きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

混乱状態続く菅政権

2011-02-01 12:27:54 | Weblog
混乱状態続く菅政権      (011.02.01.)

今年に入って国会の運営は、菅政権の施政方針で、「新しい日本の開国」と言う表題を掲げ、大きな柱として「環太平洋パートナーシップ(TTP)への参加、」・「税と社会制度改革の一体化、」・「クリーンな政治の確立」を唱えスタートした。
しかし、問題は「ねじれ国会」となり、野党側が遣る事なす事に反対し、難癖を付け協議に応じる姿勢を示さず、抵抗を示している。

与党は、何とか協議の場へと低姿勢で、望み、妥協の余地を示しながらも話し合いに持ち込みたいと思っているが、野党は、この期に政権奪取を図ろうと、国会協議の初日から、開会出来ない状態を示している。

其の上、更に昨日小沢氏の政治資金問題による強制起訴が行われた。とのニュースが入り民主党内には更なる混乱となり、小沢派の人達は、小沢氏を庇う動きに走り、菅執行部を非難すると言う、菅政権に取っては、党内に二つ、党外も二つの問題を抱えての船出である。

6月までには、掲げた問題処理の、一定の指針を示せる様にと言う事であるが、此の侭では、出来るかどうかも危ぶまれる所である。

中でも自民党の反対行動の目的は、菅内閣を潰し、政権の取り返しが目的であるから、妥協の余地は殆ど有りません。
更に、党内の小沢派は小沢総理の実現ですから、党内では「挙党一致」と言っても菅総理の足を引っ張っている行動に出ている。

普通の政治家なら、自分から辞任するなり離党するのが普通であるが、小沢氏は「悪い事はしていない」と言い張り、徹底抗戦の構えである。

いまや、「小沢氏」は党の「疫病神」である。彼の居るところ全てが破壊されてきた事を思えば、民主党が存続するかどうかは小沢氏の党籍「離党か」「党に残るか」によってきまるのでは無いでしょうか。

このような混乱を世界に晒している日本、外国人は見て、「日本人は自分の国をどの様にしたいのかをはっきり示せない3流民族である」と思っているでしょう。
恥ずかしい限りだ。
(えびなたろう)