きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

麻生政権で09年度の予算原案が

2008-12-21 12:05:24 | Weblog
麻生政権で09年度の予算原案が        (008.12.21.)

本来なれば国民から信任を得た内閣の下で、09年度の予算案が出される事に国民は期待していたが、与党が選挙に対する人気の低下から、解散に踏み出せないで居る。

福田政権の後を受けた麻生内閣も世界的経済不況を口実に「選挙どころではない」との理由で居座りを続けている。

その麻生内閣も支持率20%を切る状況の中では、ヤケクソに近い経済政策を撃たない限り挽回の余地なしというところのようだ。

今回の予算原案は、総額88兆5500億円で昨年予算を5.5兆円も上回る過去最大に膨らました予算である。深刻な景気対策の為だというものの、今までのシリングによる努力した赤字抑制策は、何処かに行ってしまい、赤字国債も33兆円を超える国債発行をする計画である。

また、あれだけ埋蔵金など在りませんと言ってきた、特別会計から「へそくり」の様に積み立ててきた埋蔵金から8.4兆円も使われると言うことである。

国民には知らされないところで作ってきていた裏金の存在に付いても、財政投融資特会や外為資金特会等々の積み立て金が相当隠されているようである。従ってこれ等についても徹底した調査が必要である。

一般会計に比して特別会計の分野は桁違いに多額で、その内容に付いてはベールに隠され、全くオープンにされていない。

国民から見れば、金が無い増税だと言うのなら、先ず無駄をなくす政策を執ることが先決で、その辺の改革は何も手を付けていないところが、全く理解できないところである。

麻生総理の取り組みは、道路特定財源の一般財源化も、支出の無駄ゼロの取り組みも、官僚の言いなりだから、昔の自民党に逆戻りし、公共工事や、地方のばら撒きも選挙目当てだけの政策としか見えてこない。

いまや自民党内は、規制を厳しくして、相当なプレッシャーが党員に掛けられて居る「離党する者には、刺客を送る」と言われれば、党員はみな震えあがっているようだ。

麻生総理の暴走を止める手立ては、自民党の分裂しか無いのではないでしょうか。
(えびなたろう)