相撲の八百長携帯メールから発覚

相撲の八百長携帯メールから発覚　　　　　　（011.02.03.）

野球賭博による相撲界の問題がやっと一段落して、出直しを誓った矢先に今度は十両力士の間で、八百長相撲による勝ち星の売買や、取り組みの手順など八百長をうかがわせる携帯メールのやり取りがあった事が、文部科学省の取材で発覚したようである。

メールに記載された力士から、幕内が4人、十両が4人、幕下が3人、その後引退した親方が2人、昨年3月～6月までに50回以上のメールのやり取りがあり相撲協会は昨日臨時の理事会を開き、関連者12人の事情調査を行った。

夫々、目下否認はしているとは言っていても、メールの記録から、取り組みの手順を「立会いは強く当たって、後は流れ出お願いします」「了解致しました、では流れで少しは踏ん張るよ」など明らかに八百長の疑いを示す、記録が残っている。また、」陥落の恐れのある力士は負け越しを恐れて、勝ち星を売買した可能性を示す文章も残っており、文化相は徹底した調査をするよう協会に指示をした。

八百長相撲に対しては、取り締まる法律こそありませんが、力のぶつかり合いによる、真剣勝負の行方が観客の気持ちを凪ぐませるもので、裏で、八百長取引が会ったという事では、観客への裏切り行為に他なりません。
相撲と言う日本の国技に大きな汚点を残すもので、断じて許しがたいものであります。

相撲協会の放駒理事長は早速外部委員による特別調査委員会を設置し、徹底解明を約束しました。そしてその処置に対しても、国民の期待が大きいだけに、二度と起こさない様、力士共々、新たな改革の気持ちで望んでもらいたいと思います。
（えびなたろう）