きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

国民感情を無視した政治は完敗する!

2010-04-30 10:21:48 | Weblog
国民感情を無視した政治は完敗する!        (010.04.30)

民主党にとって、小沢氏の政治献金疑惑は、民主党の未来に大きな混乱を来たす要因になってきている。
28日29日の共同通信の世論調査によると、小沢氏の辞任について、83.8%が賛成している。この数字は理屈ではない、政治家が政治に対する倫理観が問われているもので、過去自民党政権下で、どれだけ多くの政治資金問題で不祥事を起こしているか。

其のつど、規制を強化したり、政治資金制度をつくったり、献金の経路も細かく制限をしてきたが、それに対して、抜け道に付いてもまた、いろんな手を考え出し、留まるところを知らない問題になっている。

今度こそ、企業献金の完全禁止が叫ばれているが、これには再び反対する意見も出てきて、政治家の金に関わる問題は、常にグレーな状態で、曖昧にしておく事に話し会われてしまう傾向がある。

小沢氏は過去、若くして自民党の幹事長に就任した経験から、業界には顔が広く、適当に政権与党時代の権力をちらつかせて、多額の金を集めていた事は、国民周知の事である。

政治資金を使った、不動産の売買、民主党が政権与党になったら、陳情・請願窓口を幹事長室一本に纏めた事、等々、やる事が、依然として昔の自民党時代を踏襲し、業界に対して圧力を誇示するやり方に、国民は批判的な目で見ている。

今回の「陸山会」による不正問題も、法律上はハッキリと“黒”とは判定できないから不起訴にした地検の判断を、国民目線で検察審査会が「不起訴不相当」と言う決議を全員一致で決めた事が、世論調査の83.8%の辞任賛成に現れているのである。国民は完全に小沢氏を疑っている。

小沢氏が、やめない限り、民主党の将来はありません。これだけ国民が小沢氏の辞任に関心を持つのも、国の将来を民主党に期待していたからで、「事業仕分け」にしても、「無駄の排除」にしても自民党では全く期待が持てないからで、そのために民主党を批判する人の殆どが「無所属」の立場に変化している。

あと3ヶ月で参議院選挙が始まるが、今後の3ヶ月は国の将来を占う生みの苦しみの様な3ヶ月になるのでは無いでしょうか。
(えびなたろう)


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