きまぐれ発言

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中国、習政権の船出!

2013-03-15 11:50:06 | Weblog
中国、習政権の船出!      (2013-03.15.)

昨日(14日)、中国全国人民代表大会で習金平共産党総書記が今迄の胡錦濤に変わって国家主席に選任された。今後2期10年、最高指導者として中国の舵取りを担う事に決まった。

習氏の政治路線は、改革開放政策を提唱していた小平氏に共鳴し「改革・開放路線は正しかった。今後もこの路線を堅持しつつ、新たな開拓をする」と強調している。しかし北京の改革派の知識人からは保守的傾向を指摘する声もある。

各国からは習氏に対する見方もまちまちで、温厚な性格は、「太子党」出身であることが象徴的であるが、今後の中国の前途は、多難な問題が山積しており、此れを乗り切る事が出来る性格を備えているかどうかは全く未知の事である。

胡錦濤時代の10年は「中国のスーパー時代」と言われるほどにGDPは世界第2位、高速道路線延長、冷蔵庫保有台数、電力消費量は、3倍に成長、等々であるが、其の反面負の遺産も残され、大気汚染の問題、水質汚染も飲み水の確保も出来ない問題等々、国家の体制おも揺るがす重大問題が控えている。

習指導部はこれ等の問題を、真摯に受け止め、ただ単に、「強国」主義だけを強めて対外強硬姿勢を続けるならば、国民の不満は増大し、対外交面からも孤立してしまう事の成るのではないでしょうか。

願わくば、習政権時代に米国と手を結び、平和主義を協調する姿勢に転換すれば、日本も人的、技術的に、大いに提供できる場が広がり、アジアから世界平和の目が、芽生える世の中に成るのではないでしょうか。
(えびなたろう)


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