ソチ五輪で日本人最年少メダル (2014-02.12.)
ソチ冬季五輪ハーフ・パイプ(HP)で11日初のメダリストが誕生した。平野歩夢(15)銀メダル・平岡卓(18)銅メダルである。2人共10代と言う若さで、中学生と高校生である。
二人は夫々、93,50点と、92.25点と言う高得点で両名とも10代であるから、次のオリンピックも期待の持てる選手である。
中でも平野選手は新潟県村上市の中学3年生で、練習には隣村の山形県小国町の「横根スキー場」に通い練習を重ね、得意技は高さ6メートルを超える大ジャンプであると言う。
彼をして、世界一流の選手に仕立てたのは、此の横根スキー場でハーフパイプコースを経営する父、英功さん(42)に勧められ、スノーボードを始めたからだ。練習環境の良さから車で片道50分かかる横根スキー場に通い週末は午前10時~午後5時の営業時間まで練習を続けていたと言う。
横根スキー場で25年前から勤務する従業員で高橋さんと言う方は、「最初は自分より下手だったけれど、あっという間に追い抜かれた」と言い、小学4年頃には周囲のどの選手よりもコースから高々と飛び上がる姿を見て「この子は天才だ、五輪にも行けるかも」と思ったと言う。
スキー場のパイプ幅は15メートル、海外の大会で使われているものより約4メートル狭い「その分飛ぶのは忙しいが、大きなパイプに対応できるテクニックを磨くことが出来たと思う」と高橋さんは話している。
日々のコース整備は平野選手の意見を取り入れ特にパイプの端の「リップ」と呼ばれる部分の角度は1度も違わない様に気を使い夜遅くまで整備した。
2年前に完成させた「クオーター」と呼ばれるジャンプの練習のため5メーターの雪壁も作った。そこで完成させたのが平野選手の得意技で、体の軸をずらしながら横に3回転、縦に2回転する「ダブルコーク180」と言う大技だ。
3日の東京都内であった壮行会で、「五輪は夢の舞台。やっぱり足が震える」と中学生らしい素直な思いを口にしていた。そして堂々の銀メタルである。
(えびなたろう)
ソチ冬季五輪ハーフ・パイプ(HP)で11日初のメダリストが誕生した。平野歩夢(15)銀メダル・平岡卓(18)銅メダルである。2人共10代と言う若さで、中学生と高校生である。
二人は夫々、93,50点と、92.25点と言う高得点で両名とも10代であるから、次のオリンピックも期待の持てる選手である。
中でも平野選手は新潟県村上市の中学3年生で、練習には隣村の山形県小国町の「横根スキー場」に通い練習を重ね、得意技は高さ6メートルを超える大ジャンプであると言う。
彼をして、世界一流の選手に仕立てたのは、此の横根スキー場でハーフパイプコースを経営する父、英功さん(42)に勧められ、スノーボードを始めたからだ。練習環境の良さから車で片道50分かかる横根スキー場に通い週末は午前10時~午後5時の営業時間まで練習を続けていたと言う。
横根スキー場で25年前から勤務する従業員で高橋さんと言う方は、「最初は自分より下手だったけれど、あっという間に追い抜かれた」と言い、小学4年頃には周囲のどの選手よりもコースから高々と飛び上がる姿を見て「この子は天才だ、五輪にも行けるかも」と思ったと言う。
スキー場のパイプ幅は15メートル、海外の大会で使われているものより約4メートル狭い「その分飛ぶのは忙しいが、大きなパイプに対応できるテクニックを磨くことが出来たと思う」と高橋さんは話している。
日々のコース整備は平野選手の意見を取り入れ特にパイプの端の「リップ」と呼ばれる部分の角度は1度も違わない様に気を使い夜遅くまで整備した。
2年前に完成させた「クオーター」と呼ばれるジャンプの練習のため5メーターの雪壁も作った。そこで完成させたのが平野選手の得意技で、体の軸をずらしながら横に3回転、縦に2回転する「ダブルコーク180」と言う大技だ。
3日の東京都内であった壮行会で、「五輪は夢の舞台。やっぱり足が震える」と中学生らしい素直な思いを口にしていた。そして堂々の銀メタルである。
(えびなたろう)
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