きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

誰か就職口を世話してあげてほしい 

2011-01-22 11:54:11 | Weblog
誰か就職口を世話してあげてほしい     (011.01.22.)

尖閣諸島沖での中国漁船の衝突事件で、海上保安庁の保安官、一色正春氏(44)は国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検され、その、処分の行方が危ぶまれていた。

昨年9月7日に中国の漁船が尖閣諸島付近で、操業を続け海上保安庁の警告を無視し、巡視船に衝突を仕掛け、公務執行妨害容疑で、その船長を逮捕したが、中国側から強い釈放の要求があり、政府も国交の正常化を優先的に考え、起訴猶予のまま釈放した。

それで、事が治まるかと思いきや、中国からは、色んな外交上の難癖を突きつけられ、計画されていた両国の友好イベントの中止をはじめ、日本に取って無くては成らないレアーメタルの輸出も止められ、また、日本人商社マンの逮捕、更に事件の賠償金まで請求されると言う一方的な要求に非常に驚いたのである。

と言うのも、漁船の船長を釈放してから急に硬化したのは、恐らく漁船の船長からの一方的な訴えが、恐らく中国政府を強行にさせたと思われる。

と言うのは、中国の政府の公式発表では、「逃げ回る、中国漁船を日本の巡視船は追いかけ、ぶつけて来た」と言っている。
しかし、日本では、前原大臣が「向こうからぶつけて来た物で、公務執行妨害である」と言っており、どちらが正しい訴えかが争点になったのである。日本には真実を明らかにするビデオ映像が取ってあった事から、ビデオの公開を求める声が多かったが、政府は中々公開しようとしなかったのである。

此れも、中国の心情に配慮して、公開をしなかったもので、このままでは、明らかに日本の巡視船が悪者にされてしまうのは当然である。

一色保安官は、国を守る、保安官として、日常の海上保安業務の大変さが、国民に隠蔽されてしまうばかりか、逆に悪者にされる事に我慢が出来ず、国民に真実を知ってもらいたいと、たまたま、映像が保安官であれば誰でも簡単に見れる事からユーチューブを使って、近くのビデオ喫茶から流したものであったのです。

しかし、この映像を見た国民は、明らかに中国漁船からぶつけてきたものが確認され、中国国内でも、「此れでは中国側がぶつけているではないか」と中国の公式発表と全く逆の状態が明確になり、全世界の人々に、中国の横暴な行為が証明されたのである。
今回検察庁が取った措置は、両方とも「起訴猶予」の措置にしたが、ビデオを公開しない政府の取った措置は明らかに失態であると言わざるを得ない。

失態の張本人は、仙谷官房長官であるから、辞任は当然であるが、一方の保安官は、起訴は猶予になったが、保安官は懲戒免職され、小さな子どもや家族を抱えていまだに、就職口も無いという状態である。

国を思い、保安官業務に誇りを持った一保安官の、犠牲的な行為に、誰か就職口ぐらいを探してあげて欲しいと思います。インターネットを使って皆さんに訴えたいと思います。
(えびなたろう)


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