きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

ニュージーランド地震の被害

2011-02-25 09:49:47 | Weblog
ニュージーランド地震の被害       (011.02.25.)

ニュージーランド・クライストチャーチ付近で22日発生した地震はMG6,3で揺れの大きさは阪神・神戸地震並みと言うことである。

多くの若い日本人が、語学等の留学の為に留学するところで、特に市内の語学学校「キングス・エヂュケーション」が入っているCTVビルの倒壊が酷く、100人以上被災者が、瓦礫の下敷きになっていると言う事です。

現地では、相次ぐ余震と降雨のため、捜索や、救出にも危険を伴い救助活動も難航していると言う事で、日本からも早速国際緊急救助隊が送られ、今朝までに47人の遺体が発見されたと言う事です。

遺体の状態からは、身元の鑑定も難しく、日本人が含まれているかも不明であると言われ、現地の警察では、DNA鑑定によって身元の判断を行うと言われている。

倒壊現場では依然、120人近くの人が閉じ込められており、24日午後も日本からの救助隊の活躍等で、此れまでに死者98人、行方不明者226人(内日本人は29名)が発表されている。

留学の志に燃えた若い人達が、地震の災害にあわれた事は、真にいたわしい事であるが、瓦礫の下敷きになっても、通常72時間以内であれば生存救出が可能と言うことであるから、何とか、一人でも多くの人が救出される事を祈りたいと思います。

ニュージーランドのクライストチャーチ市は「ガーデンシティ」と呼ばれ風光明媚な、古い都市として有名である。

1856年英国王の勅許状により公式にクライストチャーチ市が発足したと言う。開発に携わった「カンタベリー協会」の多くの人達が、英国オックスフォード大学のクライストチャーチ・カレッジ出身者であった事が、市の名称の由来になっている。

従って、イギリス的な街並みが多く「イギリス国外で最もイギリスらしいまち」とも言われ、訪れる観光客も多いそうである。

また、地震工学に付いても、当時はイギリスの先進的な学問が取り入れられ、今でこそ日本が地震に対する、先進国と言われているが、当時は最先端技術はクライストチャーチ市が先駆者であったそうです。
 
しかし、それ以後、地震の体験が少ない事が、地震に対する備えが疎かになっていたのではないでしょうか。
(えびなたろう)