎ、人の心=心理面からのアプローチがなおざりにされてきたのではないだろうか。

年々増加する一方の自殺者。
そしてその予備軍としてのうつ病患者。
「患者数100万人時代突入」などとマスコミが騒ぐが、ただセンセーショナルに言葉が上滑りしているだけで何も進まない日本の医療行政。
投薬と並行しての認知行動療法は、自殺直前者を背中から抱きかかえて連れ戻すことができる有効な手段であると確信する。

今回のNHKスペシャルは、救国のきっかけとなりうる番組であったと言っても過言ではない。
しかし、ひとりひとりを救うためには、いったい誰に見せるのが一番有効なのだろうか…


共働きであるならば…

2009年02月22日 | ニュースから
身勝手な働く母親として、身にしみる新たな罪の意識について――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース


非常に興味深く、面白く読んだ、イマドキな内容のコラム。
しかしひと通り読んでふと疑問に思ったことが。
筆者んは「共働き」ということのようであるが、夫のことが全く出てこない。
あくまでも自分自身の、「母親」としてのあり方について言及するばかりで、夫と共に夫婦で問題にあたろうという態度が見えないのは何故なんだろう?

子供のいない自分にとっては、窺い知れない部分も多々あることとは思うのだが…
バリバリ仕事をこなすキャリアウーマンとして、子供のことも私が!という気負いの表れかというのは穿ち過ぎだろうか。
子供についての問題は夫婦間の問題でもあるはず。
子供と一緒の時間をもち、子供の教育をしっかり指導するのは、ひとり妻だけが負うべきものではない。
子供と過ごす時間をもっと作ろうという考えを持つことは良いことだが、夫と相談するという発想を持たはった方が、自分の人生ももっとラクになるのではないのだろうか。


あれ?

2009年02月21日 | 野球
原監督“着”になるジャージー問題…大人の事情は大変(夕刊フジ) - goo ニュース


WBC日本代表と読売球団とでは、ユニフォーム提供メーカーが異なることから、原監督が球場以外で着るジャージが問題になっているという。
あれ?先のWBCでの王監督はどうだったのだろう?
そんな問題を聞いた覚えがないのは何故なんだろう??


さんまの缶コーヒーCM

2009年02月21日 | よもやま
ジョージアだったか、最近ちょいちょい見かける、さんまの缶コーヒーのテレビCM。
さんまの“老いぶり”が見えて、基本的には実はあまり好ましく思ってない作品なんだが、人生についての肯定感には共感。

人生、悪いもんではない。
どころか、トータルプラスなシヤワセに恵まれていて♪
ありがたいことである。

※ヘンな宗教ではないので念のため(^_^;)