きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

民主党の体たらくには!

2011-02-09 10:20:53 | Weblog
民主党の体たらくには!      (011.02.09.)

今朝の毎日新聞で、日航の稲盛和夫氏が「民主党の体たらくに落胆」と言う記事が出ていた。
私も、民主党には、長らく続いた、自民党一党支配が、どうにも鼻に付いて嫌になり、何とか殻を脱却し、新しい時代に即した日本の姿を夢見て、「政権交代」を民主党応援に力を注いで来たが、出直しを宣言して、スタートした菅総理を「我慢し」、「辛抱」をして、支えてきたが、党内問題、国内問題、外交問題、等々期待したリーダーシップが発揮出来ない人である事が、だんだん明確になってきた。

結局決断力が無い、と言う事に成るのかもしれない。決断力を裏付けるものは、一本筋の通った考えの基に、強力な意志の持ち主で無いと、出来ない事である。菅氏の行動は、自分の行動を、常に第3者的な立場から眺めて、自分の振る舞いを飾って見せている傾向がある。何を決めるにも、誰かと相談しないと決められない、其れは自分にチャンとした考えが無いからで、フラフラしており、スカッと決断するリーダーとしての魅力に欠けている。「魅力とは、理屈ではない、何か人を引き付ける力の事である」。

会社の人材でも、「社長タイプ」と「専務タイプ」と言うのがある。女房タイプでは素晴らしい働きをするが、社長には向かないと言う人がいる。菅氏は其の部類に属している人かも知れない、だから官房長官を遣っていた、仙谷氏のほうが、「仙谷総理大臣」と呼ばれていたのも其の為かも知れない。

従って、菅さんの下に付く、「岡田幹事長」や「前原外務大臣」は欲求不満の様にも見える。日露外交を託して置きながら、メドベージェフ大統領の国後訪問に「許しがたい暴挙」と発言した事は、将に彼の欠陥を暴露している発言である。
発言した会合の環境では、格好の良い会場受けする場所であったのかも知れないが、一国の総理と言う立場を考えていない浅はかな人であると言わざるを得ない。

短期間で変わる日本の総理には、私も抵抗を感ずるが、「我慢をし」「辛抱」を重ねても何一つ解決できない人では、稲盛さんでなくても落胆せざるをえないのではないでしょうか。
困った事にそれに変わるべき政党にも誰も人材が居ない事が悩みの種である。
(えびなたろう)